某式典の取材から帰ってきたテツ氏。
帰宅してから寝るまで、ずずずずっと「クール・ビズ」の話でひとり盛り上がっておりました。
なんでも、式典に出席していたお役所の人たちの、そのクールぶりが落胆ものだったと。
彼に言わせると、「女房に逃げられたおっさん」がたくさんいたそうです。
おそらく、そのおっさんたちは「ノーネクタイで、シャツのボタンを一個開ければ、クール・ビズ」だと思っているのでしょう。昨日まで、公の場でノーネクタイだなんてケシカラン!という服飾の価値観で生きてきたオヤジさんたち。はい、今日からコレね、と言われても、ノーネクタイが環境保全に繋がるとエコロジーの旗を振りかざされても、困っちゃうとお察しします。そう思うとホリエモンってクール・ビズ先取りしてたん?
とりあえず今まで着ていたジャケットに、今まで着ていたYシャツを合わせ、ボタンを外す。一歩間違えれば、だらしなさを強調するスタイル。その様相が「女房に逃げられた」ぶりを思わせるのです。だからといって、働き盛りのオヤジさんたちは、家庭に子どもに金がかかるお年頃。だるやま西武(@福井弁)で新調する金もないし、女房に相談もできないし、という現実。私的には、国に振り回されてオヤジさんたち大変だなあ、と少し同情。そもそもノーネクタイだけで夏場は涼しいのか、という疑問が浮かびます。
「クール・ビズでネクタイが売れなくなると不安になった織物問屋が、清涼感あるネクタイを開発だって!」と新聞のこまーい記事をみつけて、嬉しそうに報告してくれるテツ氏。って、あなた、クール・ビズと無縁のスタイルじゃないの、なぜそこまでに興奮するのか…。
ま、これをきっかけに、お洒落に目覚めるオヤジが増えることを祈ってます。とりあえず、『LEON』買っておけよ。夏場にちょいモテ狙いで。
author : かうべるりここれであなたも“牛通”に! 世界の「牛ニュース」(β版)
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こないだテレビで国会中継をうっかりつけて
クールビズな人たちを見かけてしまった。
その時…「びんぼくさいなー」
と思ってしまったのですよ。
東京の政治家さんでさえそうなのだから福井のエライさんはなおさらだろうよ、田舎だし。
しかし、「女房に逃げられたおっさん」…いい表現だ。
posted by: かー : Jun 5, 2005 23:59伊勢丹→福助→IYG生活デザイン研究所……の
藤巻幸夫氏が、6/4付朝日新聞『be』で
気持ちいいくらいスパッとした答えを出してますな。
「女房に逃げられたように見せない」シャツ選びを。
http://www.be.asahi.com/20050604/W14/0025.html
とりあえず、ボタンダウンか開襟買えオラオラオラ!ということらしい。
posted by: カウベルてつ : Jun 6, 2005 00:14せめてこじゃれたスタンドカラーにでもしましょうよ。
(職場では、緑無地のスタンドカラーを派手すぎ!と注意されましたが・・・)
いいかげんカジュアルフライデーでもしたらいいのにねぇ。
(飲み屋のねーちゃんルックが多いと苦情があったのでやめたらしいけど→県庁所在市役所は)
ボタンダウンのシャツなのに、一番上のボタンまできっちり留めて公に出てしまった某県知事。シャツは第二ボタンまで外す、が「ちょいモテおやじ」の第一歩らしいですよ(by LEON)。って、第二ボタンまで外しちゃ、もっともっと「逃げられたぶり」が増してしまうような。
>だいちゃんさん
おされをしたのに、注意されてしまったのですね。懲りずに突っ走って下さいよ、結局作業着が一番!ってことにならないように。しかしお水のねーちゃん呼ばわりはひどいなあ。もっと時代についていけよ、おやくにんさま。
う~む。
ちょいモテおやじ狙いは、貧弱(or貧祖)な体つきだとちと見苦しいよね。
っても、気合い入りすぎてる人も怖いですが…。
最近、資料で20代後半~の男性ファッション誌を探していて久々に「男性ファッション誌」の棚を巡ったのですが、「モテたい願望強すぎオヤジ」向け雑誌の躍進ぶりにはマジで目を見張りましたっ!!
で、なんかもー「団塊ジュニア世代(つー切り方もアレですけど)向けは??」と探したら、創刊号でこんなキャッチコピーのを発見。
「小僧以上、オヤジ未満のスタイルマガジン」
ウェブサイトないんですが、詳伝社からでてるやつ。季刊みたいですけど、結構いい感じでしたよぉ。