長谷川巧おじさんの展覧会がギャラリーサライで開催されていました。
そしてそして恒例の「おじさん詩会」が開かれました。
おじさん詩会とは、おじさんと繋がりのある人たちが、「言葉」や「詩」に関する本を持ち寄って披露する集まりのことです。もう何回目になるんでしょうか。お目当ては、おじさんの奥様の手料理だったりするわけだったりして。
歓談が済んだら、ひとりずつ持ってきた詩を披露します。詩といっても、自作ではなく著名人のだったり、国語の教科書のものだったり、新聞の俳句欄だったり。なにしろ「言葉」がキーワードなので、なんでもありです。
ごちそうを前にカンパーイ!しかし!この後、指名制の詩会が始まるのです。なにげに緊張感漂うサライ内。
齢80を超えた詩人の方。かつてmojicafeでの詩会では、フランス語で謡ってくださった方です。感性がとっても若く、私の尊敬するおじいちゃんのひとりです。
お皿を見つめて、詩を詠む女性…というわけではありません。『森のオーブン』早川君のケイタリングに感動されている様子。
サライを詩と写真で埋めたおじさん。個展タイトルは『ただ遠い午後のetude(エチュード)』タイトルからして、やはり詩人だ。
某ラジオ局の看板アナウンサーの方の朗読を、生で聴ける、貴重な詩会。父を亡くした友人のために贈った詩、を披露してくれました。キーワードは「鱶」です。
「アリ・アリ・アリ…」と呪文のように唱える詩人。国語の教科書からの暗記を披露。
セオ教授も参戦。新聞の俳句やサラリーマン川柳を教えてくれました。皆に配るプリントまで用意してくれました。素晴らしい。
トリのおじさんの詩発表の前に、ノセさんのプチコンサート。シャンソンのようなものを勝手に作ってみた、というくだりが面白かったなあ。
極めつけは、やはり我らがよしこちゃん。「何にも用意してなーい」といいつつ、Tシャツにはしっかり「言葉」が!アピールの仕方が違うなー、感心しきりな私。
と、私が披露したのは下記3点。
1 ジェニー・ホルツァー『ことばの森で』
女性の現代美術作家。詩のようなもの、を電光掲示板に発表している作家です。豊田市美術館に所蔵有り。「JRスーパーひたち」の車内電光掲示板でも発表しています。有名なのは「PROTECT ME FROM WHAT I WANT(私を私の欲望から守ってください)」。
絵でもなく彫刻でもなく、単なる言葉(啓示的なものや、糾弾するものや、社会的メッセージともとれる内容)を電光掲示板に流すだけなんですが、作品と対峙する、自分と対峙する、ということを気づかせてくれた作家です。話すと長くなるので、テキスト読みたい人はカウベルまでどうぞ。
2 谷崎潤一郎 『春琴抄』(新潮文庫)
あらすじを紹介しただけです。私のバイブル、谷崎。新潮文庫の装丁のものしか気に入らないのです。目玉を針でちっくり刺すところにいい文章ないかなーと思ったんですが、春琴抄の文体自体が挑戦的なんで、無理でした。
3 言いまつがい
ほぼ日の有名書。これって、読み上げても面白さは伝わらず、ひとりでこっそり読んで大笑いする、もんなんですねえ。私のベストは「ギャング・オブ・アメリカ」(知りたい人は買ってください。損はしないよ)
これであなたも“牛通”に! 世界の「牛ニュース」(β版)
はじめまして。テツさんつながり(同級生)で拝見しました。楽しいブログですね。
おじさん詩会、すっごい興味あります~~。
感性がとぎ澄まされそうですね。。
mayuさま、こんにちは。
おじさん詩会は、心地よい緊張感に包まれますよ。大人になってから、詩を朗読する、しかも自分の好きな詩を披露する、こっぱずかしいのですが、なかなかできない体験です。初心者大歓迎なので、次回(たぶん、来年?)にご参加を。初対面ばっかりなので、恥ずかしがること無いですよ〜。
posted by: かうべるりこ : Jul 30, 2008 21:16