ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催中の『和田誠のグラフィックデザイン』。会場でキャプションを読んでいたら、こんな文面にあたりました。
1990年にかつしかシンフォニーヒルズが開館しました。ここには二つの劇場があり、両方のポスターをすべて手がけました。葛飾区は別の場所にもうひとつの劇場を建てて、そこのポスターも依頼されたので、すいぶん忙しかったです。
しかし、公共施設も時代の波をかぶります。自主公演が少なくなる上に担当者の移動があります。次に担当した人が公演やポスター制作などの文化活動に思い入れが強いとは限りません。ぼくが忙しかったのは、やはり10年ほどでした。
一流のクリエイターであっても同じような歯がゆさを感じてる、という話。
author : カウベルてつこれであなたも“牛通”に! 世界の「牛ニュース」(β版)
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