ご近所さんに「最近怒りすぎ」と言われてるのを後目に、まだまだ続くよ怒りの鉄拳シリ~ズ! 今日の素材はこちら。平原綾香の『言葉にできない』(アルバム『From To』収録)で~す。
リリースにこと寄せて平原嬢、昨日の『TOKIO HOT 100』でたしかこんなことを言ってました。「唄う上でイメージしたのは少年、それも声変わりするかしないかの男の子のつぶやきなんです。だから、サビのところでちょっと声をかすれさせたりとか、そんな仕掛けもしたりして」とかなんとか、なんかそういった趣旨だったような。
そりゃ~違うだろうよおみゃあさんよぅ~
『言葉にできない』って、本質的にはフラれてメソメソしてる三十男の心象風景(=発表当時の小田和正の年齢より推測)を言葉巧みに(!)描いた曲とちゃいますの? 「命つきるように愛が終わった」とか、チョロチョロともフサフサともつかない男子がそんな達観したこと言っちゃ、ねえ……まあ、彼女なりの解釈なので全否定はしないにしても、リアル世代としては違和感のあるコメントでしたわ。
とか書いたものの、それでも平原嬢の解釈はいい方なんですよ。曲の世界観を俯瞰した上での言葉だと思うので。それより、もうどうしようもなかったのが、不当不払いのあの保険会社。過去の話ながら、『言葉にできない』を起用したあのCMはかなりいかがなものかと。恣意的にサビを解釈して、ヒューマンでハートウォーミングなシリーズ作っちゃってからに。フラれてメソメソな曲なのに。曲の本質を全然くみとってないですよあれじゃ。
この例にもれず、最近のCMってほんと、音楽を軽視しすぎ。なんでクルマでノーランズ? つーかそれ、チューハイのCMでも使われてたやん。まあ、広告業界と音楽業界が〈結託の多重構造〉で成り立ってるからしょうがないんだけどな。諦観。
……で話を戻して。くだんの曲のオリジナルが収録されてんのはこれ↓
タイトルのとおり〈メソメソソング〉全開ながら、Off Courseの作品では一位二位を争う名盤と信じております。『We are』とセットで、ぜひ。
author : カウベルてつこれであなたも“牛通”に! 世界の「牛ニュース」(β版)
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つかみのいいネタ、策謀的と分かりながらのっちゃいます。よめはんがかまってくれないのならなおさら。
我々世代には仰るとおりWe areとoverは彼らの名盤双璧です。We are over読み解かせて解散に至ったという、現代の広告代理店のサシガネのような手口も当時は話題に。
個人的には中二の冬にこたつで勉強しながら聴いていたoverです。特にA面
A面、シビれますねえ。
個人的に「アルバムにオーバーチュアは必須だろ」と
思ってる派なので、その点でもこのアルバムはお気に入り。
Off Courseといえば、ジャケットのアートワークも
傑作揃いっすね。お気に入りは『We are』と『LIVE』。
あと『LIVE』と対になってる『I LOVE YOU』のシングル。
思えばあの頃から、シンプルなタイポグラフィに
惹かれる傾向があったのかもしれぬ。