カウベル・コーポレーションのブログ COWBELLog

Mar 13, 2006

まったくいつまで久世サンの幻影に溺れてんだ6チャンも!

と毒づいてたくせにやっぱり視てしまった『寺内貫太郎一家』第1回+最終回。

これ、リアルタイムで視られなかったの、悔やまれるなあ。もちろん年齢的なものもあるんだけど(OA時に4歳だし俺)、それより何より、1970~80年代のTBSのプログラムをまったく体験できなかった境遇っていまだ尾を引いてますよ。〈30-35世代〉にとって、「ドラマのTBS」「報道のTBS」と言われたころの番組をリアルに体験できてないのって、かなりのディスアドバンテージ。〈6チャン文化〉で育った連中と、話かみあわねえかみあわねえ。『全員集合』も『飛べ!孫悟空』も『ぎんざNOW』も『ザ・チャンス!』も視てないわけでしょ。今ごろになって、こういう再放送やDVD、TBSチャンネルで追体験するしかないんだもんな。断片的にでも。


で、ドラマの感想を。
作品自体はテンポの緩い典型的な〈メシ食いドラマ〉だったんだけど、第1回と最終回を視ただけで十分に面白さを堪能しましたわ。30年前の番組なのに。スポンサーへのサービスカットやタイアップでズタズタにされてる、いったいどこ向いて番組作ってんだかわかんない今時のドラマを視るくらいなら、よっぽどこっちの方が「ドラマを視てる」って気になれる。しかも音楽は井上尭之大野克夫、デザインは横尾忠則でしょ。もう、その名前がオープニングでズラズラっと出てくるだけでシビれまくり。ドラマの世界観ブチ壊すようなタイアップ曲でお茶を濁す、なんてことは一切なし。100%ガチ。

なんかね、こんなドラマ、今も週に1~2本くらいレギュラーで流してもいいんじゃないか?って思いましたね。ええ、アナクロとでもなんとでも言ってくれていいですが。だって、コマーシャリズムに染まった今時のドラマなんて、もはや〈フィクション〉でもなんでもないんだもん。そもそも、ドラマといえるかどうかも怪しい。どうせフィクションをやるなら、むしろ日常生活とほとんど交錯してないような〈メシ食いドラマ〉まで突っ走ってくれた方が、エンタテインメントとして楽しめるんではないかと、こう思うわけですよ。


あ、だからといって『喰いタン』を肯定するわけじゃないのであしからず(笑)。

author : カウベルてつ
テツ編の実録オトコの3600秒 | Mar 13, 2006 23:43
 

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