名画を集めた子ども向け美術絵本を息子に見せました。
「モナリザ」のページで、
「これ、何に見える?」と聞いたところ
「怖い絵やで、いや!」と顔をそむけます。
「どこが怖い、何で怖いの?」と聞くと
「鬼さんやもん」
ええっ、微笑のモナリザが鬼!どきどきする母。
「男の人、女の人、どっちなの?」と聞くと
「男の人でしょ!角あるよ!」と怒り気味の息子。
男の人!?角!?芸術学出身の私を、ルーブルで本物を見た私を、混乱の境地に陥れる息子。
以来、このページを開くたびに、怖い怖いといって、見ようとしません。初めは気まぐれで言っている感想だと思ったのですが、どうもそうではないらしい。
どうなる、ダヴィンチ・コードおおおお。
東京に行ったとき、息子がカゴメ「野菜の色」の駅貼り広告を見て、「野菜のお顔、同じだね(アルチンボンドのこと)」と指摘したのにも驚愕でした。
寝る前に、気軽に始めたABCの練習。適当に私が話しているだけで、そんなに興味持ってくれないだろうなあと思っていたのですが、なんのなんの、逆に毎晩付き合わされることに…。ABCの絵本を見ながら、文字を書け、ABCで始まる動物を描け、とオーダー。私には苦行の日々となりました…。
急に息子が「Aがあるよ!」と窓を指すので、何事!?と思って見ると、
カーテンのたれさがり方と窓枠との交差の仕方が「A」のように見える、というものでした。
車に乗っていたら「ここにBがあるよ」というので、何事?と振り向いたら、2つ繋がったカップホルダーが「B」のかたちに見える、というものでした。
しかし!突然息子はテツ氏の手をつないで
「おとうさん、ほら、エッチになったよ、エッチになったよ!」と叫ぶではありませんか。驚くテツ氏。「誰がエッチじゃー!?」
そ、それはね「ふたりがお互いに手をつなぐと H のかたちになるよ」と教えてあげたから…。英語の前に日本語がやばいな。
しかしもって
日常のかたちが、文字のかたちに見える、子どもの目。
大人の私には、もう手に入れることのできないものかも…、濁った目では見つけにくいものですもの。
とんでもないものがとんでもないものに見える感性って大事。
息子からクリエイティブのヒントをもらっています。
でぶちん!
と言われました。辱められました。大根足を引っ張られました。旦那に。
前後の文脈が無ければ、なんとも羞恥プレイ。
ここ半年、いろいろあって、20年ぶりぐらいな数値を、体重計で確認。嘘よ、誰か嘘って言って!
という姿態を日ごと見ている旦那から浴びせられた「でぶちん」という言葉。
日頃言われ慣れてないので、なんか可愛い響き♪と思ってしまうのです。
「でぶっちょ!」も可愛い。連発するともっと面白い。「でぶっちょ!でぶっちょ!」
丸々な姪に「でぶっちょ!」と言うと、「でぶっちょじゃないもん!」と本気で返答してきます。息子もしかり。どうも「でぶ」という言葉、自分をけなしている言葉だと、3歳児ながらに分かっているようです。誰が教えたわけではないのに。放つ言葉のニュアンスって伝わるんですねえ。
ちなみに反対語は「やせっぽち」。なんとも貧相な響きでしょう。20代、祖母に「あんたはなんてがりがりのやせっぽち」と言われさみしい気分になっていました。さらに祖母は「栄養失調の子みたいや」とも言い放つのであります。戦中を生き抜いてきたからか、言葉に現実味を感じます。今ならもう一度言われたい言葉になりつつあり…。涙)
ここにきて、でぶちん!と浴びせられる日々。ちょっと新鮮なのであります。
新鮮と感じるうちに、やせっぽちに戻らないと本当にまずい現実だったりします。
息子は「赤羽末吉」の絵が好き。
図書館で彼の絵を見つけると借りてと言って持ってきます。
返しても返しても何回も何回も借り直すので、「またか!」とちょっと呆れる私。買ってあげたいけれど、ここまでくると、お互いの意地です。
さて、この末吉さん、『スーホの白い馬』の絵を描いていた人、と言えば分かってもらえるかしら。末吉画の桃太郎もさることながら、なきたろうも素晴らしい出来。私的には『こぶじいさま』の「こぶ」をとっていく鬼のシーンと、『へそもち』の「へそ」をもっていく雷様のシーンが、「持っていったー!」という感じがありすぎて、たまらなく萌える。
『なきたろう』は、途中、ジーンときます。泣き虫坊やには言って聞かせたい話です。『へそもち』は、雷様がおへそをもっていく話。どちらも民話がベースなんでしょうが、昔話はいいなあ。
もう、ばら組さんだから、お兄ちゃんだね。
この絵本のように、おまわりさんになれるかな。
今度、桃太郎さんになって、鬼を退治しにいこうか?
飛行機のパイロットもいいね。
言うこと聞かないと、おおかみさんになっちゃうかもしれないよ
大きくなったら何になるの?
「僕はお兄ちゃんにならないし、おまわりさんにならないし、桃太郎はもうなったし、飛行機にも乗ったし、悪い子じゃないからおおかみさんにならないし、
(一息ついて)
大きくなったら、僕は僕になるの!もりかわかーくんでしょ、僕は!」
と怒られました。しかもこの会話になるたびに、この返答。
大きくなったら「自分は自分になる」と言う息子に「自分とは何か」を教えられました…。とても羨ましい発言です。
紅白の大福をいただきました。
息子が「はい、お母さんに」と言ってくれたのが紅い大福。息子は白い大福を手に持っています。お互いにひとくち食べたら、紅い大福は粒あん、白い大福はこしあんでした。私はこしあんが好きなので、「そっちのあんこが好きなので、変えっこしてくれる?」と息子に頼んだところ…
「お母さんは、女の子だから、紅いのでしょ!」
と言われました。女の子=あかい、ピンク、だと思っているというか刷り込みされている…。なんとなくショック。しかも変えてくれなかった…。
女の子だから赤い服を、というふるーい色観念。我が家も同様でした。私は昔からこの赤色女性論に慣れなくて、なんで青じゃだめなんだ、と反抗心がありました。スカートよりもズボンが好きだったし。
色のイメージで、男女を分ける、というのは分かりやすいですけれどね。差別ではなく区別。小さい頃は、それは「女が赤色、というのは差別だ」と感じていました。ジェンダー論は根深いです。
息子の「なぜなに攻撃」が始まりました。いい加減なことを言うと、「いい加減なことを言うな!」とバレてしまうので、かなり慎重です。
1.大きくなったら何になるの?
↑ああ、こんな夢のある質問に即答できない大人になってしまった、と自己反省。
2.グリンピースはどうやって作ったの?
↑野菜がどうやってできるかをやたらと知りたがる。
旦那vs息子の嫉妬の合戦が繰り広げられています。
子「あっち行って!」
父「そんなこと言ったって、お父さんのお母さんでもあるんだぞ」
子「お父さんの、お母さんじゃないでしょ!」
深いなー、子どもの指摘。そうね、お父さんのお母さんは、ばあばちゃんよね。
9月末日、福井空港で開催された「スカイフェス」に行ってきました。
飛行機好きの私にとっては、たまらないイベントです。
セスナの乗り方の指導を受けるジュニア。母は彼を宇宙飛行士にしたい。
大人気絵本「じぷたくん」の実物が! ご機嫌のジュニア。
春江工業高校のおにいちゃんたちが作った、よく分からない乗り物。2才の彼が、ひとりで乗って、勝手に動かす行動力に、母、驚きです。
よく分からない乗り物その2。前後に動く単純なものですが、面白い。
キャラ好きにはたまらない。どこか上目使いのおふたり。同じ洋服を着て記念撮影できたのですが、ジュニアは頑として嫌がり…。
これまでは、レオナルド社長を連れて撮影していたんだけどなあ。ふたり連れて行くのは大変だわ。
先週、『子育てハッピーアドバイス』の著者である明橋大二先生の講演会を聞きに行きました。
講演では、とても当たり前のことを話していました。「わが子がいじめられていたら、どんな対応をしたらよいか」というくだりでは、聴衆のママさんたち、身を乗り出して聞き入っておりました。
しかし、ふと思えば「いじめられていたら」という対策はあるものの、「我が子がいじめていたら」という話し合いはされていません。皆、「うちの子にかぎって」と思っているんでしょうねえ。私は自分の子が「いじめっ子」だった、というほうが、かなり落ち込む。「いじめっ子」に対して、何がどうだめなのか、説くほうが難しいし、親として情けないです。
いじめ事件があったとき、「被害者の親」の声はでてきても、「加害者の親」の声は出てこない。実名すらでてこない。これっておかしくない?
いじめっ子の親は、どうしたらいいか、という話も大切だと思いました。教えて、明橋先生!
朝起きて、私の目の前に飛び込んできた、この光景。
知らない間に、キューピーちゃんをバラバラ殺人事件にしていました。私がキューピーちゃん好きなこと知っているくせに…。息子よ、なにか不満でもあるのかい?
単に、バラバラにすることが、今の彼のブームなんだけどね。でも、ひどい。
我が家の王子、いや王様に近いふるまいの坊主が、最近、奇妙な行動をとりはじめました。これって、普通なんでしょうか? 経験者または同じお子様をお持ちの方、ご意見を。
□基本的に裸族だ。
□好きな服しか着ない。
□花火やお菓子を下駄箱の上や冷蔵庫の上の高いところ、または押し入れに隠していても、めざとく見つける。
□好物のぶどうを、横から手を出して私がつまもうとすると、「お母さんがぶどうを食べると、お腹痛くなるよ」とけん制する。
□白目をむいて踊る。
□「歯磨きをしないとばいきんまんが来るよ」という忠告を、鼻で笑う。
□お父さんが隣で寝そべると怒る。
□トマトにしらすを入れて食べる。
□うんちをするときは「文藝春秋」を読む。
□気を抜くと自動ドアに挟まる。
□寝起きは最悪。というか、起きない。
□寝顔はお父さんそっくり。ちなみにお父さんの寝起き顔は子どもにそっくり。
□バナナはもう食べ飽きた。
□トマトもまあまあ食べ飽きた。
□外出して、気に入らないと、さっさと帰る。
□「かわいい!」「すごい!」の言葉に弱い。
□色黒な人は、「ボビー(妹の主人)」だと思っている。
□手足に直接「アンパンマンを書いて」とせがむ。
扉を開ければ…
機械のゴリラが立ち上がり、
見上げれば、UFOが飛び回り、
「ゲキレンジャー」の悪役が、廊下を歩く、
ふしぎなワールドでした…。
妹が「小力見たかったなー」とつぶやくので(←デブ好き)、「デブがへそ出して踊る芸しかないじゃん」と一蹴した私。小力の芸って何?みたことないんだけど。
ジュニアは、家に戻るとすべてを脱ぐ。そう、彼はラ族になる。困ったなー。ラ族スタイルでベランダでちゃうし、長靴はいて出て行こうとするし。これって、彼らの年齢だと普通のこと?誰でも通る道なのか? ちなみに写真横の白い太ももは、テツ氏。悔しいくらいに雪肌な彼です。
NHKのお天気情報を、姑=Kママと見ていたときのこと。「半井小絵」さんの登場だった。私は「なからいさえ」というフルネームと、「なからい」という名字がとても気に入っていて、彼女の名前のテロップが出ると、どきどきしてしまう。ところが、隣で見ていたKママは「なんて、おっぱいの大きい娘なの!」と驚嘆。ええっ、そこですか、目がいくところって!?
朝、ジュニアが寝室から引っ張り出してきました。『AKIRA』6巻、読んでます。しかも最終ページをめくってやがる。ちらっと見て、ジュニアの一言「バイク乗っているねー!」。その通り。小学生になったら、金田って名字の友人連れてきてね。
午後4時。お迎えにはまだ早い時間に、一本の電話。「お子さんが9度4分のお熱だしました」。
うう、今日中に出さなくてはいけない原稿と、資料の返却があるんだけど、どうしよう。考えるのは後にして、最速でライティングをしておむかえ。思ったより元気そうだけど、とりあえず病院へ。
旦那の予定は夜7時から2本の打ち合わせ。こんなときに限って~、という気持ちを秘めつつ、病院を出て帰宅。食事と薬を飲ませ、なんとなく大丈夫そう(にみえる)なので、車にのせてクライアント先へ。今晩中にデータチェックをしなくてはいけない案件があるので、仕方なしに連れて行く。2,3件はしご。車の中で寝てくれるかな~という期待は、車が止まるたびに目が覚める息子。察知しているなー。夜9時に帰宅。案の定、9度近く再熱。連れ回ったのがいかんかったか…。座薬をいれて一緒に寝る。明日の段取りのことで眠れないなあ。
次の日は、昼は実母、夜は姑のWヘッダーでヘルプを頼む。たまたまふたりとも仕事が休みで、本当に助かった。昼に「校正追加あるんですー」と呼び出しの電話。すまぬ、お母さん、孫よろしく~。涙)
こんなとき、県や任意団体のサポートを頼みたいと思うし、病児保育で預けようかと迷う。でも見知らぬ人が面倒見ますよ、と来ても、私がよくても子供が嫌がるだろうな。病児保育にしても、大人でも初めての病院だと緊張するんだから、子供ならなおさら。そう思うと、なかなかサポートを頼む勇気が出ない。サポート披露会みたいな、デモンストレーションでもやってほしいわ。
となると、結局、「頼れるのは自分だけ」。しかも、フリーランス、自営業は他に代わってもらえる人もいないし。事情を正直に話して、クライアントに理解を求めようかと思うし、幸い私のお客さんは、寛大に事情を分かってくれる(だろう)。でも、それは最後の手段。仕事によっては待ったなし!の案件もある。甘えてはならぬ、と厳しく構える一方で、こんなときに甘えないでどうすんの!とも怒られる。思うほど、周囲の理解は得られないとも感じているし。
働くママには、やはり、「自分なりの心構え」って必要だ。人に教えてもらうものでもなく、いや、他の人の話を聞いて、自分でカスタムメイドをして、心構え「条」が必要で、自分で自分を納得させていかなくては。私は、まだその「条」がつかめていない。
とある県外の方と話をする機会があった。福井に来たときに驚いたのは、お総菜の豊富さ。スーパーのお総菜コーナーが充実していて、それを買っているお母さんたちがいっぱいいたねえ、とのこと。彼女は「食育をうたっているわりには、お母さんはスーパーのお総菜買っているよね」と厳しい一言。ううむ、たしかに。
働く女性率日本一のかげで潤うお総菜産業。かたや、どこからか叫ばれる「食育」。ママ、働いてね、でもきちんとご飯も作ってね、という見えない圧力がかかってます。「食育」が指し示す範囲が広いから、何がどうとも言えないんだけどさ。
私はお総菜を買うことに何となく、罪悪感を感じながら買うタイプ。作ってあげたいけれど、作っている時間もないし、お腹をすかせた子供がいると、早く満たしてあげたほうがいいかという気持ちが先行。
働くママには「割り切る」という気持ちの術を手に入れなければならないのです。で、私はまだできてない。
子供ができてから、私にこんな所業が増えました。
言いように言えば、おっちょこちょいなんですが
・洋服を「はんたいこっちゃ」に着てしまう。だいたい夕方まで気づかない。
・子供にも洋服を「はんたいこっちゃ」に着させてしまう。苦労して着させたので、そのままにして保育園へ送り出す。
・靴下を「うらかしま」ではいてしまう。家族に指摘されてやっと気づく。
・目当ての黒の靴下がないときは、旦那のでいいや、と思ってはいてしまう。
・トイレに入ると、子供が探し回るので、トイレの戸を少し開けておくクセがついた。家の中だけならいいのだが、出先でトイレにはいると「子供が戸を叩くかも」と少し恐怖心にかられる。
彼ったら、いきなり車の中でズボンを下げだして。はいていたパンツ(おむつ)が濡れていたからかしら、下半身すっぽんぽんになっちゃんたんです。私は運転中で、後部座席を見たら、そんな状態だから本当にびっくりして。
今年は暖冬とはいえ、北陸地方の夕方は寒いんですよ。なのに、下半身むき出しのまま、長靴をはいて飛び出した彼。もう、ご近所さんとか、通勤帰りの人ととか、マンションの住人とか、出会ったらどうするの!と冷や冷やでした。これじゃあ、私がまるでパンツもはかせない虐待母かと思われちゃうじゃない。と思ったら、実はこれは、彼の、私に対する羞恥プレイなのね、と気づきました。彼はそのまま何食わぬ顔でマンションの階段を上り、部屋に入って行き、プレイは終了しました。
今日、ジュニアを迎えに行って、毎日の連絡事項の用紙に目を通しました。息子の「本日の様子」欄に書かれていたのは…
便4:10(バナナウンチ)
4:10発のバナナウンチという名前の飛行機便、という意味じゃないですよ。ジュニアを預けていて、こんなコメントを付けられたのは初めて。書かずにはいられなかったほどのバナナぶりだったんだろうなあ。先生の伝えたい!とう気持ちがよく分かるコメントです。見たかった……。
久々にボブ先生の英会話教室に。ボブ先生には3歳になるお子さんがいて、ママとボブ先生とお子さんとで一緒のベッドで寝ているそうです。「子どもって寝相悪いよね」という私のコメントに過敏に反応するボブ。
「そうなんだよ!うちの子は、僕に対して垂直になって寝るんだ!T字型なんだよ」。
大きくうなずく私。我が家も同様ですもの。
「つまり、僕、子ども、ママで、ベッドの上でH型になってしまうんだ」と続けます。
「じゃあ、ベッドから落ちちゃうじゃない」と私。
「クィーンサイズのベッドなんだけどね」とボブ。
「広っ!。なら問題ないね」と私。
「いやいや、それでも狭いから、この前セミダブルのベッドを横にくっつけたところさ」。
クィーンベッドにセミダブルをくっつける。私には考えつかないワイド感覚でした。
バナナを食べ、口の中でぐちゃぐちゃになったものを出し、「食べろ」と強制する。
納豆のパックを自分で空け、ビニールをとって、手づかみし、納豆まみれの手で寄ってきて「抱っこしろ」と強制する。
うんちがつきっぱなしのおしりで、布団の上に転がり「おむつをはかせられるものならはかせてみろ」と挑発する。
ということで、我が家はバナナと納豆とうんちにまみれているのである……。嗚呼嗚呼ァ 泣)
姑がジュニアを抱っこして車に乗って、後部座席へ。私は運転手です。すると姑は、車の窓にジュニアを寄せて
「ほら、福井の皇太子様、お手をお振りになって」
と声をかけていました。きっと、日本全国あちこちに、皇太子はいるんでしょうねえ。
汗をかいたジュニアの頭の匂い。発酵してドロドロになって、ぷーんと匂う、そう「カスピ海ヨーグルト」のような…。臭いと分かっていても、でも、でも、また嗅ぎたくなるような…。「うおお、くせええ、くせええっって!」と言いながら、何度も息子の頭の匂いを嗅ぎ直す父親の姿は、ちょっと奇妙です。
朝、めちゃくちゃ弱い私。5分でも長く寝ていたい、それが毎朝の私です。
今朝は、朝4時起きのダーリンが、7時前に私とジュニアの枕元にやってきて「起きろー」の連発。しかし、昨晩は、1時間おきにうなって寝ぼけて起きるジュニアの相手をしていて、ほとんど寝ていなかった私は、
もおおおおすこおおおし寝させてください、旦那さまあああああ、状態でした。
そこで
熱烈なお目覚めのチューをしてくれたら起きるぅぅうう
と甘いお願いをしてみました。すると
何いってんやって!はよ、おきねま! [訳 何を言っているのですか、早く起きなさい!]
と一喝。さらに
8月のしょっぱなから寝坊したら、子どもにしめしがつかんやろう!
とカーテンを開けながら言い放たれました。全くその通りでございやんすね…。
妻の精一杯の甘いおねだりを、一蹴する夫。少し涙が出ました。そして、ますます、仮面ライダー・細川シゲキックスとのひとときを夢想する女となっていったのでした…。
自分の靴。車の中でおもむろに靴を脱ぎ、つまさきをかじるのが好き。
鶏ガラスープの素(粒状)。冷蔵庫に入っている瓶を取り出して、抱いて寝るのが好き。
海苔。見ると異常に興奮。ごはんに海苔を巻いて食べないと気がすまない。もちろんダイレクトに食べるのも好き。
ビールの缶。両手に持って、カンカン鳴らすのが好き。
焼酎の瓶。抱えて持ち歩くのが好き。
写真。自分が写っていたら最高!
ってな感じです、最近のジュニア。どーでもいいから、早く寝て。
日曜夕方は、教育テレビ5時からの「ニャンちゅうワールド放送局」を観るのが恒例となりつつ我が家。この番組の、ネズミの皮をかぶったどら猫「ニャンちゅう」が、いろいろアドリブ?をかましてくれます。おっさんのだみ声で、自分ことを「ミー」と語るキャラにも驚きを隠せません。16日の夕方もとんでもない話題をぶちまけてくれました。
ニャンちゅうは、周囲が海で囲まれている島に住んでいるにもかかわらず、「小さいプールがほしい!作って!」とせがみます。相方のお姉ちゃんが「海に囲まれて暮らしているのに、どうして今更小さいプールがほしいの?」と投げかけると
体の大きなお相撲さんだって、指相撲するでしょ! トンネルを掘っているおじさんだって、鼻の穴をほじほじするでしょ! そういう感覚ってあるでしょ、なんで分かんないの!
と、ニャンちゅう、怒り狂いまくり。すんません、全然分かりません、そういう感覚。
ミーはおまんじゅうが大好きなんだニャー
夏を迎えてターボ(ター坊ではない)かかりだしたジュニヤのグズリぶりに業を煮やして、ずいぶん前からAmazonのカートに入りっぱなしになっていた本をコウヌウ。
この本の使い方
この本は、子どもが外出先などで「だだっ子」になってしまったときにスグ使える遊びを紹介しています。
PART1ではだだっ子についての簡単な解説。遊びが中心のPART2では、大きく2つに分けて、前半は1~2歳、後半は3~4歳の子が楽しめる遊びを紹介します。
鈴木みゆき『だだっ子がスグごきげんになる魔法の遊び』 p.12
で、前説はすっとばして、さっそくPART2に目を通す。
「手で形を作ろう」「いないいないばあ」「コショコショくすぐりっこ」「あんよが上手」「ジャンプ!」「またくぐり」「くっつきっこ」「人間さかあがり」「一本橋こちょこちょ」……う~む、1~2歳の遊びに限っていえば〈定番もの〉が多いなあ。満足度★★★☆☆といったところか。1~2歳児には奇をてらわない単純な遊びこそ効果的、ということの証左なんだろうけどね。ざっと目を通しただけなので、真のお役立ち度はこれから明らかになることでしょう。
と、ちょっと〈子育てに理解ある父さん〉を演じたところで閑話休題。
今回のメインディッシュはこっちなのだ我がジュニヤよ。
わははは。大人の笑いを少しずつ埋め込んでいくとしますか。昨今の〈妙に物わかりのいい〉子供番組で腹をよじらせてる場合じゃないぞ。教育教育。
『カリキュラマシーン』ってリアルタイムで視た記憶がほとんどないんですが、改めて視てみるとめちゃくちゃ作り込まれてるおっそろしいプログラムってのがわかるんだよな~。子どもたちがスキャットぶっぱなすテーマ曲(故・宮川泰氏作曲)から始まって、スピーディに繰り出されるギャグ&アニメ、意味不明なようでいて実は教育的エッセンスが盛り込まれてる歌……と、まあ濃密なこと。
しかしまあ「今さら何を」って感じですけど、井原高忠ってやっぱすげえ人だわ。『巨泉・前武のゲバゲバ90分!!』を作ったときのエピソードに
「とにかくスタジオの一部をフルショットで撮りなさい、そこにぼくがセットと出演者を盛りつけするから、と。ぼくは、できあがったシーンを撮るんじゃない、キャンバスに絵を描くんだ。そしたらカメラマンが、ここで撮るとあそこが見切れる、だからカメラを動かします、っていうんだよ。見切れるっていうのは、セットが切れてスタジオの壁が映っちゃうことね。でも、そんなこたァわかってるんだよ。見切れてたら、そこで張り物もって撮影終わるまで立ってりゃいいんだよ、わずかワンカットなんだから」
荒俣宏『TV博物誌』 p.257
なんてのがあるんですが、『カリキュラマシーン』でもまったく同じ手法で作ってるのがわかります。
DVDには当時の関係者が出演してる特典映像があるものの、残念ながら井原氏のお姿は拝見できず。日本のテレビ界にスパッと見切りをつけられた方なので、たとえ自らがプロデュースしたプログラムであっても顔を出したくなかったんでしょうか。
以上、
子どもをダシに買いものした
36歳の購入記録でした。
ソファに横になってくつろいでいると、その殺人者はやってきます。あおむけになった私の上にのっかってきて、足下からはい上がってきます。顔を顔、眼と眼とが合ったところで、彼はにやりと笑って、まず「頭突き」。しかも回数制限なし。力加減なし。頭蓋骨同士がぶつかる、すごい音がします。頭蓋骨が割れてしまう!と危険を察知し、「あーもー、やめてえええええええ」と私が身をよじると、ケタケタを声をあげて喜ぶ殺人者。この声を聞いて彼は、私の上半身に馬乗りになり、彼の人差し指を、私の口の中に入れ「うげー」と言わせます。私が口を閉じてあけないようにすると、今度は私の鼻の穴に入れてきます。「ちょっと、やめてえええ」とよじると、最後に容赦なく「目突き!」。同時攻撃で、私ののどぼとけに、彼は自身の小さな手をのせ、全体重を……。
コ・ロ・サ・レ・ル…。
と軽い殺意を感じ、「こんな子どもに負けていかん!」と必死で起きあがる私。本気で、本気で、誰かに助けの電話のかけたいくらいに。嗚呼、死にもの狂いとはまさにこのこと! こんな形で経験することになろうとはっ。 やっとのことで、殺人者をソファの下に下ろすと……。彼はまたソファの上に乗って来て、最初の攻防の繰り返し、エンドレスループ。こうして、毎晩、我が子との死闘は続くのでした。夜が怖い……。
のし、のし、のし、っと彼はやってきます。彼の前でごろりーんと横になろうものなら、獲物を見つけた鋭い目で、ハイハイダッシュしてきます。そして、私の耳をのぞき……、
きらりと光ったピアスを、ひきちぎろうとするのです!!!!やめてええええええええ。
ピアスは両耳なので、「いやっ、いやっ!」と顔をそむけても、彼の視野からは逃れられないわけで、心を揺さぶるようです。今のところ、防御に徹し、血まみれになる事態は免れております。
姑はジュニアに向かって自分のことを「ばあばちゃん」と呼びかけます。それはそれでいいのですが、ばあばちゃんがジュニアを抱っこすると、必ずするのが
ふぉーーーー!
昨年の流行語大賞を受賞し、ここ最近の結婚式と忘年会の出し物のトップだった某芸人?の芸。ジュニアの両手を挙げさせて、ばあばちゃんが雄叫びをあげます。ばあばちゃんは、急にこの奇行を実演するので、そばにいるとびっくりします。(怖いよー)。
実家に立ち寄ったときのこと。実妹が「新しい芸、見せてみー」といい、姪が披露してくれました。その芸(技?)が、
両手広げて ニャー!!
実妹と姪、ふたりが私のほうを見て「分かる?これ?」と目で訴えてきます。「分かるよ、猫ひろしでしょ」と私。その答えを聞いたとたん「話が分かる相手だ」と実妹親子に漂う安堵感。
続けて実妹は子に「カトちゃんぺは?」投げかけると、人差し指一本を鼻の下に押しつけました。すかさず実妹、「ちがーう!2本でしょー!」と厳しい指導が。その後何回か彼女はことあるごとに、「カトちゃんぺ」レッスンをしていました。
そこに、実母がパート先から戻ってきて、続けて姪に「ぶゆうでんでんでん」と振り付けを見せると、一緒になって踊る姪。ばあちゃんと孫が、私に向かって「ぶゆうでんでんでん」の一通りの芸をみせてくれました。(怖いよー)。
実家に戻ると、今の芸人トレンドが一目で分かります。
晴れて1歳の誕生日を迎えたジュニア。その誕生日パーティーを、森川家実家ですることに。腕によりをかけて姑が料理を作ってくれました。台所でジュニアをあやしながら支度する姑。流しのところで、積んでいた鍋が「どんがらがっしゃん!」と落ちてきてしまいました。それに気づいた姑の、鍋への一言。
「こら、暴れるんじゃないっつーの!」
鍋が暴れる…。こういう言葉の使い方もアリなのか、とまたしてもライターとしても一本とられた嫁でありました。
ジュニアを保育園に迎えに行ったときのこと。年長組の子どもたちが、どやどやっとお迎えルームに入ってきて、4、5人の子(全員ガール)がジュニアの名前を連呼。その中の一人のガールが、ジュニアのそばにやってきて、やたらとほっぺたをなでなでしてくれる。ガールは「かわいいねー、かわいいー」とつぶやく。
ガール「こんなにかわいいもん、大きくなったら、きっとかわいい女の子になるよ」。
私「えっ……。ごめん、この子、男の子なんだけど…」
ガール「!」 一歩後ずさり!!!!
ガール「えええっつ、だって、だって、こんなに睫毛長いのに!!!」
どうやらガールは、ずううううっっっとジュニアを女の子だと思っていたようです。衝撃の事実だったようで。。。結構イカシタスカジャンを着させているつもりなのですが。名前が女の子っぽいからかなー。ちゃんづけで呼ばれるからかなー。
「春になったら丸坊主にさせたいんです」と、隣の奥さんに話したら、「女の子だから必要ないんじゃないですか?」と言われ、「いえいえ、うちの子、男の子なんです」と返したら、「あら!ごめんなさい、ずっと女の子だと思っていました」と。
どこに行っても女の子に間違われる率が高いです。女装癖とか性同一障害とかならないか不安なママンでありました。
ジュニアがやたら両手を挙げるようになりました。片手でバイバイ、来い来い、の仕草をします。ときにスナップきかせます。あんなにできなかったのに、何故?何故に?急にまた? と思って思い返してみました。
トリノ五輪です。
開会式では、各国の代表がテレビに向かってバイバイを、フィギュアスケートでは、得点が出るまでの待ち時間の間に選手がテレビに向かってバイバイを、そう、五輪選手に「バイバイ」を教わっていたのです、我が息子は。学習しているなあ、
ロタ・ウィルス、通称「ロッタちゃん」(カウベル語)我が家にやってきました。
嘔吐と下痢を繰りかえす、強烈なウィルスです。真っ白のうんちです。白いうんち、初めて見ました(オロオロ)。おむつの中は湖のようになっています。おむつから湖があふれるもんだから、毎回着替えを必要とします。嘔吐もひどいもんで、私もげろまみれになります。うえーん、誰か助けてーって(泣)感じな惨状です。ジュニアは最初はぐったりしていて、ひたすら寝てました。上も下も出すから、脱水症状が心配で心配で、イオン水を買いに走ったり。「ひどいときは点滴ですよ」と先生に脅される始末。
いくつもの山をかかえて、いくつものミスをしてしまって、かなり凹みなところに、ロッタちゃんの襲来。仕事に私生活にWパンチでございます。病気の子供を抱えたとき、仕事ってどうしたらいいんでしょう。でもって、5時からも仕事が続く私らのような職は、誰に預ければいいのやら。締切は迫るし、子どもは泣くし。
保育園からは通園拒否。友人にも預けられないので、事務所に連れてきました。六畳一間にパソコン4台、コピー機の電磁波の中で彼は生きてます。
姪っ子(1歳9ヶ月)と遊んでいたときのこと。姪が私の前に来て、何やらポーズをしてくれている。横から、実家母が解説をしてくれた。
・チッチキチー(しかも両手同時)
・しょうちゃん、カッコイイー!
・ゆあさ、です。
・ねこひろし、ねっこひろし
実家母のかけ声に合わせて、見事な物真似ぶりを発揮する姪。しかし、しかし、私が分かったのは「チッチキチー」だけ。生で見たことないけど、姪と同じふりだったような。。。ねこひろし、も年末見かけたかなー。うーん、姪は何をしているのだ?
私「ゆあさ、って誰?」
実家母「知らんの!? 弁護士やがー、変わった髪型の!」
私「知らんわー。しょうちゃんも分からん」
実家母「ええええええ、私結構好きやのにー。おもしろいよー」
私「いやー、分からん。何に出てるの?」
実家母「テレビによー出てるが、あんた何みてんの?」
と、シンジラレナイという顔をされ
実家母「あんた、斉藤家と話通じんわー」
と呆れられてしまった。
そこにすかさず祖母。
「ねこひろしって、ちんくしゃでみっともないのに、なんでテレビでるんやろうね」。
実家は家族揃って芸人フリークだった。。。
ジュニアに「好き好き好きー」と頬をすりすりしていました。ジュニアも「キャハハ〜」と喜んでくれます。すると後ろから(横からではないのがポイント)「いーなー、おかあさんに好き好きしてもらってー」と男。「なら、お父さんにも好き好き好きー」と頬をすりよせたら、ぷいと横を向かれてしまいました。「なんでー、してあげるよー」と私。すると男は「いいよう。俺が言わなければしてくれないくせにー」とすねた様子。我が家は、男の小さな嫉妬にあふれています。
朝、テツ氏と一緒にベビーベッドをのぞいたら、そこには、茂木健一郎がいた。正確に言えば、茂木健一郎顔のベイビーがいた。もしゃもしゃの髪と、少しふくよかな頬は、まさしく茂木先生そのものだった。私とテツ氏は思わず「あんた、茂木健一郎や〜」と声を揃えてあげてしまった。朝からアハ体験。
人間、人生9ヶ月にもなると、排泄物、すなわち「うんち」から「うんこ」に変わるようです。ジュニアは、もう立派な「おとなうんこ」(大人顔負けのうんこのこと)をするようになりました。おとなうんこは、なかなか出にくいようで、彼は
真っ赤な顔をして
思いっきりきばって、きばって、きばって、
ときに うううううううんんんんん と声にならない声を絞り出し
はあああ、っとため息をついたら、出た証拠。
を、毎回繰り返します。そういう様子を見つけたときのテツ氏は「ああっ、おめー、うんこしてるやろ!」と嬉しそうに毎回指摘します。誰かこの二人の関係をフロイト的観点から解説して。
あけました、おめでとうございました。
さて、元日は森川家に一同集結。一家団欒を楽しんでました。
ジュニアがよだれを垂らしたところ
テツ氏「ティッシュ! ティッシュ!」
姑「ティッシュ? そんなの呼ばっても、ティッシュは返事せんざ。歩いて来んざ」
と返されました。
相変わらず、見事な切り返しだなあ。今年もかなわないなあ、と感じたやりとりでした。
ジュニアが水疱瘡になってしまった。隣のクラスの子の中に、ひとりだけ水疱瘡の子がいたらしく、なぜかうちの子が一番最初にうつってしまった。「もっといいもん、もらってこい!」と家族から言われるジュニア。で、ここ1週間は、自宅待機です。
それと平行して、姪が結膜炎になってしまった。妹にもうつり、実家母にもうつり、菌をばらまく姪っ子。妹夫婦は平日も遅く、土曜日曜も仕事なので、私が世話をすることになってしまった。ついでに病院も連れて行ってます。先生に、今日はどっちの子?と言われてしまう始末で。
ひ孫を面倒見すぎて、祖母が倒れてしまった。頑固な祖母は、頑として病院行きを拒否。それでも辛くなったのか、最近は通うようになった。平日の午後動けるのは私だけなので、病院の送り迎えにかり出される始末で。
帰宅すれば、マスク男のテツ氏。辛いよーとそうそうに寝込んでしまう毎日。
10月、11月は何を食べて生きていたのか、、、。合間に出張に出かけて、仕事も停滞気味。気がつけば師走でした。
テツ氏が「見て見て、ジュニアにそっくりじゃねえ?」といいながら、携帯画面をみせてくれました。そこには、小さな男の子が写っていました。頭ががっちりしていて、金太郎カットの男の子。
「えー、似てないよ。うちの子のほうがかわいいよ。おめめぱっちりだし。人の子と一緒にしないで!」と一蹴の私。
「で、誰よこれ」 なんで人の子の写真を見せるかしら。
「俺だよ、俺!!!!」
失礼しました・・・。
姑にジュニアを見ていてもらったときのこと。うとうとするジュニアを抱いて、わが姑はテレビをみておりました。『踊る大捜査線』のノーカット版を視聴、なかなかスピーディな展開で私も家事をしながらテレビをのぞいておりました。
そしてそして、クライマックス。犯人がつかまり、事件が終息に向かい、解決する要素をみせたそのとき!
「あ、チャングム始まってる」
といとも簡単にチャンネルと変えるではありませんか!?
クライマックスで、これからエピローグとなる、そのとき、何のためらいもなくチャンネルを変えられる勇気! すごい、すごいです。犯人は誰だったとか、これからどうなるか、なんて知ったこっちゃない、という感じで。「気になるなあ、どっちも見たいわー」といいながら、さくさくとチャンネルを変える、このさっぱりさがすばらしい。私は一生かなわないなあ、と思いながら一緒にテレビを見るのでした。
ものすごい勢いでごはんを食べるようになったジュニア。
7ヶ月にして「胃拡張になるから、そんなに食べてはだめ!」と姑から摂生するように指導されています。
そんな彼の得意技は「食べながら、排泄する」こと。ごはんをもぐもぐと口に含みながら、少し顔を赤らめ、きばって、きばって、粗相をします。「ああ、あなた、今、排泄してるでしょ!?」と顔色をみてすぐ分かるくらいです。
お前やってみろよ、と言われてもできないことですよね。食欲を満たしながら生理現象をいたすというのは、大人にとってはかなり難しいと思います。
ジュニアに意思が芽生え始めました。というか芽生えてます、ハイ。だっこしろー、はらへったー、めしくわせろー、とぐずぐず泣きじゃくるのですが、新米ママンな私は、まだ彼の気持ちを汲み取れません。赤さんという生き物は、自分の要求していることが通らないと、怒ります。全身で怒りを表現します。「おー、怒ってる怒ってる」と観察したくなるくらいの怒りようです。
怒って泣きじゃくるジュニアを前に、私の世界一有名な姑(ご近所さん評)は、
「ハラハラハラハラ、原たつのりー」
と声をかけるのです。私が小学生のときにはやったシャレ(?)。嫁に来てここで聞くとは…。
ちなみに姑は根っからのトラキチです。タイガースビールの空き缶もちゃんと保管してあります。
ベイベーが産まれてはや6ヶ月。bonjoviやB'zばかり聞かせてはいかんと、パピーが童謡ヒットパレードを買ってくれました。ベイベーをお持ちの方はお分かりかと思いますが、「ええ、こんな唄だったの!?」と耳を疑う歌詞ばかりでございます。
例えば数字の唄。
♪数字の七はなあーに? 壊れたラッパー
想像できるようなできないような。
♪数字の八はなあーに? ただのだるまー
ええ、唯のって…。ゆきだるまぐらいが妥当なのでは…。
と元気よくお子様の澄んだ歌声で唄われると、おかしいと思うものでも、正当に思われてくるのです。
かねてから「大きな栗の木の下で」について、栗の木の下で遊んじゃ危ないよ、って思ってました。そんな疑問もどこ吹く風でお子様たちは唄い続けます。二番が柿の木の下、三番がりんごの木の下、いやー、知らなかった。
「さっちゃん」にいたっては、実はとても悲しい唄のようなのです。体がちいさいからバナナを半分しか食べられない、それはどうやら病気を患っているからという噂。三番では、どこか遠くに行っちゃうんです、さっちゃん。引っ越すとかそんな感じではないんです。小さいからぼくのこと忘れてしまうのかな、さみしいな、と唄う「ぼく」。男の子の立場から唄っているのも泣けます。
奥が深いわー。
風邪をひいてしまいました。引っ越しと仕事と育児の過労と思われます。予想通り、ジュニアにもうつってしまって、くしゃみ・鼻水・鼻づまり という王道の症状ぶりをみせております。ハラハラ。
実家に日中預けて、迎えに行ったとき見ていたテレビ番組が『うたばん』。いやっほー、Bon joviが出演してるじゃないですか! いやー、40代チーム、かっこええのう。新曲『Have a nice day』が私の頭の中のヘビーローテーション。ぼんじょびおさんたちが唄っているとき、抱えているジュニアをギター代わりにして、一緒に唄ってしまったママンです。♪じゃかじゃん、はゔぁないすでーーえええええええ、ええええ、ええええ。あちこちユサユサタテノリをしていたら、実家母に「風邪ひいてんでしょ!」と怒られちゃった。すんまそん。
そんなとき、ジュニアの父は……
母子を置き去りに、さっさと「双子の兄弟が野球する映画」を見に行ってしまいました。あ、そー。
朝5時半に起床。ジュニアに授乳し、お腹いっぱいにさせて再び寝かしつける。6時に階下の仕事場に下り、メールチェックと急かされまくっているライティング。朝ご飯を食べる暇なく、とにかくライティング。7時半頃、NHK朝の連続ドラマ『ファイト』で、太郎ちゃんと優ちゃんの恋の行方を気にしつつ、一休み。ジュニアの服、ジュニアの布団、夫婦の洋服、夫婦の汚れ物の順で洗濯。洗濯機をまわしている間に、1階と2階の掃除。そんなことをしている間に、夫がむにゃむにゃ起きてきて、自慢の珈琲をいれてくれる。再びジュニアに授乳、姑のところに預けに行く。その後、猛スピードライティング。午前中終わり。昼ご飯を作って、食べて、洗う暇なくそのまま外出。午後は打ち合わせ2本と取材。2、3時間ごとに戻り、ジュニアに授乳。夕食の準備をしようか迷いつつ、夜8時頃帰宅。
昼ご飯の食器は洗ってない。洗濯ものは洗ったまま。トイレ掃除もできず。お腹もぺこぺこ。
ちょっっっっとおおおおおおお、なんかしておいてくれること、ないんかい! あんた1日家にいたやんか!ゴルゥワアアアア。クワッ! こっちは忙しくて乳の出もわるいんやぞぉおおお。 と食器を投げたくなる気持ちをおさえる私。専業主婦からのアドバイスを心の中で繰り返し、自制。
はあ、疲れたなあ、と思ってベッドに横になる私に、旦那が耳元でささやいた台詞がコレ。
「眞鍋かをりとHする夢みちゃった」
私の存在って…。
一児のママンになると、他人が気になるようで、お取引先の人に会うたびに、子持ちかどうかを聞いてしまう私。取引先の人はほとんどが男性。ダディだらけです。子どもが産まれたときは、どんなお手伝いをしたのかどうか、矢継ぎ早に質問する私。あるお取り引き先の方(30代男性・4歳の男児のダディ)に、こんなアドバイスをいただきました。
旦那さんを、お父さん扱いにしちゃうと、ダメなんですよ。男として扱わないと。
ええええ、そうなんですか。そうですか。子どものお父さんとしてではなく、旦那、夫として声をかけること、それが秘訣らしいです。お父さん業ってプレッシャーなの? ああん、もう面倒だなあ、全く男ってばさ。
うちに赤ちゃんは二人もいりません! 大きな赤ちゃん、早く大人に戻ってください。
世間のおおかたの予想を裏切り、思うほどジュニアの面倒をみてくれない、うちの旦那。自分の子供より、長澤まさみちゃんのドラマだったりします。サイトウリコ、人生最大の誤算です。大穴馬券的確率の惨事といえましょう。
で、そんな実情を、佐賀県唐津市に住む専業主婦Tさん(30歳、2歳の男児のママン)に相談という名の愚痴をこぼしたところ、実に的確な、経験者ならではの達観したお言葉をいだだきました。
あなたは、旦那に、何を期待しているの?
そ、そうね。それもそうだ。うーん、そういうことか。そう考えると楽になったぞ。
ジュニアをオチャチャに入れてくれるだけでも、良しと受け取るべきのようです。Tさんは、朝から夜中まで子供と姑と一緒。旦那は毎晩飲みのようです。
ちなみに、MY姑にも、実家母にも「男ってそんなもんよ」と大笑いされました。みんな辿ってきた道なんですって。男ってそうだったのか会議。
ジュニアを囲んで嫁と姑の談笑。
嫁 「この子は大きくなったら、ジャニーズボーイですかね、ジュノンボーイですかね」
姑「そうねえ……(しばし沈黙)、つまぶき君ってどうなの?」
いや、どうって、どう…。そうか、おかあさんの中では妻夫木君なんですね、
ジュニアが寝返りを覚えました。ベビーベッドの上でぐりんぐりん回って、ベッドの端にがんがん頭をぶつけてます。両肘でうまく頭を支えきれず、ふがふがふがふがと悶えることも多々。窒息しないように見てなくてはならない時期です。
で、寝返りを打つジュニア。なんとか頭を持ち上げようと気張ります。気張る、きばる、キバル。気張りすぎて、ぶりっ、ぶりっとオナラします。寝返りを打つたびにするオナラ。するとそばにいた父テツ氏が、「おれも負けんぞ!」と対抗心を燃やし、ぶりっ、ぶりっとするのです(怒)。よくもまあ、タイミングよく、ジュニアのおならに合わせて出るもんだと感心しますが、息子がぶりっとすると、父もぶりっとするので、部屋の中はガスで充満。へんな格闘はやめてくれ!
独身時は50キロ。
妊娠して、出産直前は64キロ。
出産直後は58キロ。
出産一ヶ月後は54キロ。
最近、「やせたねー、やせたねー」と言われ、腕を掴まれることが多くなりました。
そんなにやせたんだろうかと思い、体重計に乗るとガーン。
出産四ヶ月後で、48キロ。
ジュニアは四ヶ月で7キロ半。
私の血や肉は、しっかりジュニアに奪われているようでございます。
すごいな、母乳ダイエット。
痩せたい人は子供産むとよろし。
太ももの上にジュニアを座らせる。しばらくすると、ブリブリッ。テツ氏が座らせると必ずブリブリっ。テツ氏の太ももの上だけだろうと思っていたら、私の膝の上でもブリブリッ。しかもこぼしやがった。スカートがうんちまみれになってしまった。Kママがのせてもブリブリっ。「うんちはするものだ」と寛容に受け止めてくれた。
ブリブリっ、の後に、みちみち〜と音がする、うおー、出てる出てる、と私は耳を澄ませる。うんちって本当に「みちみち〜」って音がするんだね。興味のある人、聞きにきて。
ジュニアはときどき、Kママ(姑)におちゃちゃ(風呂)に入れてもらってます。風呂上がりにあやしてもらうのですが、ジュニアがぐずって泣きやまないこともしばしば。そんなとき、Kママは「ほら、美人のお姉ちゃんがでてるよ、ほらっ、ほらっ」とテレビCMをみせていました。そのCMとは…
『スリムス』の工藤静香
え、えええええ、美人…ですか、お義母さんっ! 肉つまんでいる姉さん女房ですぞ! と突っ込みたかったのですが、言えず。ジュニアにおける美人のラインが低くなってしまうではないですか。とほほ。
ママ、それは私のことではありません。それは私の姑のこと、つまりジュニアにとってはおばあちゃんにあたる人物のことでございます。我が家では、おばあちゃんという呼びかけは禁句でございまして、私がお母さんなら、おばあちゃんはママなのでございます。それはさておき
ママもなかなかの虐待好き。ジュニアを預けに実家に行くのですが、ジュニアはぐっすり寝てしまっていることが多く、預かる身としてはどうも「つまらん!」(キンチョー大滝秀治風)らしいのです。
そこでママがなさる行動とはっ!
寝ているジュニアの目をぐいぐいと開かせる。
ほっぺたをつまんで口をはさむ。
起きて、起きてよーと体を揺らす。
という大胆な戦術。ジュニアはそれでもぐーすか寝ているので、「いやだわ、このこ」といいながら抱っこしてます。
それでいて、少しでも泣くと、「おおおおお、怖い、おおおおおおおおお、怖い」(第一の口癖)とおののきます。そして「泣くのはどこの子じゃあああ」(第二の口癖)と脅かします。泣き止まないときは「ベロベロバー」(第三の口癖)という、最近みかけなくなった懐かしのあやし方をしてくれたりもします。泣き止まないジュニアに対し「嫌いよ、嫌いよ、困った子だわー」とにこにこしながら話かけるママ。そのときジュニアはご機嫌をとろうと、笑顔でママに応えるのでした。
口では悪態をつきながらも、ジュニアべったりのママ。あまのじゃくなあやし方がどうもママ風らしいです。
育児疲れがカウベルに襲っている三ヶ月目の現在、ジュニアの面倒をみてくれるママの存在は、かなり大きいです。
赤ん坊のあやしかたに戸惑う新米パパ。泣き叫ぶ我が子を前に、パパがとった行動、それは。。。
ジュニアにむかって ぱちーんぱちーん と目の前で手を叩く、という猫だまし戦法でございました。
「こりゃああああ、なんで泣くぅうううう」
と、パパはただでさえ大きな地声をはりあげて、ぱちーんぱちーんと叩くため近所に丸聞こえ。
「ああ、もうううやめてえええ」
と私がこれまた叫ぶため、会話だけきくとやばいです。通報5秒前です。
そりゃあ、目の前で、ぱちーんぱちーんとでっかい音がすりゃ、子供問わずびっくりして<一時的に>泣き止むというもの。いつかの舞の海の土俵を思い出します。しかし、そんな戦法は、火に油をそそぐもの。ジュニアは、びっくりした自分にびっくりして、さらに大きな声で泣き叫ぶのでありました。
実家にジュニアを連れていったときのこと。
母がジュニアを抱き上げ、頭のニオイをかぎました。
「あら、やだ!この子、お父さんのニオイがする!」
ちょっとおおおお、あんたもニオイかいでみねのおおおと、母は1歳児の母でもある妹のところへ。
「ほんとだ、くさい、くさいよ、頭。こーちゃん(妹の旦那)と同じニオイがするよ!」
姪っ子は、髪の毛もお乳臭かったらしい。しかしうちのジュニアはすでにオトコのかほりが…。家族は、赤ん坊でももう男の子なのね、男やね、やっぱ男なんやわー、と納得してました。自宅に戻り、テツ氏とバイトさんにもかいでもらいました。…ああっ、臭いね。
私も常々ジュニアの頭から「どうも男臭いニオイがする」と思っていました。が、口に出しては言えなかった。そんな2カ月の赤ん坊が、男臭いだなんて、何かの間違いだと。汗のニオイだとは思います。しかし、ジュニアから放たれるそのかほりは、それはもう、立派なオトコのニオイなのでした。
わぁい、よいこのおともだちの「懐―――――――――!」って声が全国津々浦々から聞こえてきましたよう。そう、ドーナツ枕ですよねぇ。
ウチのジュニヤ、現状、アタマがややヘゴちゃん(へごちゃ:福井弁で「いびつ」の意)でございまして。「手遅れになる前に」ってんで、買い出しに出かけましたら見つけてしまったのですよ。クマ。もう、この時点でノックミイダウン。
で、「懐―――――――――!」で済むのかと思いきや、控え目に、しかし充分な存在感をもって貼られたラベルを見て憤死。
元祖! 一筋40年! 1000万個!
とぼけた顔してるけどさ、大阪万博もパンダ来日もオイルショックもロッキード事件も756号ホームランも竹の子族も逆噴射も三浦サンも若王子サンも昭和天皇崩御もバブル崩壊もタイ米輸入もサリンもドーハの悲劇もO-157もQちゃん優勝もムネオハウスも蹴りたい背中も……
全部知ってんだよ、このクマ。
日本の0~39歳人口が6003万人(平成15年10月1日現在推計人口より)だから……1人1個のアテとして、6人に1人がクマ使った計算に!!
いやはや、いろんな意味で酸いも甘いもかみ分けてるクマだわ。感服。
……というわけでございまして、〈海の波のような音を生成〉てなアプリケーション『Ocean Waves』をリアルタイム実験中の巻。昨夜とはうってかわって、もう3時間以上連続で「ストップ! 夜泣き!」な状態が続いております。うむ、すう゛ぁらしい。夜なべ仕事もはかどるってもんだ。
果たして、合成的に生成された波の音(正体はホワイトノイズですが)は、夜泣き制御に効果があるのか否か? さしあたりこの実験、1週間くらい続けてみようかと思ってる次第でありんす。
効き目絶大だった暁には、カウベル公認「親孝行アプリ」の称号を与えてあげよう(笑)。
ジュニアが生まれてから、カウベルには「超福井弁」が蔓延しております。実家の祖母でさえ「あんた、それどこの言葉?」と疑うほどに、べったべたの福井弁を放っているようです。特にテツ氏がジュニアに声をかけるときは、元来の大声量が拍車をかけ、福井弁が家中に響き渡っています。
例えばおむつ替えのとき
「なにぐずぐずいってんじゃ、おめー!」
(訳 何をぐずっているのですか、あなた)
「あんま泣いてばっかいると川に流すんやぞー、わかってんか、おめー」
(訳 あんまり泣いてばかりいると川に流しますよ、分かってますか、あなた)
「ほんなことせんでも、今替えてあげるさけんてにの」
(訳 そんなことしなくても、今替えてさしあげますからね)
「少しは仕事させてくれま、おえー」
(訳 ちょっとは仕事をさせてください、もー」
「ひっでもんにあっぱしてるげー」
(訳 ひどくたくさん、うんこしてますね)
…本当に、日本語?
お小水や糞便をなさるとき、ジュニアはものすごい泣き声をあげます。いたしてしまった後に泣くのなら分かるのですが、いたす前に泣くのです。その泣き声たるや「●△■※★!◎Z∞」という、声にならない声。全身全霊、力一杯、体を真っ赤にして泣くのです。泣き声をあげすぎて、クハッ、クハッとむせてます。あまりの泣きぶりに「ちょっとお隣さん、虐待しているんじゃないの?」と近所にささやかれそうなもので。思わず口を押さえたくなります。
姑曰く「自分がおしっこするという行為にびっくりしているのよ」と。「うわ、俺、今、おしっこするんやわ!」と感じているのかな。迷惑だなー。そのうち警察呼ばれちゃうよ、どうしよう。
子育てに絡む報道二題。
市「誕生祝い金」復活
6月補正予算案 市民から要望受け
福井市は三十日、昨年末でいったん廃止した「誕生祝い金進呈事業」の復活を盛り込んだ六月補正予算案を発表した。市民からの要望を受け、同事業に一億八千七百五十万円を計上した。適用は一時廃止後の今年一月にさかのぼり、来年三月までに誕生した子供を対象とする。
(中略)
誕生祝い金進呈事業は少子化対策の一環として、第一子に三万円、第二子に五万円、第三子以降には二十万円を支給する。市会少子化対策特別委員会の提案などを受け、少子化対策の目玉として二〇〇一年から始められたが、三年後に慣例に従って政策評価を実施。〇四年度に「乳幼児医療費等助成事業」の対象を就学前児まで拡大したことなどを理由に、昨年十二月に廃止した。
福井新聞 2005.5.31付 p.24
(・∀・)イイ!
政策評価の過程では〈市民からの要望〉など拾い上げられてなかった――とも読み取れたりするんですが、何はともあれ復活はめでたいことです。それにしても、5万円から20万円って、指数関数的な増額ぶりがすげえな。グッジョブ!
続きまして、この記事。
育児支援:
母親の悩み聞く相談員を募集--県 /福井
福井県子ども家庭課は、少子化対策の一環として、地域住民からの子育てに関する悩みや不安を受け付ける、相談員・助言者を「子育てマイスター」として募集を始めた。6月30日まで。
核家族化に伴い、身近で気軽に相談できる人がおらず、悩む子育て中の母親を支援しようと県が考案した。マイスターは、保育や看護、保健など子育てに関する資格を持ち、地域で自主的に活動できる人が対象でボランティアが基本。
MSN-Mainichi INTERACTIVE 2005.5.30付
(・A・)イクナイ!
またぞろ、ソフトにお金かけないつもりですかああそうですか。マイスターですよ、親方ですよ、師匠ですよ。本気でマイスターに敬意を払うつもりがあるんだかないんだか。バッジョブ!
現知事のマニフェストにも盛り込まれてたし、いわゆる〈少子化対策〉にはさぞ力点置かれてるんだろうなあ……とフタを開けたらこれです。「じゃ、人材はいつものとおりボランティアで」と〈前例主義〉で決まっちゃった様子も想像に難くないわけで、ちょっと人的リソースを甘く見てんじゃねいか?と小一時間。だいたい、そんなに脆弱な予算基盤で大丈夫なんでしょうかね。福井県の少子化対策は。
5/27付けの書き込み、ベイビー・トーク1では、実家の母たちが使っている言語が、他の家庭では共通ではないことが判明しました。もしかして、私だけ?(だいたひかる風)と思いつつ、また今日も新たな言語を習得して参りました。
だめ → めんめ
拍手する → ちょちちょちする
うんちをする → うんこっこする
姪に向けて「ちょーちちょーちちょーち」と声をかけると、拍手でこたえてくれます。
三番目の「うんこっこ」は、森川家では頻繁に使用します。
赤サンの言語世界は、日本語でもなく福井弁でもなく、漢字でも平仮名でもなく、これまで習得した言語が通用しません。予想だにしない言語が飛び交う世界。第2の母国語なのかも。
旦那の実家や私の実家にはジュニアの面倒をみてくれるおばさまがたが大勢控えています。
ジュニアや姪に対して、おばさまがたはそれはもうかわいがわりで話かけてくれるのですが、そのとき、ある特有の言語を発していることに気付きました。これは、私たちの周りだけの言語なのか、それとも福井県全域の共通言語なのか、はたまたある一定の世代に通用する言語なのか、そのルーツを探りたいくらいです。(探偵ナイトスクープ行きですかね)
お風呂に入る → おちゃちゃに入る
外に出る → おんもに出る
座る → ちゃんする、じゃんする
お化けが出る → ももかが出る
特に最後の「ももか」って一体ナンでしょう。おちゃちゃは近所のおばあさんにも言われました。
ジュニア誕生、約50日が経ちました。たった50日だけど、お世話するなかで気になることが。ベイビーはテクニシャンだということです。
お乳をあげようと、服をめくりあげておっぱいを丸出しにすると、ジュニアは横目でじっとおっぱいの先をみつめます。
お乳をあげている最中、彼は乳首にフガー、フガーっと荒い鼻息をかけてきます。
さらにお乳をあげた後、げっぷをさせるため肩に頭をのっけると、ハァハァハァと熱い息を私の首筋にふきかけてきます。
次はどんなテクニックで、ママンを感じさせてくれるのでしょうか。
本日付(5/20)の朝日新聞に「ニッポン人脈記 女が働く」という連載記事が載っています。その見出しが
自由に産めない、なら起業
かなり同感。先日『アントレ』の取材を受け、自分が独立したきっかけを改めて振り返りました。いろいろ理由はあるけれど、そのひとつに“子育てを楽しみたい、でも仕事も続けたい”ってこと。会社員なら無理だけど、フリーランスなら時間のやりくりでなんとかできる…と。“ライフステージに合わせて働き方を変えることができる”と記事中の発言。まさにそうです。
赤ちゃんでいる時期なんてあっという間。一番かわいい時期にそばにいたい。なによりも、親の仕事をする背中見て育ってほしいのです。特に私たちのような「何をしているだろう」と思われる職種ではなおさら。
周りを見渡すと、結婚しても会社は辞めないけれど、出産したら辞めざるをえない人が多い。会社としても本人としても、なんともったいない。なんとかして続けられるように、という社会制度が未だないから少子化なんですよ。
男性の育児休業を推進しているようですが、現場としては、そんなことより、バカ高い保育料をなんとかしてくれ、というのが本音だと思いますが、お役所さん。
赤ちゃんの寝顔って、仏像に似ている。
どちらも見ていて飽きない。
「赤ちゃんの寝顔はお釈迦さんの顔と昔から言われているのよ」と姑に言われた。納得。
産んでから気付いたこと。
産む前はみんな一緒に見えた。
赤ちゃんの顔って、ひとりひとり全く違うのね。
「愛・地球博」キャラクターがテレビに映るたびに、テツ氏が「あ、モリゾーだ」「キッコロ、キッコロ」だのつぶやくので、「あ、それ、もらい!」と思い、ベイビーの名前を考えました。
森川 杜蔵(もりかわ・もりぞう)
どう?どうよ、いくなくない? 略して「もり・もり」。アルファベットで「M・M」。
両家の皆々様に進言したら、速攻却下。秒殺!!!!
もちろんテツ氏からもダメだし。怒りにも似た拒否をされました。
なぜ?なぜ? 古めかしく、どっしりと構えた名前ではないか。
だめかなあーなんて思っていたら、NHKでその「モリゾーとキッコロ」の短編アニメが放映されてまして。何気なく見ていたわけです。モリゾーだし。しかし、そこで、キッコロが、モリゾーに叫んだ第一声
「おじいちゃーん!」
!!!!!!!!!!!! カウベル激震!
モリゾーっておじいちゃんだったのおおおおおお。
てっきり友達関係だと思ってました。
ちょっと名付けにあきらめがつきました。
ちなみに私、「愛・地球博」と「愛知」をかけてることを、最近まで知りませんでした。
まずはコレでしょ、コレ。『おーいはに丸』『できるかな』『たんけんぼくのまち』などなど
あああああ、あったあったこの番組!がなんと保存版に。
これを子どもに見せたからって、どう育つかは分からないけれども。
親の来た道を辿らせるのは、エゴかのう・・・、ねえ、たっくん。
『にほんごであそぼ』
●萬斎まんさい ●コニちゃんさんよう DVD
とりあえず、育脳の基本でしょ。しかし基本が小錦か・・・。
●ややこしや編 ●じゅげむ編 CD
ややこしや〜、ややこしや。寿限無がやっと言えるようになったら、次は宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」を方言で言えるようにならねば。
●いろはかるた
監修:斉藤孝、デザイン:佐藤卓、かるた絵:仲條正義 という
豪華メンツで作られたかるた。絵がいいよね。
『ドレミノテレビ』DVD&CD
UA(ううあ)が唄ってます。グリーングリーン、おぼろ月夜、マーチングマーチ……
なんてもの哀しいんでしょう。子ども怖がるよ、しんみりしちゃうよ。
私は、小学校時代の土曜集会で全校生徒で唄ったことを思い出しました。
DVDは5タイトルあるのだけど、ジャケットがめちゃくちゃステキ。
ちなみに、この番組をなぜか私の実母が大絶賛。パートの休憩中に見て衝撃を受けて以来、
なにかにつけて話をしてます。
グッドデザイン賞を受賞した栄えある番組でもあります。
『からだであそぼ』
むきむきケインと眉毛の太い女の子、男の子が体操?してます。
なかなかアクロバティックなんだよね。
かと思えば、和室での立ち方座り方を練習したり。あなどれん。
子どもに見せたいドラマ。
というか、私が欲しいビデオ。
子どもをダシにして、自分が楽しむためのビデオ。
「奥様は魔女」1stシーズンDVD-BOX、2nd,3rdシーズンも有り
今日は金津創作の森にお出かけ。妹と8カ月の姪っ子一緒に。
ウララ1月号・アートページで紹介した岡本浩次さんの刺繍展を鑑賞。
ほんと、いつ、どこで、何をみてもきれいな刺繍作品です。
http://www1.odn.ne.jp/~cjw48370/
岡本さんは作品制作のときはクラシックかジャズを聴くそう。
取材時に「胎教にいい音楽は?」と聞いたところ、
モーツァルトだと教えてもらいました。やっぱりそうなのか。
で、お伺いしたら、岡本チョイスの胎教MDをプレゼントされました。
ありがとうございます。
旦那に似て、頭のでっかい子ではなくて、頭にいい子が産まれますように。
『酒の器・展』では、担当学芸員さん(男性)と対面。
「良かったね!良かったね!」と何度も祝福されました。
まるで我が子のように・・・。
これほどまでに喜ばれるとは、なんかくすぐったくて嬉しい。
「お腹が牛」発言に続き、ほうぼうから(特に経産女性から)
「そろそろ、お乳が牛じゃない?」と言われるようになりました。
妊娠すると、貧乳も巨乳に変身するようで、
初めて「ブラがきついわ」という喜びを実感しております。
しかし、産後、元の体型に戻るためには、
いつまでも巨乳ではいけないようで、
「お乳が出れば、すぐに元に戻るよ」と言われてます。
お乳は出てほしいけれど、大きさは保ちたい・・・。
お乳で豆知識。友人から聞いた話ですが
初乳、つまり産んで初めて出るお乳には、
人間がこれから生きていくための大切な免疫・栄養素が含まれているそうです。
この栄養素は初乳にしか含まれていないため、
「なんとしてでも絞り出して呑ませること」が大事なんだとか。
産前の母乳マッサージをうるさく言うのは、そのためなんですね。
よーし頑張れ、私の乳。
カミングアウトしてから「そうだったんですか〜」という
お祝いのメールをたくさんいただきました。
そうだったんです、現在は妖艶の妊婦です。
お腹の子は男の子です。
早々と4カ月半で判明。隠しようのないものがエコーに映ってました。
産婦人科の先生には「立派なおちんちんだ」と何度も言われました。
大きくなれよ、我が子。
男の子だと分かってから、なんだか不思議な気分。
私は女性なのに、お腹には男性が宿っているのですから。
性の共有ってやつかしら?
今だけの特権だね。って言っても良いことないけど。
ITベンチャー交流会で、マサティーさんに会いました。
彼の第一声。
「おなかが牛ですね」
確かに。とても的確な表現。カウベルにかけたユーモアコピー発言。
ありがとう。
そう、ここでカミングアウト。
現在、妊娠7カ月末。4月にママンになるのよ、私。