第134回芥川賞受賞作『沖で待つ』目当てに買った、今売りの『文藝春秋』。
は? なんだこりゃ小学生の作文か?
徹底的に「~でした。」「~ました。」で攻めてくる独特の文体。うああ、つれえ。毎度のことながら辛口トーク炸裂の石原慎太郎の選評に、今回ばかりはかなり同意しつつ読み進めてたのですが、物語中盤に来て思わぬ展開が。
太っちゃんが低い声で、
「おまえさ、秘密ってある?」と言いました。
(中略)
「あのさ、一番やばいのはHDDだと思うのさ」
と、言ったのです。
「HDD?」
「ハードディスク。パソコンの」
「ああ、それやばい。私もやだ」
「だろ。もし死んだらどうするよ」
「そっか、死んだら人に見られちゃうんだ」
絲山秋子『沖で待つ』
やばいやばい、たしかにやばいよ。ほじられたらヤバいデータあるっていろいろ! あ~そこそこ、余計な詮索しないように~(笑)。図らずも「ぷ」って吹き出しちゃったじゃねえかリアルすぎて。有事に備えて、手際よくHDDをクラッシュしてくれる人材を確保しておいた方がいいよなあ。互いの合い鍵を交換した、主人公の及川さんと太っちゃん(二人は会社の同期)みたいにさ……と、身につまされたのでした。
まったく関係ないが、今月の『運命の人』はちょっと泣けた。というか、いつになったら終わるんだろうこの物語。単行本になったら一気読みしようと思ってるのに。
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今はもうなくなってしまいましたが、以前CXXP OFFに1台売却したときのこと。
”HDDは塩水につけて錆びさせてからドリルで穴開ける方法で処分しますがよろしいですか?”
といわれましたよ。
まぁ、作業前に吸い出されてしまっては元も子もないですが、自前でもできる作業としてはよいのではないでしょうか?
ブログに掲載しきれない強烈なネタがあるのかと思うと、詮索してみたくはなるのですが・・・