以前のエントリーで紹介した『QXエディタ』、実は縦書きもオッケイだったりするのです。シナリオなんかを書くときに便利な、箇条書き機能や段がけ機能も標準装備されていて、作家やシナリオライターにもファンが多いとか(伝聞系)。
というものの『QXエディタ』を使い始めてこのかた、縦書き機能ってマトモに利用したことがなかったんですね。だってキモチ悪いですよ、これ。入力デバイスが横方向の配列なのに、出力される文字が縦に並ぶなんて。
と、昨日の今ごろまで思っていたんですが、改心ついでに意を決して(←大仰な!)縦書きに挑戦してみました。書いた原稿は「歯切れ良さ」が求められる『プロジェクトX』風の内容です。あ、ガゾーはサンプルね。
意を決する前
意を決した後
カーソル移動時に若干戸惑ったものの、1時間ほどですんなりなじんだじゃないですか! フォントを明朝系にして、サイズや行間をゆったりさせたのもよかったのかもしんない。ひょっとしたら、今までよりもサクサク原稿書きが進んだんじゃないか?ってくらい。
すっかり気をよくして、書く原稿のテイストで縦書き/横書きを切り替えることに決めたのでした。ついでに、一発で切り替えができるマクロ集『こべんたマクロ』も作ってみたりしたのでした。
きわめて個人的なニーズによって作ったマクロ集ですが、よろしければどうぞお使いくださいまし。
『こべんたマクロ』for QXエディタ
[マクロでできること]
- 文書幅設定
- 1行あたりの折り返し桁数をダイアログ一つで設定
- 編集中の文書ウインドウをすべて最小化
- 編集中の全ウインドウ(カレント,バックグラウンド)を一気に最小化
- 選択範囲の行数計算
- 選択範囲の行数を〈折り返しで1行〉としてステータスラインに表示
- 縦/横書き編集の切り替え
- 縦/横書き編集を [書式設定] メニューを使わずに切り替え
- フォントの切り替え
- 2種類のフォントを [書式設定] メニューを使わずに切り替え
ダウンロード(kobenta.lzh 1481Bytes)
追記(2004/12/06)
「縦/横書き編集の切り替え」は ModeTateYoko という機能をショートカットなどに割り当てれば一発オッケイなんですが、切り替え時に文字間を伸縮させたかったのでマクロに組み込んでおります。
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