それにしてもすごいことが起きようとしております。
何?って、奥さん、『CSS Nite in FUKUI』のことですよ。Apple Store GINZA発、〈ウェブ業界最大級〉とも評されるイベントが、昨年秋のパイロット版を経てついに福井に正式上陸!
広報にイッチョカミ!ということで、微力ながら告知いたす所存であります。
■実践者6名が福井に集結
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「CSS Nite in FUKUI」開催のお知らせ
http://cssnite.fisc.jp/
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ウェブ制作の世界は、日々新しい技術・ノウハウが登場しており、
制作者に必要な知識も変化し続けています。
CSS Nite in FUKUIは、第一線で活躍する実践者による5つの講演
と、交流会により構成。ウェブ制作現場における最新の知識を得るとと
もに、参加者同士の交流を深めます。
対象は、ウェブデザイナー、ディレクターのみならず、プログラマ
ー、ネットショップ運営者、一般企業・公共機関のウェブ担当者な
ど、ウェブ制作に興味のある方々です。
ウェブ制作に関心のある皆様の参加をお待ちしています。
□日 時:平成20年 3月 8日(土) 13:00 ~
□定 員:150名(事前申込)
□参加費:2000円
□会 場:響のホール(福井市中央1-4-13)
□主 催:(財)ふくい産業支援センター
□公式サイト:http://cssnite.fisc.jp/ (申し込みもコチラ)
(主な講演タイトル)
・これから求められるCSSデザイン
・勉強嫌いのためのDreamweaverでCSSレイアウトのすすめ
・Adobe Creative Suite 3 Web Premiumで行こう!
・リッチなユーザー体験の提供とその事例 ~RIA/WPF/Silverlight~
・ブランド構築を実現するプロジェクトデザイン
(出演者)
・鷹野 雅弘氏(株式会社スイッチ/CSS Nite主宰)
・益子 貴寛氏(株式会社サイバーガーデン)
・森 和恵氏(r360studio)
・西村 真里子氏(アドビシステムズ株式会社)
・新谷 剛史氏(株式会社セカンドファクトリー)
・森田 雄氏(株式会社ビジネス・アーキテクツ)
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■ウェブ業界最大級の人気と規模を誇る「CSS Nite」を福井で!
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「CSS Nite」(シーエスエス・ナイト)は、全国で多数行われ
ているウェブ系セミナーイベントの中でも、最も注目されてい
るもののひとつです。
2005年10月のスタート以来、52回の関連イベント、のべ1万人以
上が参加。アップルストア銀座から始まったムーブメントは、現
在では、大阪・名古屋・青森・福岡・沖縄・札幌・秋田・仙台ま
で拡大しています。
当初は文字通り「CSS」をテーマに開催されていましたが、現在
は広く「Web制作者にとって役立つテーマ」にシフトしており、
ディレクションやSEO、Flashなども取り上げられています。
北陸地域では、今回の福井が初開催となります。
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■講演のクオリティの高さは天下一品
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「CSS Nite」がこれだけ人気を博している大きな理由は、講演
のクオリティの高さにあります。
今回の「CSS Nite in FUKUI」でも、日本のウェブ業界の第一線
で活躍するデザイナー・ディレクター6名が集結。
新たな時代を迎えつつあるウェブ制作の技術とノウハウを存分に
ご堪能いただけると思います。
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■ウェブ仲間とつながる交流会
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ウェブ制作に興味のある参加者とリアルにつながることができる
のも、本イベントの魅力のひとつです。
今回の交流会には、全講師が参加する予定になっていますから、
気になる講師と直接交流するまたとない機会です。
交流会になれていないとご心配の方もいらっしゃると思いますが
スムーズに入っていただける仕掛けも用意いたしますので、お気
軽にご参加ください。
最先端の知識が得られ、ウェブ仲間との交流もできる「CSS Nite
in FUKUI」に、是非ご参加ください。
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イベント名:CSS Nite in FUKUI
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□日 時:平成20年 3月 8日(土) 13:00 スタート
□時 間:セミナーの部]13:00-19:00 [交流会の部] 19:20-20:30
※セミナーのみの参加もOKです。
□定 員:150名
□参加費:2000円(当日払い) ※セミナー・交流会(1ドリンク・軽食付)参加費
□会 場:響のホール(福井市中央1-4-13)
□主 催:(財)ふくい産業支援センター
□公式サイト:http://cssnite.fisc.jp/ (申し込みもコチラ)
□出演者(出演順):
・鷹野 雅弘氏 (株式会社スイッチ 代表取締役/CSS Nite主宰)
・益子 貴寛氏 (株式会社サイバーガーデン 代表取締役)
・森 和恵氏 (r360studio 代表)
・西村 真里子氏(アドビシステムズ株式会社)
・新谷 剛史氏 (株式会社セカンドファクトリー)
・森田 雄氏 (株式会社ビジネス・アーキテクツ 取締役
□主な講演タイトル
・これから求められるCSSデザイン
・勉強嫌いのためのDreamweaverでCSSレイアウトのすすめ
・Adobe Creative Suite 3 Web Premiumで行こう!
・リッチなユーザー体験の提供とその事例~RIA/WPF/Silverlight~
・ブランド構築を実現するプロジェクトデザイン
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ちょっとおまけ
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現在、相互リンクにて、広報の協力をしていただけるサイトを
募集しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。
http://cssnite.fisc.jp/sponsored
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■本イベントに関するお問い合わせ先
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(財)ふくい産業支援センター(大木、佐藤)
TEL:0776-67-7411 E-mail ugf [at] fisc.jp
公式サイト:http://cssnite.fisc.jp (申し込みもコチラ)
ご多分に漏れず、わかっちゃいるけど試してみた。
「『ジャンプスクエア』で検索」。
懲りずにもう一回。
ちょっと変わった。
さらにもう一回。
また少し変わった。
よせばいいのにもう一回。
到着。
ちょっと褒められた。
今年も『世界のCMフェスティバル in FUKUI』の季節がやってまいりました!
なんでしょう、今年はどうもプロモーション不足の感あり?という印象で、地元メディアなどでもあんまり見ないんですよね、イベントの告知。
昨日、主催のJ.C.ブーヴィエさんを交えての作戦会議@秋吉 にてチラシをいただきましたので、イベント情報をアップする次第であります。
『世界のCMフェスティバル2007 in FUKUI』
日時:
2007年11月3日(土)
昼の部/15:30~18:00
夜の部/19:00~21:30
会場:
福井まちなか文化施設 響のホール
(0776-30-0086)
料金:
前売2000円 当日2500円 学生1500円
チケット発売箇所:
響のホールB1Fプレイガイド
ローソンチケット(Lコード52671)
オフィシャルサイト:
世界のCMフェスティバル2007
ブーヴィエさんのおすすめCMはコレ!
今年のカンヌ広告祭&歴代の受賞作品
シャネル(ニコール・キッドマン&マリリン・モンロー篇)
イギリス制作協会APA50のベストCM
日本初上陸ボディースプレーAXE特集
タバコCM&反タバコCM
お約束どおり、この曲↓のあのCMも流れますヨ。
チラシを置いてくださるショップさま大募集中です~。
プロモDVD(数量限定)もありますので。
今ごろ、この話題にのっかって恐縮ですが。
JRと東京地下鉄などで改札トラブルJR東日本によると、12日始発から首都圏のJRや私鉄の一部の駅で、自動改札機が使えなくなった。東京メトロによると、地下鉄の自動改札でもトラブルが発生。JR、私鉄ともに、乗客をそのまま通過させる措置をとっている。
『MSN産経ニュース』 2007.10.12付
動画で見るならMXテレビのニュース。
で、友人のイトパンくんに提供いただいた画像。
秋葉原駅にて。
まあ、「お得」って見方もできるよなあ(不謹慎発言)。
もう少し適切な掲示板はなかったのかしら。
新発売のサッポロビール『北海道生搾り みがき麦』。
パッケージを見てみますと……「丸明オールド」使ってるんですね。
片岡朗氏が開発したこの書体。昨年あたりから急にあちこちで見かけるようになりまして、今年に入ってからもう「丸明大爆発!」と言わんばかりの勢いで増殖中ですよね。登場(2000年)からしばらくは、副田高行氏の専売特許!みたいな感じで新鮮な印象だったんですけど、さすがにここまで氾濫してくるとちょっと食傷気味。
『北海道生搾り みがき麦』のパッケージも、かな文字だけどうして「丸明オールド」にしたのか理解に苦しむんですよねえ。「生」「搾」「麦」が比較的すっきりかっちりした書体なので、逆にバランス悪いような気がして。パッケージデザインした方には申し訳ないのですが、どうもイージーに作られた感がしてイカんのですわ個人的には。
それにしても、ここまで一気に増殖してる書体って、ニィスのZ10以来じゃないかしら。
©Fuji Television Network, Inc., EAST Co.,Inc.
10月に入り、今年の酷暑もすっかり落ち着いたからでしょうか、この夏お世話になった『NUDA』(キリンビバレッジ)がコンビニ店頭から急激な速度でなくなりつつある感じがいたします。新製品がしのぎを削る大手コンビニなど最たるもので、今日はなんとかアタリをつけてオレンジBOX(注:地元コンビニ)にて購入した次第です。
この、シュワッとくる無糖炭酸飲料、実は長い間待ち望んでいたタイプのドリンクだったんですよ。無糖飲料(というかミネラルウォーター)の種類が決して少なくはないと思われる日本ですが、天然の炭酸水がわき出してるケースが少ないからか、シュワッと喉にくるドリンクが飲みたい
しかもローカロリーで
とか
しかもノンアルコールで
といった場面に遭遇したりすると、もう消去法でペリエ飲むしかない、みたいな状況になるわけですよ。
そんな中での『NUDA』リリース。
いやあ、嬉しかったですねえ。もう、この夏ガバガバ飲んでました。
それなのに、ひと夏過ぎたらこのありさまですわ。
バンドで東京スカパラダイスオーケストラの曲をやっている身としても、スカパラを全面フィーチュアリングした『NUDA』が飲めなくなってしまうような状況は来てほしくないんだけどな~。
市場原理と戦え! 『NUDA』!
お、まとめ買いすると、当たり前ながら安いねえ。
しかも、尼なら送料無料だし。
脚本:宮藤官九郎くん×原作:たかのてるこさん という、大学同期の出世頭ツートップによるコラボレーション『ガンジス河でバタフライ』(メ~テレ)のオンエアが迫ってまいりました!
ごく、たまにですが、知り合った方とこんな会話を交わすことがあります。
「森川さんって、日大の芸術学部出身なんですよね」
「ええ、まあ。まじめな学生じゃなかったですけどね~わはは」
「芸術学部っていえば、有名人の方も結構いるでしょ?」
「そですね。同期だと、クドカンがいちばんの出世頭かなあ」
「すごいじゃないですか! クドカンと同期なんて!」
えーと……
すごいのは宮藤くんだし。
ということで、『ガンジス河でバタフライ』。
10月5日(金)・6日(土)の2夜連続、テレ朝系でオンエアです。主演は長澤まさみタン。視聴可能領域にいらっしゃる方、万障お繰り合わせの上ぜひご高覧を。
©2007 Nagoya Broadcasting Network
mixiにて実施中の『古今東西アイドル検定』。トップページでたまたま目にしまして、「腕試しに一つ」とチャレンジ。
いったい、何の〈腕〉を試すのだか。
問題は、Perfumeに関するボーナス問題(ヒント付)3問を交えての計30問。
〈東西〉かどうかはよくわかりませんが、出題範囲は1980年代~現在、しかも男女問わずなので〈古今〉であることには異議ナシ!であります。
で、結果。
28/30の解答率にて、Perfumeの面々より「博士級」の認定を頂戴しました。
見事な正解率ですね。むしろあなたがアイドルといっても過言じゃないかもしれません! その実力、みんなにも自慢しちゃってくださいね!
ということで、僭越ながら自慢させていただく所存であります (*・ω・)ノシ
if ((mixiな方) && (アイドル好きな方)) { アイドル検定へリンク; } で、お楽しみくださいまし。
©2007 mixi, inc.
ふくい産業支援センター さとう“UGF”さとる氏のブログで知った『カナザワ映画祭2007』。寡聞にしてノーチェックもいいところだったのですが、石井聰亙監督作『シャッフル』が上映されることを知り、
行かねばこれは!
と、金沢21世紀美術館シアター21に馳せ参じた次第なのであります。
と言いましても、お目当ては〈石井聰亙的ワールド〉ではなく、『シャッフル』に出演している森達也氏。そう、昨年の上映会でお世話になった、あの森達也氏です。今では映像作家……というより文筆家としての活動目覚ましい氏も、俳優を目指していた頃があり、それが何本かの出演作として残っているというわけです。
(このあたりのエピソードはWikipediaに詳しい〔ソースもあり〕)
で、くだんの『シャッフル』。
25歳の森氏、ただひたすら走ってます。絶叫しながら殺人犯を追う刑事という、農耕民族的な穏やかさのある現在の御姿(←個人的見解。失敬)とは対照的なキャラ設定。こんな時代もあったんだな~と、しみじみ鑑賞させていただきました。
いや、しみじみってのは比喩的表現で。
実際は、ハンディカメラでの映像を見つめすぎて、すんでのところで眩暈症状……となるところでした(笑)。ま、それくらいスピード感あふれる映像になってるってことです。犯人の記憶が〈シャッフル〉されるシーンに重なるブレイクビーツもカッコいい。「音楽、誰だ?」とエンドロールを見てましたら……
ヒカシュー
あ、ブレイクビーツというよりテクノですね。失礼。
(というか、1981年にブレイクビーツという概念はあったのか?)
幻かと思ったこの作品。
調べてみましたらDVD-BOXに収録されてました。
ほんの一瞬だけ出演してる武田久美子(当時12歳)の存在感も (・∀・)イイ!
さて、ワタシが美術館地下のシアターで「 (・∀・)イイ!」とか言ってる間、相方+義妹一行は屋外でのアクティビティを堪能。『明後日朝顔プロジェクト』のアサガオがいい感じで茂っておりました。
ということでして、UGFさとうさん、情報提供に感謝。
ちなみに↓は、2006年の『新潟妻有アートトリエンナーレ』で見た〈明後日朝顔〉。
涼しげでよいね。
相方がレトロフューチャーばりばりなオサレ系カフェで過ごしている間に、ワタシはといえば……福井大学医学部前の『たこタロウ 福井医大前店』で、久しぶりにカツ弁(650円)をむさぼっていたのでした。
カツ丼ではありません。カツ弁です。
平皿にごはんをのせ、千切りキャベツを盛って、トンカツのせて、マヨネーズとケチャップをドチャッとかけた一品。どうです、いかにも男子学生が好みそうなメニューでしょ?
実は、カツ弁を知ったのって福井大学生からのタレコミがきっかけだったんですよ。この近辺は取材などでちょくちょく訪れているものの、『たこタロウ』という名前が災いして(というのはワタシ個人の見解だが)入る理由がなかなかなかった。隣のローソンや洋膳やまむら亭には足を踏み入れていたというのに。
で、そのタレコミをもとに取材に行く機会がありまして、そこで初めてカツ弁に遭遇したわけです。「まあ、一度食べんといい記事書けんだろ」とのご厚意で出していただいたのですが……いや、これは、しかし……トンカツにマヨネーズってコッテリ系の総本山みたいなものじゃないか。そう思いながら一口、はむっと口に入れますと
んんんんんんん、んまい!
酸味をおさえたマヨネーズと千切りキャベツとの相乗効果でしょうか、見た目に反してコッテリ感がないんですよこれが。ソースカツ丼よりあっさりしてるかもしれない。
まあ、そんな強烈な記憶が残っていたのと、猛烈な空腹感に襲われたこともあって、ふくい産業支援センターでの仕事を終えて『たこタロウ』に猛ダッシュ(比喩ではなくマジに)、入るなり「カツ弁!」とオーダーした次第なのでした。
以下、個人的に気になった物件集。
『たこタロウ』店内にて発見。
1970年代生まれには堪えられない1冊。まだ発売されてるんでしょうかね、ピッポ君シリーズ。
店の前の掲示板にて。吉野紗香の防火ポスター!
はあ……この頃の紗香たんは良かった(遠い目)。つまりこんな頃だ。
こんな頃だ。
それが今では……(ry
挙げ句の果てにはブログ炎上だし。カワイソス。
かねて待ち望んでいた、えちぜん鉄道の新駅「日華化学前」「八ツ島」の両駅が開業しました。多少なりとも鉄分含んでいる私としては、パトロールせずにはいられぬ案件であります。
カウベルオフィスから日華化学前駅までは、徒歩約5分の距離。
前日、えち鉄に問い合わせて「9時20分より除幕式」との情報を得ていたので、10分くらい前に現場に乗り込んでみますと……
ご近所さん大参集の巻。
地元の人々や、ネーミングライツを買い上げた日華化学の江守康昌社長らが駅名標を除幕。
間もなく、八ツ島方より記念列車到着。西川一誠県知事はじめ地元のお偉方が八ツ島から乗り込んでいたようで、ホームは大混雑。
駅でもらった、日華化学前~福井の往復無料乗車券(400円相当)を手に、ジュニアを引き連れて連れて行きましたのが……
AOSSA。予定調和的な行動形態とでもいいましょうか。
で、4Fの福井市立桜木図書館で小一時間ほど過ごした後、5Fの福井市男女共同参画・子ども家庭センターへ。ボールプールや滑り台などの玩具が揃ってるうえに、利用は無料、子どもの利用を前提としているので多少騒がしくしていてもオッケイ。何かと便利な施設です。
福井駅を見下ろせるロケーションなので、電車が通る時刻になると
子どもさまご一行へばりつき。
そりゃ、こんなインフォメーションが書いてありゃ、子どももへばりつくわけだ。
いや、しかし……これは……『はつかり』のヘッドサインではないか(←テツはこのへんにうるさい)。と、思いながらよく見てみると
修正液で消して、「らいちょう」……。
ま、そんな感じで、テツの一日は終わったわけです。
ご近所町内会長のdaisakuさんから寄贈いただきました。
20年前の角松敏生、って時点で懐かしさ大爆発!なんだけど、それよりもなによりもこの手のバンドスコアを手にしたのがもう久しぶり。いま参加してるバンドはもっぱら耳コピ(もしくは、バンマスが起こしてくれる楽譜)でやってるので、バンドスコアを使う機会がほとんどないのよね。
ちなみに、収録されてる曲目は以下のとおり。
『THE BEST OF LOVE』『TAKE OFF MELODY』『1975』『TAKE IT AWAY』『初恋』『RAMP IN』『TAKE YOU TO THE SKY HIGH』『MERMAID PRINCESS』『MIDNIGHT GIRL』『GIRL IN THE BOX』『NO END SUMMER』
これが〈スーパーベスト〉の選曲だかどうだかは別として、個人的にはいちばん好きな時代の曲が選ばれてるのでOKとしましょうか(エラソーに)。
さて、このスコアでも眺めながら、久しぶりにスラッピングの練習をちゃんとやってみましょうかね。
まあ、これだけ話題になってると、ちょっと試したくなるわけですよWikiScanner。
福井県庁:
ぼくらの
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?diff=prev&oldid=13568536
玉田芳史
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?diff=prev&oldid=10194366
佐藤友哉
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?diff=prev&oldid=6138658
福井市役所:
あかほりさとる
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?diff=prev&oldid=7904014
ベストヒットUSAS (Ultra Southern All Stars)
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?diff=prev&oldid=1349051
L'Arc~en~Ciel
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?diff=prev&oldid=1152999
女子妄想症候群
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?diff=prev&oldid=6627066
福井市教育委員会:
ランボルギーニ・カウンタック
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?diff=prev&oldid=14079878
とりあえず、個人的にそそられた項目だけ拾い上げましたが、思ってたより編集数は少なかった印象です。他県の公共機関なんかだとヒドいのありますからねえ。
それにしても、『L'Arc~en~Ciel』が出てきたときには、「よもや、156か?!」と一瞬、戦慄が走りましたわ ;-)
芥川賞受賞作掲載号だけはきちんと購入してる(失敬)『文藝春秋』。
当然、買ってきましたよ。今売りの2007年9月号。
芥川賞掲載号で楽しみにしてるのが、選考委員の選評。特に、石原慎太郎・村上龍両氏のそれは毎回、辛口も辛口、ときに激辛モードになることも。ワタクシ、この辛口ぶりにいつも期待しているクチでして(受賞された方には悪いですが)、前回受賞作の『ひとり日和』で、両氏がいつになくマイルドな選評を書かれていたのには驚愕の念を禁じ得なかった次第なんですよ。だから、辛口選評だと「おお、今回も辛口健在」とそれだけで安心してしまうという(ずいぶん言っちゃうなあ、俺)。
ということで、『アサッテの人』の選評は、といいますと。
今回の候補作の大方は読者の代表の一人たる私にとっては何とも退屈、あるいは不可解なものでしかなかった。
(中略)
大体、作品の表題がいい加減で、内容を集約表現しているとも思えない。自分が苦労?して書いた作品を表象する題名も付けられぬものにどんな文章が書けるものかと思わざるを得ない。曰くに『グレート生活アドベンチャー』、『アウラ アウラ』、『わたくし率イン歯ー、または世界』、『オブ・ザ・ベースボール』、『アサッテの人』。いいかげんにしてもらいたい。
(石原慎太郎氏 選評)
キタッ! 辛口健在!
山崎ナオコーラ氏の『人のセックスを笑うな』が候補に挙がったときも、一瞥して、
いいかげんにしてもらいたいッ!
と思われたんでしょうかねえ。
さて、やおら読み始めた『アサッテの人』。
冒頭における、メリハリというかキレの弱さに「生理的に受け付けないタイプの文体かも……」と一度は挫折したものの、覚醒しているタイミングを見計らって再チャレンジ。挫折してしまったのがウソであるかのように、サクサク読めるじゃないですか。
〈作者の持って回った技法は私には不明晰でわずらわしいものでしかなかった〉(石原氏)、〈さまざまな意匠で飾られ彩られているが、装飾を引き剥がすと「コミュニケーション不全」と「生きにくさ」だけが露わになる〉(村上氏)――の選評に納得しつつ、不覚にもココのくだりで吹き出してしまった。
↑のナゾに迫りたい方は、今売りの『文藝春秋』を、ぜひ。
ちなみに、覚醒状態で一気読みしたら小一時間で読み終えることができました。「自分自身にも〈アサッテ的なもの〉が少なからずあるなあ。いや、これって誰にでもあるんじゃないか?」と共感しながら読めたところもあったので。小説を書くプロセスを小説化している展開も個人的には参考になったし。「へえ、こうやって小説って創っていくものなのか」と(もちろん、これが一例に過ぎないことは承知の上で)。
それはさておき。
「ポンパ!」という言葉を聞いて、真っ先にこっちの方を思い出しちゃうのは、やはり昭和好きだからしょうがないんでしょうか。
カウベルの仕事場ではいつも何かしらのBGMが流れております。
そのときの気分によって選曲(選局)を変えるので、FMが集中的に流れてる週もあれば、この時期だとハワイアンとかレゲエのネットラジオが流れてる週もあったりと、それはもうノリがバラバラ。
〈自分基準〉で選んでるので、他のスタッフには気の毒な話なのですが。
で、今ほど聴いてた、あるFM局の番組で事件は起こったのですよ。
月~金の帯番組とおぼしきこのプログラム。今日のテーマは「夜遊び」でした。
リスナーから夜遊びにまつわるメッセージを受け付けつつ、ナイトクルージング(1980年代的表現)に合う曲を次つぎ流していく、という趣向。仕事をしながら何の気なしに聞き流してたら、これですよ。
Shakatak 『Night Birds』
懐かしすぎ~と感慨にふけってたら、たたみかけるようにこれ。
角松敏生 『Tokyo Tower』
2007年の夏になって、この曲を、しかもFMで聴くことになるとは!
そんでもって、さらにこう来ましたよ。
SUGAR BABE 『DOWN TOWN』
オイラをあんまり喜ばせんといてや(T_T)
悶絶しまくりやって!
番組のディレクター、オイラと同年代に違いない。
ここまで来たなら……ってことで
Donald Fagen 『I.G.Y.』
と突き進んでほしかったが、それはなかった。
そりゃそうだ。「夜遊び」がテーマなんだし。
いつまで続くのかインストール騒ぎ。
e-Taxのアプリだけでは完結せず、さらに帳票のファイルをインストールしなくては話が始まらないことが発覚。この、決して親切とはいえないツリー↓を手がかりに、適当にアタリをつけて帳票を引っぱるところからFinal Stageは始まりました。
実際に帳票を作っていくプロセスは割愛しますが(取説PDFを上げたいところなのですが、禁転載とのことでご容赦を)、こと源泉税の徴収高計算書に関しては、それまでのメンドくささに反してサクサクッと作ることができました。まあ、帳票そのものがシンプルなので、当たり前っちゃあ当たり前なんですが。
その後の手続きもスムーズ(あくまで相対的に、だが)に進行。
1. 帳票送信
2. 納付区分番号などの通知が自動返信
3. ネットバンキングへアクセス
4. Pay-easy(ペイジー)メニューをクリック
5. 画面に従って 2. の番号などを入力
6. 入金 (´・ω・`)ノシ
難があるとすれば、カウベルが使ってる福井銀行のネットバンキング。
ログインパスワード、確認用パスワード、照会用暗証番号、振込・振替暗証番号、確認暗証番号……って、類似の言葉多すぎ。「確認用パスワード」って今まで使ったことなかったので、アタマの中にハテナ印出てきましたわ。
そんなわけで、紆余曲折しながらも導入したe-Tax。
使ってる会計ソフト(『やよいの青色申告』)と連携していれば言うことないんですけども、前年度版(平成18年度確定申告対応版)でようやく、「所得税確定申告書」「青色申告決算書」の電子申告に対応したばかりで、源泉徴収についてはまだまだ。
e-Taxのアプリが悪いわけじゃないので、今後に期待といったところですね。
しかしまあ、あれだ。ここまでいろいろあったんだから、それ相応の控除があってもいいのだが……
電子証明書等の取得を支援し、行政手続のオンライン利用を促進します。
電子申告により所得税の確定申告書を提出する際、本人の電子署名及び電子証明書を併せて送信した場合に、5,000円の税額控除を受けることができるようにします。
財務省ウェブサイトより
浮かばれねえ~
青色申告特別控除並みとまではいかなくとも、5000円って……ひとケタ少なくないっすか?
ちょっと間があいてしまいましたが、ひっそりこっそり牛歩状態で進んでおりますe-Tax。
『電子申告・納税等に係る利用者識別番号等の通知書』が届いて、最初にやったのがソフトのインストールです。
そうだったのか知らなかった<宝くじ宣伝普及事業
それはさておき。
まずは、カードリーダ/ライタのドライバをインストール。ここは、軽いジャブということで。
次に、福井市役所でもらった『公的個人認証サービス 利用者クライアントソフト』のCD-ROMを突っ込んでアプリをインストール。しかし、ReadMeを読んで吃驚することに。
手順の概要は以下の通りです。
(1) JRE(Java の実行環境)のインストール
JRE をインストールします。JRE のダウンロード方法およびインストール方法については、Sun Microsystems 社のホームページを参照してください。
わははは、いきなりJREをダウンロードさせるか!
まあ、わざわざe-Taxを導入しようとしている層にとって、Sunのサイトに行って、JREダウンロードして、インストール……なんてのは赤子の手をひねるようなものなんだろうけどね。
かくいう私は、JREのインストールに、まさに筋書きどおりの悪戦苦闘。
何かの機会に最新版をインストールしたはずだったんですが、クライアントソフトのウィザードを進めていくと「最新版のJRE入れろよコラ」と怒られる。
で、「アプリケーションの追加と削除」で調べてみると……( ゚д゚)ポカーン
なんで三つも四つもJREが入ってんの! しかもJDKまで! 古いバージョンが上書きされてなかったのですね。
すべていったん削除のうえ、JRE最新版を再インストール、ウィザードに「コラ!」と言われることもなくなりクライアントソフトがインストールできました。
が……ここまでで35分かかってます。
がっくり疲れたので、残りの作業は翌日送りに。
次の日。
カードリーダ/ライタに住基カード差し込んで、利用者クライアントソフト立ち上げて、住基カードに書き込まれている電子証明書の有効性を確認。これまた軽いジャブ。
クライアントソフトをインストールしただけでe-Taxが使えるわけではないので(このあたりの説明もイマイチ親切じゃないんだよなあ)、e-Taxのサイトへ行って
ルート証明書(2.2MB)のダウンロード→インストール
e-Taxソフト(22MB)のダウンロード→インストール
うわ~ハードディスクが汚れていきマス~。
はあ。ここまでで20分かかりました。
まだ書類作成にたどりつけてません。つづく。
「JR福井駅へのアクセスが便利にナル~!」(←電車の運行間隔が密になれば、の話)とかねて期待の、えちぜん鉄道・八ツ島駅。今秋開業と聞いていたので、「そろそろかな?」と立ち寄ってみたら工事が始まってました。
で、場所はこのあたり。
早い話が「やえがき亭前」ですね。
実測してみたら、カウベルから約350mでした。
[追記]
その後、ひと駅福井駅寄りの日華化学前駅(これも新駅)へのルートも実測。実はこっちの方が近かったことが判明(おお!)、カウベルから約250mでした。距離的には近いものの、それなりに交通量のあるR416をわたってアクセスすることになるので、一長一短といったところでしょうかね。
で、場所はこのあたりです。
CNET発→KNN神田氏のブログ経由で知った、映画『ミス・ポター』の字幕翻訳コンクール。
面白そうだったので応募してみました。
かいつまんで説明すると、2007年9月公開予定の『ミス・ポター』を題材に、動画を見ながらセリフを翻訳し応募する、というもの。自分で考えた訳文は『字幕in』で動画に即挿入されるので、なんちゃって戸田奈津子体験(松浦美奈・林完治でも可)ができるというわけです。応募フォームのインターフェイスもなかなか興味深い作りで、「ここまでFlashを使いこなせたら言うことないな~」とため息つくことしきり。
英文を読んで、主人公の気持ちになって訳文を考える……なんて、高校以来の体験。あの頃は苦痛でしょうがなかったですが、改めてやってみるとちょっと新鮮。ここはやはり、オンライン辞書とか電子辞書なんか使わずに、英和辞典をひきながらせっせと訳文を考えるのが、〈気分〉というものでしょう :-)
で、訳文考えて、個人情報等の入力フォームに移動したところで、図らずも脱力。
市外局番が3ケタしか入らない!
どうも、福井県は応募対象外になっている模様です(笑)。
しょうがないので、↑のように入れておきました。
この市外局番だと大津市・草津市・栗東市あたりになっちゃうのですが、ま、アタマから10ケタ回してくれれば(回す、ってのも昭和的表現だが)つながるので問題ないでしょう。
……って、すでに選出されたつもりになってる俺。
やっと来ました。
「電子申告・納税等に係る利用者識別番号等の通知書」(←長え)。
わざわざ東京からの投函です。ご苦労さまです。
それにしても待ちました。6月6日に投函して26日に到着ですか。『e-Tax』を利用しようと思ってる方は余裕を持って申し込みした方がよいでしょうね。
さて、重ったらしいソフトのインストールとめんどくさい設定(予想)が控えているわけですが、今日はくたくたなので課題先送りの巻。あまり延ばしても源泉税納付に間に合わなくなるだけなので、先送りもほどほどにしておきますけども :-P
行ってきました。
5000万分の1になれませんでしたヨ。オロロン(T_T)
何度か転職&引越してるから浮いてるものだとふんでいたのだが<基礎年金番号
喜ぶべきことなんだろうけど、流行に乗れなかったみたいで妙にくやしい。
ちなみに。
巷間「待ち時間数時間!」なんてこと言われてますが、朝イチで乗り込んだら待ち時間5分、処理時間10分で終わりました。参考までに。
あまりに拍子抜けしてしまったがゆえ、余勢をかって(?)AOSSAの『ユトリ珈琲店』でまったりしてしまった次第。
意外と早くICカードリーダ/ライタが来ました。
以下、届くまでの顛末をつらつらと。
なにしろ、年に数回の出番であることが想像に難くないe-Tax。
設備投資は極力抑えたいということで、住基カードと一緒にもらった、財団法人自治体衛星通信機構謹製の「適合性検証済ICカードリーダライタ一覧」(←利権のニオイぷんぷん(笑))を見ながら、まずはヤフオクで検索。予算は3000円。勝負!
ところが。
予算云々以前の問題として、物件数が少ないこと少ないこと。SONYの『PaSoRi』は、タマがダブついているのかやたら出てくるものの、肝心の住基カード対応型リーダ/ライタは数えるほどの件数しか出てこない。しかも、どれも妙に高い。
それじゃ、というわけで訪れたのがAmazon。
「ICカードリーダ」で検索かけてみたところ、ここでも件数は数件。くだんのリストには、ちいせえ字で50種類以上載っているというのに。いったいどこで売っているのか。メーカー直販で買えということか? そんな気は毛頭ないのですが何か。3000円です3000円。
こんどはどうだ、楽天。
楽天ってほとんど使うことがないのですが、一応チェック、ということで。
Amazon同様「ICカードリーダ」でサーチしました。しましたら……
手動カード挿抜式USB接続リーダー/ライター日立 HX-520UJ.J ICカードリーダ・ライタ ※台数限定...
ウホッ! 来ました来ましたキタキタキタッ!
送料込み3504円のところ、なぜか知らないうちに貯まっていた楽天ポイントを804pts(←半端な)使ってコミコミ2700円で手打ち。予算内で納めることができた次第です。
オーダーをかけたのが6月8日、届いたのが10日。中1日なら、即納の範囲内ですね。
それにしても。
「電子申告! ぜひに!」なんて煽っておきながら、どうして納税者側が負担して機器類を調達しなけりゃいけないのか。人柱モードになりきって実証してるとはいえ、やはりここは理解に苦しむところ。「電子申告・納税等開始(変更等)届出書」に対する書類の発送も時間かかりすぎだと思うし。
1 利用者識別番号等が記載された通知書等の発送スケジュールについて
利用者識別番号等が記載された通知書等の発送スケジュールについては、次のとおりとなっております。
なお、開始届出書を提出してから、利用者識別番号等の通知書等が、提出された方のお手元に届くまで、最短で10日から最長で25日程度を要することがありますので、申告期限などを十分考慮の上、余裕をもって開始届出書を提出してください。
国税庁e-Taxウェブサイト
いくら、手際よく住基カードやICカードリーダ/ライタを準備したところで、利用者識別番号の入手(←ここがいちばん大事)が律速段階になってちゃな~。本気でe-Taxを普及させる気があるんでしょうかね、国税庁も。
[本日の出費]
ICカードリーダ/ライタ購入費用……2700円
源泉所得税納付の時期が近づきつつある今日この頃。だからというわけでもないのですが、かねて興味のあった『e-Tax』を導入しようという気になり準備を始めました。何か積極的な動機づけがあったわけではないので、気まぐれもいいところだったりするのですが。
それにしても、いないこといないこと。周囲を見回してみても「あ、オレ、電子申告やってるわ」という事業主の方がいないこと! わはは、こうなったらいっそ人柱になって、地元のみなさまにネタをお届けしようではありませんか。エディターたるもの、人柱経験もまた人生、ですからな~。
まず行かなきゃいけないのが、市区町村の住基ネット窓口。福井市だと、市役所の市民課に行くことになります。ここで住基カードを発行してもらい、同時に電子証明書を埋め込む手続きをしてもらいます。
初めて訪れた住基ネット窓口。
窓口のおねいさんが差し出した、
Wordでチロッと作ったようなフォーム
に記入をしながら、取材モードで軽くインタビュー。
「つかぬこと伺いますけど、住基カードの申請って1日何件くらいあります?」
「そうですねえ……多いときで1日5件くらいですかねえ」
「どんな方が申請するんですか? やはり年配の方とか……」
「年配の方、多いですね。運転免許証を持たない方とか。『銀行で、作ってくるように、って言われた』という方も多いです」
「電子申告で使う、みたいな方は?」
「まあ、ときどきいらっしゃいますけど……」
1日5件って……相変わらず必要とされてないなあ、住基カード。もう笑うしかない。わはは。
人気のなさは、こんなところにも表れていたり。
専任の職員が張り付いてない
で、申請書を書いて、顔写真を撮って(顔写真付きだと公的な身分証明書として使えるので)待つこと約20分。窓口備え付けの端末で、住基カード本体の暗証番号と電子証明書のパスワードを入力して、カードを入手しました。
写真暗いヨ~。10年間有効なのに。
ちなみに「印鑑登録カードも住基カードに統合できますよ」とおすすめ(?)されたのですが、カードを持ち合わせてなかったので丁重に辞退。「統合すると、街なかの市民生活窓口(近場にある北サービスセンターなど)で印鑑証明書が取得できなくなる」というデメリットも聞いちゃったので、仮に持ち合わせてたところで統合はしなかったですけど。
帰りに「電子申告・納税等開始(変更等)届出書」を税務署に郵送して、ひとまず今日の作業は終わり。次はカードリーダの入手です。つづく。
[本日の出費]
住基カード発行手数料……500円
電子証明書設定手数料……500円
駐車場代……100円
「電子申告・納税等開始(変更等)届出書」郵送料……80円
同 控え用コピー代……10円
[持参したもの]
運転免許証
印鑑(認印でOK)
ちなみに、R社・T村くんの所見。
あ、もしかして
R25を見て育った東京出身のユーザをターゲットにした
緻密な戦略なのか!?
ぜひblogネタにしてください。笑
ご期待に応えてネタにしました :-)
© Recruit Co.,Ltd. , Kindai Koukokusha
年に一度のおつとめ第二弾。
今日は、ご近所フォトグラファー・たとりん氏とともに〈連れ人間ドック〉です。
激しい嗚咽と望陀の涙を流した昨年の人間ドックからまる1年。
「今年の内視鏡検査じゃ、決して同じ轍を踏むまい」と心に誓い、まずは綿密な(やや誇張)リサーチを開始。経口内視鏡(口から飲みこむやつね)に比べてはるかに楽!ともっぱらの噂の、経鼻内視鏡(鼻から入れる内視鏡)のある病院を探したわけです。さあ、福井市内にはあるのか?
おお、こんな近くにあるではないですか。打波外科胃腸科。
カウベルからも たとりんオフィスからも近くて、これは好都合。
えーっと、結論からいいますと。
大推薦!ッス
噂には聞いてましたが、こんなに楽だとは。
とにもかくにも、内視鏡検査につきものの嘔吐感(〈感〉もなにも、嘔吐そのものだが)がほぼ皆無。もうそれだけで〈経鼻内視鏡〉を指定した甲斐あり。とても内視鏡の画像を見てる余裕などなかった昨年に比べたら、まさに天と地ほどの差。世界が変わったったらありゃしません。
ちなみに、こんな手順で進んでいきました。
1. 胃を洗浄する薬を飲む
2. ゼリー状の麻酔薬で喉を麻酔 … 1クール2分×2回
→鼻の穴の通りが悪かった場合に、経口内視鏡に切り替えるための準備
3. 点鼻薬(鼻の穴の血管を収縮して鼻血を防ぐ) … 1クール5分×1回
4. 2.の麻酔薬を鼻の穴に注入 … 1クール1分×3回
5. 内視鏡と同じ太さの管?を、片方の鼻の穴に通す
→経鼻内視鏡が通るかどうかを確認
6. 5.の態勢のまま臀部に筋肉注射
→内臓の動きを弱める働きがある
7. 5.と同じようなことを、反対側の鼻の穴でも確かめる
8. 喉の奥にスプレー状の麻酔薬を噴射
→病院によっては省略することもあるらしい
9. いざ!
打波外科胃腸科のQ&Aページにもあるように、経鼻内視鏡も一長一短あるのですが、かつて激しい嗚咽と望陀の涙を流した経験のある方は試す価値ありかと思いますですよ。
胃とか食道の記念写真(?)をもらったのでアップしてもいいんだけど、さすがにためらわれるわ(笑)。
は~、なごむ。
作り手の術中にモロにハマってると分かっていても、なごむ。コピーもすてき。
『一太郎2007』発売告知30段@朝日新聞。
ウチのジュニヤにもこんな時期があったんだよな~(遠い目)。
買い続けて4年目になりました。『TITLE』CM美女特集。
今年の表紙は新垣“ガッキー”結衣たん。時流からみて的を射た人選。
一昨年は方々探し回って入手、昨年は客注でお取り寄せ……で、今年もたまたま書店で見かけて、すんでのところで捕獲。もう、本気で買い集めてるのだかなんだか、自分でもわからないほどの手の抜きようです。
それにしても、2007年版も「CM美女アワード」の対談がふるってましたね~。
アタシの好きなCM美女も何人か俎上にあげられ、宇多丸×辛酸なめ子の二人にいじられたりしてるんですが、不思議なことに怒る気にならなかった。あまつさえ、読みながら食べてた(←よい子はマネしちゃいけません)玉子丼を吹き出しそうになる始末。
宇 沢尻エリカは、決して性格いいとは思えないけど、そこそこ売りという(笑)。
辛 明治製菓のCM、本人のキャラを活かしてますよね。「エリカには絶対無理」みたいなことを言われて、ムキになってケーキを作るやつ。ビッチみたいな格好で。
宇 最近は、ビッチ感というか、女王感を本人も意識して打ち出し始めていますからね。
辛 去年の東京国際映画祭のレッドカーペットにすごい格好でガム噛みながら現れたり。
宇 だって『手紙』って、ものすごく辛気くさい話ですよ。
辛 三つ編みして純朴なメガネかけた子の役で。
宇 そんな役なのに、ガム噛みながら(笑)。久々にパンチのある女が出てきたって感じですよね。いま沢尻と長澤(まさみ)が二大女王みたいに言われていますけど、長澤のほうは“お父さん”向けというかね。沢尻もヤマヒサの家のCMで「お父さん、立て替えたら、エリカずーっとこの家に住んでもいいよ」とかやってましたけど……。
辛 ああ、ありましたね。
宇 沢尻にそんなの言わせても、正直、イメージが伝わってこないですよ!
辛 家に帰ってきそうにない。心配ごとが増えるだけで。
宇 そうそう(笑)。
文藝春秋『TITLE』 2007.3月号 p.79
「沢尻エリカ嬢の頂点は『パッチギ!』 あと下降線!」と個人的に定義しているアタシにとって、〈ビッチ感〉は失礼ながら言い得て妙、なフレーズとして刺さりましたわ。
さ、仕事さくさく片付けて付録のDVD観ようっと。
納豆の一件で、「メディアの〈無謬性〉なんて、ただの幻想」ということがまた一つ実証された今日この頃。
花王、スポンサー降板=「あるある大事典」ねつ造で
関西テレビの情報番組「発掘!あるある大事典II」(フジテレビ系)が虚偽のデータやコメントを使って納豆のダイエット効果を取り上げた問題で、単独スポンサーの「花王」(東京都中央区)は22日、番組提供を降りることを決め、同局側に通告した。
花王は1979年10月から始まった「花王名人劇場」のころから同放送枠のスポンサーを務めていた。同社広報部は「信頼性のある番組であることを要望していたが、今回それが損なわれた。非常に遺憾」としている。
『時事ドットコム』 2007.1.22付
そんなスポンサー様ですが、30年前にはこんなこともやってるわけで。
『花王科学映画』ノー
◎1977年5月7日/サンテレビ
合成洗剤の利点だけを一方的にPRしたテレビ番組『花王科学映画シリーズ』(三〇分、一三回放送予定)を4月から放送していたサンテレビは、婦人団体などの抗議を受け入れ、5月から同番組の放送を「一時休止する」ことを決めた。この番組は、界面活性など合成洗剤の作用を解説した花王石けん企画の広報映画に千葉テレビ制作のフィルムを付け加え、花王石けん研究所の職員がインタビューに答えるというもので、合成洗剤の毒性や汚染問題などには触れていない。
メディア総合研究所・編『放送中止事件50年 テレビは何を伝えることを拒んだか』 p.43
世論誘導は、なにもメディアだけの専売特許じゃないってことでファイナルアンサー。
家に帰って、ジュニヤ寝かしつけて、遅い晩飯をくいながら『今週、妻が浮気します』(原作〔OKWave〕のリンクはこちら)を相方と一緒に視ていたときのこと。相方が、ボソっと
痛い。
そうなんスよ身につまされるんスよこのドラマ。
主人公・堂々ハジメ(ユースケ・サンタマリア)の〈職業:編集者〉っつう設定が。まだ1回目のオンエアが終わったばかりというのに、身に覚えがあるというか、古傷えぐられるようなシーンがちらほら見受けられて。自分が叱られてるような気になる〈自分にとって痛い〉ドラマなんですよね。しかも「妻が浮気してる(かもしれない)」というストーリーなんですよ。痛さのツートップじゃないっすか。あゝ、チクチク。
で、二人で話してたのが「最近、編集者が主人公のドラマって多くね?」
今クールなんて、『今週、妻が浮気します』『ヒミツの花園』と、2本立て続けで 主人公=編集者 ですよ。単発だと、以前のエントリーで言及した『ウーマンズアイランド』もそうだったし、『働きマン』もアニメ化されてるしね。『テレビドラマデータベース』で〈編集者〉をキーに調べたら、特にここ数年けっこうな密度で作られてるのがわかって、「やっぱり」と納得。
この集中ぶり、一ツ橋方面あるいは音羽方面、はたまた銀座方面からのフォースの匂いを感じるんですが、穿ちすぎかしら。
日頃、『COWBELLog』をご愛読くださっているみなさま。
2007年 あけまして おめでとうございます。
創業4周年を迎えた2006年は、森達也さんを招いての上映会開催(多数のご来場に感謝!)、かねて計画していたオフィス移転(多数のお祝いに感謝!)などイベントが重なり、カウベルにとって充実かつ飛躍(したつもり)の一年でした。まさに
と年賀状で宣言したとおり。それもこれも、カウベルの業務内容や活動にご理解・ご協力くださったみなさまのおかげ、と感謝申し上げる次第です。ほんとうに、ありがとうございます。
で、明けての2007年。
年賀状(というか、今ごろ出すなよ!とツッコミ受けそうな移転案内、の趣)にもあるとおり、神棚の存在感際立つ(!)新オフィスで、昨年にも増して
たのしく きちんと おもしろく
読む人、使う人、受け取った人にとって〈ナイスでグッドなプロダクト〉をお届けしていきます。
今年も、変わらぬご厚誼のほど、よろしくおねがいいたします。
さてさて。
十数年ぶりにPCに一切触らなかった(ま、それゆえ、新年のあいさつがこんなタイミングになっちゃったわけですけど)、年末年始の報告でもしましょうか。
まずは、2007年の初買い。
昨年はハチクロを大人買いして相方に呆れられたのですが、さて今年は?
年末に新聞広告を見て、もう「これしかないでしょ!」と。
なにしろ『別冊太陽』ですからね。ハズレはないだろ、と確信して、ロクに中身をパラ読みするでもなくレジ直行。
小学生の頃、『時刻表2万キロ』『最長片道切符の旅』など初期の作品を読んだっきりだったので、〈宮脇俊三クロニクル〉的な当誌の作りは個人的に非常にありがたかった。小学生の自分には実感できなかった〈宮脇調〉の奥深さを、さまざまな書き手が、多様な角度から仔細に分析しているのがすばらしすぎです。ココロの琴線ビビりまくり。
そのビビりぶりは、本屋帰りに立ち寄ったmoji cafeで当誌を読んでいて、そのまま
用もないのに福鉄電車で武生まで行ってしまった
無計画な行動にも表れているといえましょう。
用もないのに切符を買い
武生新駅まで来ちゃいました
往復の行程が同じじゃつまんないので、帰りはJRで
つぎ。
今年初の〈尻子玉抜かれちゃった感〉120%だったCM。
個人的視聴体験に照らしていうと、『ルルの歌』(比較対象が古いぞ)に匹敵する大がかりなミュージカルCM。「カット割りしつつ、モーションコントロールカメラでうにゃうにゃやってんだろうな~」と訳知り顔で視てたんですが、あに図らんや。なんと、ワンカット長回しじゃないっスカ! わお。
ちなみに公式サイトはこのリンクをぽちっとな。
さいご。
綾小路……じゃなかったDJ OZMAの一件、というか『紅白』雑感。
ワタクシ、いまだにどうしても理解できないのが〈抗議電話かけちゃう人々〉のメンタリティ。「子どもも見ている番組としてふさわしくない」って、そんなお茶の間レベルの話をメディアにぶつける前に、子どもに〈メディアとの接し方〉とか〈大人としてあるべき姿〉を諭すのが先じゃないかと。メディアに関わる仕事をしてて言うのもなんですが、〈メディアの無謬性〉なんて幻想にしかすぎないのですから。良心ある大多数の作り手は、受け手が求める〈無謬性という幻想〉の中で限りなくベストなものを作って闘ってるわけです。
人間が作っているモノである以上、間違いもあるし、見栄えを良くしようと〈悪意なき演出〉をすることもある(度を過ぎれば捏造ですが)。為政者による情報操作だってある。そういったケースに接したときの〈対処の善し悪し〉によって、子どもは大人の度量を測るもんだと思いますよ。子どものメディアリテラシーが有識者の間で取りざたされてる昨今ですが、本気でメディアリテラシーの学習をしなきゃいかんのは親世代の方じゃないでしょうかね。
ついでに、「紅白視聴率 過去2番目の低さ」とか書いて鬼の首取った気になってるメディアにも嘆息。予定稿どおりの展開になって溜飲下がったんでしょうけど、
世帯視聴率
テレビ所有世帯のうち、どれくらいの世帯がテレビをつけていたかを示す割合。一般的に使われる「視聴率」とは、この世帯視聴率のことです。
個人視聴率
どのような人がどれくらいテレビを視聴したかを示す割合。視聴者を、性別・年齢別・職業別などに分けて、どれくらい見られていたかを知りたいときに利用されています。
テレビの録画やゲームは視聴率に含まれません。
視聴率の対象となるのは、地上波放送、BS放送、CS放送、CATVの放送です。VTRの録画・再生、テレビゲーム、パソコンなどは視聴率に含まれません。
ビデオリサーチ ウェブサイト「世帯視聴率と個人視聴率」
受信媒体や視聴形態の多様化を考慮するでもなく、大本営発表の数字を都合のいいように解釈して報道されてもねえ。そもそも、紅白の視聴率って、毎年報道しなきゃいけないほどの〈世間の関心事〉なのか?
年の初めから長くなりすぎたので、このへんで。
©2007 SAPPORO BREWERIES LTD.
昼めし喰いながら広告見かけて、劇的マックスに「欲し~っ!」とドーパミン噴出した
オリジナル盤を耳にしたのは、たしか小学5年生のときでしたか。
同じクラスのUくん改メOくんにミュージックカセット(!)をコピッてもらい、そりゃもうテープがすり切れるほど(比喩的表現)聴きまくった記憶も、まだまだ鮮明に残っております。
『ルビーの指環』『SHADOW CITY』『出航 SASURAI』のスマッシュヒット御三家が収録されてる買得感(←買っちゃいないが)もさることながら、横っ面はたかれたような気がしたのが『二季物語』の尺の長さとスケール感。シングルチャートを追っかけていた小学生のワタシにとって、7分を超える歌ものというのは、存在そのものが衝撃的で(当時、シングルといえば、せいぜい最長5分のドーナツ盤でしたからね)。
まあ、そんな記憶が瞬間的によみがえったのと、参加ミュージシャンの豪華さにひっくり返って「買いてえ!」となったわけですが。オフィス移転で何かと物入りでしたし、ここは『idea*idea』で紹介されてたlifehackに沿って、1週間ぐっとこらえることにいたします。しょぼん。
購入された方、ぜひレビューをお聞かせくださいな。
それにしても。
オリジナル盤をリリースした東芝EMI Expressレーベルが25年経ってあんなことになろうとは。諸行無常。
このCM、1回しか視てないんだけど。始まって数秒で「これ、リアルファイトないじめCMじゃん」と思った次第です。いま、このご時世において、こんなCMをやっちゃうとは、思慮がないのかはたまたイノセントすぎるのか。
もうね、最後の一言が空虚なんだよなあ。
と、思っていたところ。
こんな本歌取り?を発見。
本歌取りの方が、むしろ違和感ないし。
かねて、当ブログでも「福井市出身の中村優子さんが出てんだから、上映しなきゃウソだろ~」みたいな感じで言及していた、矢崎仁司監督作『ストロベリーショートケイクス』。ようやく福井で上映! 初日舞台あいさつあり! というわけで、観てきました。
Y!のユーザーレビューや各種のブログでは、男性諸氏のウケがイマイチなようで出来を懸念してたんですが……これイイ! 刺さった! わりと女脳な36歳牡牛座♂のツボがグイグイ捺されましたです!
中村優子さんの美しさは言わずもがな、なんですが、個人的にすっげえ共感できたのが、岩瀬塔子さん演じるイラストレーターと、高橋真唯タン演じる莫迦編集者のやりとり。シナリオふうに書くと、こんな感じ。
○塔子の仕事場
塔子、制作依頼を受けたイラストを編集者に見せる。
編集者、受け取ったイラストを軽く一瞥。
編集者「けっこう……いいですね」
面くらい、二の句が継げない塔子。
編集者「それじゃ、失礼します」
編集者、仕事場を立ち去る。
なんだこりゃ。
評価の言葉が「けっこう……いいですね」って、子どものおつかいかコノヤロ。受け取るだけ受け取ったら、軽く世間話するでもなくさっさと帰りやがって。そのうえ(ネタバレ御免)その原稿、ラーメン屋に忘れてくるかフツー?
書いた(描いた)ものがまず、最初の読者である編集者からどう評価されるんだろう……というのは、作り手ならすごく気になるところ。たとえ、その評価が酷評だったとしても、作り手は〈反応〉を知りたがってるものなんです。
(蛇足ながら、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』に登場したプロ編集者・石原正康氏〔幻冬舎常務取締役〕は、「書き上がった原稿は、とにかく褒める」を信条となさっていましたね。それも、一つの考え方として素敵だと思います)
あ、高橋真唯タンには何の罪もありません。『シムソンズ』でもかわいらしかったし。
えーっと、言いたいことはそうじゃないのだ。
発注元に原稿を納めても、「良かった」でも「悪かった」でもなく、「受け取りました」の連絡すら寄こしてもらえないのって、ふだんの仕事でもよくあるコトなんですよ。だから、「けっこう……いいですね」という反応に面食らう様子とか、原稿を紛失したのにロクに詫びの言葉も入れない、あまつさえ「チャッチャと代わりのイラスト描いてよ」みたいなこと言う莫迦上司(またもネタバレ御免)の言葉に、「泣いて謝ってくれたら何度でも描いてやるよ!」と吐きながら苦しむ様子って(塔子は過食症という設定です)、作り手として
すげ―――――――共感
する次第でして。他山の石というか、反面教師というか、こんな莫迦編集者にだけはなるまい、と。このやりとりって、岩瀬塔子(というか魚喃キリコ)さんが、コミック作家として実際に体験したことなんだろうなあ。推測だけど。
ちなみに。
上映後のパーティ(ご招待いただいた関係各位に感謝)で一緒になった、NHK福井放送局のKディレクター情報によると、「映画版って、原作とぜんぜんオチが違うんですよ」とのこと。moji cafeに置いてあるそうなので、今度行ったときに読んでみよう(←買えよ)。
これで、JR福井駅へのアクセスも楽になるってもんです。
まあ、30分に1本しか電車来ないけどさ(哀)。
えちぜん鉄道 新設の2駅名発表
第三セクターのえちぜん鉄道は15日、福井市内の三国芦原線・新田塚―福大前西福井駅間(約2.1キロ)に来年度新設する2駅の駅名を発表した。
(中略)
「日華化学前」は同市大宮4、5丁目付近で、福大前西福井駅の北835メートル地点。同社の裏門から新駅までは西方に徒歩で約350メートル、3~4分の距離という。同社は命名権の10年間の契約料として、えちぜん鉄道に600万円を支払う。
「八ツ島」は同市二の宮5丁目、八ツ島1丁目付近で、新田塚駅の南666メートル地点。
『asahi.com』 2006.12.16付
楽になるとはいえ。
ソースを見る限り……カウベルのオフィスって、二つの駅のほぼ中間地点じゃんか。もう少し、どっちかの駅がすり寄ってきてくれればよかったのに(我儘)。
なんだか、仲條さん叩かれちゃってるなあ。ぐすん。
個人的には、かわいくて汎用性あると思うんだけどねえ「ちば」。
で、福井も〈ちば風味〉で作ってみると、こんな感じになるわけだ。
なんだか憎めない雰囲気ね。
フォントはここのサイトでDLできますYO。
その一。
以前のエントリーで紹介した 市原ひかり with 秀景満@HALL BEE ライヴへ。3月の武生東高校吹奏楽部定期演奏会では、才能の片鱗をチラリと、しかも最後部でしか堪能できなかったので、至近距離でプレイを拝聴できただけでまず満足。
派手なフレージングとか、ハイノートたたき出すとか……みたいなアグレッシブさを前面に出すというより、甘いトーンでほわん、と聴かせる曲が多かったすね。MCで見せてくれたホニャホニャっとしたキャラクター、そのままの曲というか。
もっとも、最後に演奏した『ちょっと待ちなさい!』(←すげえタイトルだ)は、須藤満氏(b)のゴッドハンド的スラッピングが炸裂したトリッキーな一曲。「旦那、オイラはそれが見たかったんスよ!」ってなもんで、すっきり爽快とあいなった次第。
その二。
そんな須藤氏も使っているムーンのベース(もっとも、氏は5弦とか6弦ですけど)。
学生時代に買ってロクに元もとらないまま封印してましたが、約15年ぶりの音楽活動を始めるため久しぶりに表舞台へ。ちなみにボディカラー(バーガンディミスト)は、田中豊雪氏(これまたスクエア絡みだ)が使っていたのを見て一目惚れした色。「ムーン買ったら絶対バーガンディにしちゃる」と息巻いていたのも今は昔。
しかし、何が驚いたって、ムーンのウェブサイト見たら同じモデルがまだ製造されてたこと。もちろん、ピックアップやサーキットは進化してるわけですが、基本構成に変わりがないってことにいろんな意味で落涙。値段が6万くらい上がってたのにも落涙。
それにしても、15年ぶりの音楽活動。
指がなまってなまって動きません。Let's リハビリ(©石丸元章)。
〓よ、そう来たか。
60段バージョン。
15段バージョン。
ボディコピーより。
今までのケータイは、なんだったんだ。そう思っていただけるようなブランドになります。応援よろしく!
〓SoftBank 孫 正義
「よろしく!」って、マゴさん、そんなこと言いそうなキャラじゃないのに~。
っつうか、なぜそこだけソフトバンクホークス的ノリなのか。
閑話休題。
孫の貯金流用した後見人の祖母、刑の免除せず 福島地裁
孫の少年(15)の未成年後見人に家裁から選任された祖母(72)が、少年の貯金を流用したとして、業務上横領罪に問われた事件の判決が25日、福島地裁であった。
『asahi.com』 2006.10.26付
時節柄、「そんのちょきん」と読んでしまったのはワタシだけではあるまい。
そればかりか、スタッフのY姐さんに至っては、福島地裁を「福岡地裁」と誤読してしまったそうな。深読み。
昨日から今日にかけて全国各地でニョキニョキ立っているであろう、〓SoftBank関連のエントリー。当ブログも一口かみましょうかね。
高橋メソッド(のようなもの)も採用されてた昨夕の記者会見。〓のサイトでひととおり拝見した限りでは「Dもaも必要以上に恐れることナイ!」という印象でしたねえ。
そりゃ〈通話料タダ、メールもタダ〉と聞いた瞬間は色めき立ったけどね。しかも「通話料ゼロ円」と口にしたときのあの表情ったら。明らかに〈テレビ受け〉狙ったでしょマゴさん!
でも、よくよく聞いたら「〓同士の通話に限る」とか「夜間帯は制限あり」とか「ショートメールだけね」とかなんとか縛りがあるわけだったりする。いわば後出しジャンケンなんだけど、前後の文脈関係なく〈おいしいトコだけ〉抜きだすテレビ報道のセオリーを意識的に利用してるあたり、さすが、と感心した次第です。
そう考えると、今日付の新聞で〈なぜか〓だけ出稿がなかった〉理由も分かるもので。Dやaみたいに、15段とはいえ印象の薄い(私感)の広告を出すくらいなら、記者会見で「通話料タダ!」みたいな〈メディア的においしい〉フレーズまぶして、1面にチョロっとでも載った方が効果あるもんな~。ま、出稿することによるリスク(=代理店や媒体の広告関連部署からのリーク)を避ける意味もあったんだろうけど。
話を戻すと。
「Dもaも必要以上に恐れることナイ!」と感じたのは、〓の昨日の記者会見って、その大半が料金面のアピールに終始してたから。たしかに一つのファクターではあるけど、たとえばaなんかを見ると、国産にしては質の高いデザインや、着うたフル®、LISMO!などのサービスで、ハード・ソフト両面から純増数を伸ばした経緯があるでしょ。そのあたりの材料が〓は弱いんじゃ?と思ったわけでして。「(Y!ボタンでワンクリックアクセス可能な)『Yahoo!ケータイ』へのアクセスも6倍に!」という惹句にも、「いや、そもそも分母(=『ボーダフォンライブ!』へのトラフィック)が……(ry」と突っ込み入れちゃったし(笑)。
で、総括。
ブループランもオレンジプランも、ユーザーにとっちゃ明朗会計で親切だと思うけど
現場、大変だわコレ
なにせ、Dとかaの料金プランが変わるたびに24時間以内に課金システムをくるくる変更しないといかんわけでしょ。
心中お察し申し上げます>現場のみなさま
15段なのにイマイチ印象が薄い(あくまで私感)MNPの広告。
しかもaの広告、大沢あかねも榮倉奈々も写真うつりがビミョー。最初誰かとオモタ。
で、号外風に仕立てた〓のチラシ。大都市圏でしか配らなかったあたり、なんだか「地方ユーザーなんて別にどーでもいーや」みたいな認識がにじんでますよね。まあ、この事例に限らず、首都圏+大都市圏=2500万人くらいの生活者 に対して資本を集中投下して、んで面白がって人が動いてくれた方が、ぶっちゃけコストパフォーマンスもいいわけだし。
新聞開いて吃驚。
収録曲全曲の試聴QRコードがついた、ZARDのベスト盤30段広告。
いつもはZARDなんて(「なんて」なんて書いちゃファンに失礼だが)スルーしちゃうんですが、ちょっとばかし広告に踊らされて聴いてみるか、と頭の中に浮かんだのがこの曲。
それ、ぜんぜん違うし!
こうやって、オジサン化は進んでいくのだね。ナ~ム~ :-(
『世界のCMフェスティバル in FUKUI』で福井のCMファンを喜ばせてくれたブーヴィエさんが、痛烈かつ欣快なエントリーをうp。
福井駅の待合室 La salle d'attente de la gare de Fukui
パブリックな空間のデザインは〈闇雲な足し算〉だけでは決して成立しない――ということを、関係各位もそろそろ真面目に考えてもいい頃じゃなかろうか。
しかしまあ、ひでぇ話だ。
昨年の国民文化祭がきっかけで、プロモーションを担当することになった『世界のCMフェスティバル in FUKUI』。気がつきゃ世の中三連休、秋のイベントが「ここぞ!」とばかりに各地で投下されたにもかかわらず、昼夜合わせて約250人ものCMファンにお越しいただきました。もう、感謝感謝です!
昨年にも増して見応えを感じたイベントでしたが、印象に残ったCMはありました?>来場くださった方
個人的には、↓のカッコよさにマジで泣きそうになりましたわ。
すごいよニッポンのカイシャ。涙でスクリーンが見えません(©おすぎ)。
どうも相方があまり響いてくれないので、以下のライヴ、各1名さま同伴募集です。特に御婦人方を幅広く募集しますの。
(……と、波風が立ちそうなことを敢えて書いてみる)
《市原ひかり with 秀景満》
10月31日(火)19:30~ @HALL BEE \3500
市原ひかり(tp)・村井秀清(p)・平井景(ds)・須藤満(b)
→市原ひかりタンのパフォーマンスもさることながら、1990年のT-SQUAREライヴ@渋谷公会堂 以来、久しぶりに拝聴することになる須藤満氏のベースプレイが楽しみ。
《矢野沙織 with Dizzy Gillespie All Stars!》
11月11日(土)19:00~ @ハートピア春江 \5500
矢野沙織(as)・James Moody(ts,fl)・Slide Hampton(tb)・Randy Brecker(tp)・今泉正明(p)・上村信(b)・小松伸之(ds)
→小学6年生でジャコパスの薫陶を受けた(!)という矢野沙織タンが、気絶するほど悩ましい(©Char)メンバーを率いたツアーです。生ランディですよ生ランディ。
《角松敏生》
11月18日(土)18:00~ @クロスランドおやべ \6800
角松敏生(vo,g)・江口信夫(ds)・松原秀樹(b)・小林信吾(kb)・友成好宏(kb)・森俊之(kb)・今剛(g)・田中倫明(perc)・大儀見元(perc)・千秋(cho)・凡子(cho)
→相変わらずの多人数編成でやってくる全国ツアー。青木智仁氏の逝去で否応なく変わらざるを得なくなった、新生〈角松サウンド〉を初体験するライヴです。
以前のエントリーで詳報しました『世界のCMフェスティバル2006 in FUKUI』。
主催のブーヴィエさんから、わざわざ福井向けにチューニングくださったプロモDVDが届きました。しかも10枚も!
ということで、このプロモDVDを流してくださるショップオーナーの方、大募集です。ショップじゃなくても、不特定多数が出入りするスペースであれば、どこでも可ってことで。
10枚ありますが、うち数枚はマスコミ向けのプロモ用にキープしておきたいので、ひとまず先着5枚ということでまいりましょう。「我こそは!」という方、直メール(info [at] cowbell.jp)にてご連絡くださいまし。
できますれば、チケットの拡販にもご協力のほどを。
NHKのママさんスタッフが、世のパパさんたちに〈子育ての愉しみ〉を伝える、というコンセプトの単発番組。なにやら、オンエア前から話題になってたので、視ました……といっても、録画でタイムシフト。このところ、子どもの寝かしつけと同時に我が身も爆睡!てなスクリプトが体内に組み込まれてしまい、深夜のテレビがリアルタイムで視れないったらありゃしない。
で、視る前から書いておいてもよかった感想。
サラリーマンパパ出してやれ~
感想というか、ツッコミだなこれじゃ。
だって、出てきたのはメディアアーティストにお坊さん、芸能人にダンサーでしょ。オンタイム/オフタイムの裁量権を、比較的握りやすい人たちばかりじゃないですか。スタッフのみなさん(たぶん同世代)には悪いけど、人選がちょっと現実離れしてませんか。
「子育ての大切さはわかってるけどさ……会社は人員削減の一方だし、かといって仕事の総量減ってないから個人の負荷は増えるし……そんなことヨメはこれっぽっちも理解してくれないし……」という、サラリーマンパパの怨嗟の声に、ほとんど寄り添ってない。いかんだろこれじゃ。
「フツーのサラリーマンパパじゃ〈絵〉にならないじゃん」 いやいや、わかるけどそれって作り手の都合でしょう。決して少なくはない、世のパパさんに〈子育ての愉しみ〉を喚起しようと思うなら、サラリーマンが直面している問題をふまえた視点も加えていくべきなんじゃないかなあ。「子育てに参加したいけど、現実問題としてなかなかできない」とほぞをかんでいるのは、ほかでもない、パパさん自身なんだから。
……と、今後の展開に期待を込めて、↑のような提言を番組に送った次第です。
番組が狙った層は、あの雑誌とかこの雑誌とか、はたまたあちらの雑誌とかにハマっているパパさんなんだろうけど、ぶっちゃけ、何もかまわなくていいんですよそんな層は。メディアに焚きつけられる以前に「モノより思い出」を実践してんだから。
©2006 NHK
昨年の『第20回国民文化祭・ふくい 2005 映像文化フェスティバル』(←長い)のトリを飾りました
世界のCMフェスティバル
が、またやってくるんですってば奥さん!
主催のブーヴィエさんからプレスリリースが届きましたので、関係各位に抜け駆け先駆け(©クリス・ペプラー氏)で、ここに公開する所存でございます。
『世界のCMフェスティバル2006 in FUKUI』
■会場
福井まちなか文化施設 響のホール(福井市中央1-4-13)
■日時
2006年10月7日(土) 15:00~17:30/19:00~21:30
※昼夜2回開催
■料金
前売…2,000円(一般) 1,500円(学生)
当日…2,500円
※全席自由・中学生以下無料
ローソンチケット Lコード55618
メール予約 bouvier [at] cmfestival.com
■問い合せ先
0776-30-6677(まちなかアートフェスタ実行委員会事務局)
■プログラム
☆世界のサッカーCM特集
☆カンヌ広告祭グランプリ作品
☆メイキング・オブ(CM制作舞台裏)
☆韓国CM特集
☆アムネスティ・インターナショナルキャンペーンCM特集
☆ソフトなゲイ&レズビアンCM特集
■関連サイト
http://homepage.mac.com/cmfestival/
さあ、万障お繰り合わせの上おしかけましょ~パチパチ~♪
……いや、↑も大事だが、自分トコのイベントもプロモせねば!
悲願達成。
二十数年来、エアチェックのチャンスを窺っていた『私は貝になりたい』(1958年版)を捕獲できました。後半部分を断片的に視たのが小学6年生のとき、映画版を観たのが大学1年生のとき。一度は1958年版捕獲のチャンスがありながら(TBSの開局35周年記念だったか)獲り逃がしてしまい、苦杯をなめたという、個人的にはきわめていわくつきの番組。いやあ、長かった長かった。
そんなわけで改めて全編通して視たわけですが、後半の生放送部分には改めて唸りました。役者のセリフはもとより、カメラワークやカット割りにもほとんどスキがない(目立ったミス(?)といえば、いわゆる十三階段のシーンくらい)。関わったキャストやスタッフの並々ならぬ緊張感が伝わってきて、気がついたら、こちらも体を乗り出して視てたくらい。いまどき、ここまでテンション高めて視られるようなドラマがどれくらいあるか。
明日は所ジョージ主演のリメイク版がオンエア。以前リアルタイムで視たけど、悪いが比較にならんかった。一応は捕獲するけど、録りっぱなしで終わりそうな予感です(1958年版はすぐさま編集してDVDにコピーしてしまった勢いなのに(笑))。
© 1958 Tokyo Broadcasting System, Inc.
そんなわけで、遅ればせながら『ラブ★コン』を鑑賞してきました(おっさん一人で←(´・ω・`)ショボーン)。
まあ、映画の寸評は
徹平くんカワイイ!
で集約するとして、それよりも何よりもワロタのが観客の反応。
キュン死にしてるリサ(藤澤恵麻)のラブ2な気持ちに気づかない、鈍感な敦士(徹平くん)を
アホウ~
と指差す園児(推定)。
「ドアホなおチビや~」と毒づく敦士に向かって
チビ~
と罵声を浴びせるチビ小学生(推定)。
ひと騒動終わって、リサの唇に××(きゃっ)しようとする敦士に向かって
ちょっとやめてほしいんだけど~
と厭味たっぷりに言い放つ中学生女子(推定)。
いやあ、これぞリアルファイトなインタラクティブムービーですな。
クルマネタで飾られることが皆無なこのブログですが、愛車である『ストリーム』がフルモデルチェンジと聞けば、そりゃ一言もの申さずにはいられないわけだ。
車検の代金支払いついでに、ディーラーでカタログを見せてもらって落胆。
クルマのフルモデルチェンジには、少なからぬファンからの〈落胆の声〉がつきものとはいえ(GT-Rがその最たるものですよね)、新型『ストリーム』のフォルムには正直ドン引き。なにせ、ディーラーの兄やんに放った第一声が
寸詰まりのアコードワゴン?
でしたから。
でも、『ストリーム』も難儀なクルマだと思うんですよ。
なまじ、Stream(=流れ)という車名をつけられたばかりに、名前に反するようなフォルムにするわけにはいかない。しかも、それなりにデザインのはやりすたりという〈流れ〉にも乗らざるをえない。で、せめぎ合いを重ねた結果
前から見たら オデッセイ
横から見たら エアウェイブ
後ろから見たら CR-V
全体を見たら 寸詰まりのアコードワゴン
みたいなことになっちゃたんじゃないかと。
いいよなあ『WISH』なんて、ど~にでもフォルム変えられるじゃんか。つかみどころのない名前だからなあ(←ケンカ売ってますか?)
パドルシフトとか、カーペットモード/フルスペースモード/撥水モードと使い分けられるラゲッジスペースとか、得意芸の低床・低重心プラットフォームとか、新型『ストリーム』にも魅力的なトコはそれなりにあるんですよ。でもな~フォルムがな~。
……と、買いもしないのに一方的かつ暴力的に言いたい放題モード。
夜の〈子ども寝かしつけタイム〉で『きらきらぼし』を唄っていたときのこと。
ふと、こんな替え歌で盛り上がる大莫迦夫婦(;´_`;)
(『きらきらぼし』のメロディでどうぞ)
三国の海岸で
カニにち○ぽを挟まれた
イテ イテ 離せ
離すもんかソーセージ
赤チン塗っても 治らない
黒チン塗ったら 毛が生えた
相方よ。
なぜ、その歌を知ってる……?
当方、1970年福井市生まれ福井市育ち。〈昭和40年代生まれの小学生〉の間で流通した替え歌だとばかり思っていたのに、5歳年下、しかも坂井郡北部(注:福井市から直線距離で約20km)で育った世代にまで伝播してるってどういうことだ。しかも、一字一句歌詞一緒だぞ。
ということで、プチ調査など実施してみようと思った次第です。
上記の歌詞に見覚えのある方、以下のテンプレートに沿ってレポートしていただけないでしょうか。よしなに。
-----ここからテンプレート-----
【生まれ年】
【歌を耳にした地域】 ※市町村名とおおまかな方角 できれば学校名を
【歌詞の相違】 ※一部の歌詞が違うなど、バリエーションがあれば
-----ここまでテンプレート-----
ついでなので私と相方のレポートも添付しておきます。
【生まれ年】
1970年
【歌を耳にした地域】 ※市町村名とおおまかな方角を
福井市中心部
【歌詞の相違】 ※一部の歌詞が違うなど、バリエーションがあれば
相違なし
【生まれ年】
1975年
【歌を耳にした地域】 ※市町村名とおおまかな方角を
坂井郡北部
【歌詞の相違】 ※一部の歌詞が違うなど、バリエーションがあれば
相違なし
『全国アホ・バカ分布図』に匹敵する一大調査に発展する予感アリ(妄想モードフルスロットル)。
■読者のみなさまを「ABCの海岸」へご案内!
(Google Earth KML file ※要Google Earth 4 beta)
『Oggi』ならびに『CLASSY.』読者のみなさまから突き上げくらいそうですが……
日経のCM
相沢紗世さんだとオモてました(>_<)
小泉里子さんと相沢紗世さんって似て蝶だと思いませんか?
誰か同意してくれ頼ム~! 締め切り無期限!
あ、ちなみにお二方とも好みですよ。
「好みなら間違えんなよ」とさらなる突き上げがくること必至。
時間差での反応ですけれど。
初心者ユーザーの増加に対応したソニーVAIO事業部の取り組み――G-Forceジャパン
ジェネシス・ジャパンは6月16日、年次ユーザーコンファレンス「G-Force Japan 2006」を都内のホテルで開催した。パネルディスカッションでは、ソニーのPCであるVAIO向けコンタクトセンター構築に携わる同社の岡本英央氏が講演している。
(中略)
「“買ってから1年1カ月で壊れるソニータイマー”など埋め込まれているわけがない。だが、こうしたイメージはなぜか根強く残っている。マーケティング、アフターサポート、製品開発部門を連携させて、とにかくイメージアップを図りたい」(同氏)
『ITmedia』 2006.6.16付
カウベルにあるソニー製品もご多分に漏れず……(ry だったりする中、唯一、異常なまでの長寿ぶりを見せている製品が1台あったりします。型番はKV-19GV1。大学入学時に購入した19インチのモノラル(!)テレビです。ボディサイドのステッカーには「89製|1-6月期」の文字。今年で満17歳を迎えましたヤッホー!
挑戦者、求ム。
保育園の役員会に出席。
開始時刻の30分前という、「気合い十分ですね~」と保育士御一同様からあらぬ誤解を受けてしまいそうな勢いで会場に着いてしまったので(単なる勘違いで早く来てしまっただけだが)、時間つぶしに教室内の小物を物色してみる。
なになに……
♪バ~イシコ バ~イシコ
なにゆえQueenのビデオが保育園に……しかも『つくってあそぼ』に挟まれてるし! 年長クラスの通過儀礼かフレディ。あまりに自然な収まり具合に感服した次第です。
サーバの中を漁っていたら、懐かしい画像があったのでFlickrにあげてみました(といっても、地域限定も甚だしいのだが)。
なお、画像はクリエイティブ・コモンズ(帰属 - 同一条件許諾)です。条件の範囲内で流用はご随意にドゾ :-) スライドショウも用意しましたので、ご堪能あれ。
それにしても、「飛躍の為売りつくし 新しく生まれ変わります。」の煽り文句の空しいことったら……。
4月から実験放送やってたんですね知らなかった。
J-WAVEがインターネット・ラジオ,1日12時間を生ストリーミング
首都圏のFM放送局のJ-WAVEは,5月29日10時からインターネット・ラジオ「BRANDNEW-J」の公開実験放送を開始した。
(中略)
J-WAVEでは4月1日から5月28日までクローズドな実験放送を実施していた。5月29日から9月30日までの予定で公開実験放送を展開する。10月1日には本放送を開始する計画だ。
『日経ITpro Network』 2006.5.29付
さっそく聴いてみました。More music less talk なプログラムで気持ちいいこといいこと。開局当時の雰囲気、ちょうどこの時間だと『NON STOP POWER PLAY』を聴いてるような、そんな感じ。しかも
実験放送期間は曜日ごとにスポンサー企業が付いている。月曜日が資生堂,火曜日が日本IBM,水曜日がトヨタ自動車とNTTデータ,木曜日が日産自動車,金曜日がサントリーとキヤノン,土曜日が花王とJリーグ,日曜日がアサヒビールと松下電器産業と,国内の大口広告主企業が名を連ねた。
ということで、ワケわかんないスポットCMで流れを分断されないのも (・∀・)イイ!
でも、ちょっといただけないな~と思ったのが
「生放送をストリーミングするインターネット・ラジオは世界初」(J-WAVE)だという。
湘南ビーチFMの立場は……? 木村太郎さん怒るよ :-P
今日の新聞広告をナニゲに見ていて吃驚仰天。
案内状 営業日報 プレゼン資料 工程表 マニュアル
万能エクセルでワープロ要らず!
●文書作成の極意は「マス目の方眼紙」と「セル結合」にあり
●「パワポ」も不要 配付資料を手早く作成 “スライドショー”も
2006.5.24付 『日経PC21』広告
こんなExcelファイルを寄こされた日にゃ、たぶん切歯扼腕。ローカルPCでやってくれる分にはかまわないですが、当方に送付される際には『クセロPDF』でも使ってPDF化して送ってくださいまし。>エバンジェリスト各位
30年来の友人宅に女の子が生まれたゼッ!おめでとーヤッホー!ということで、かねて一度作ってみようと思っていた「おむつケーキ」に挑戦。しっかりしたレシピ(?)をもとにしたわけでもなく我流もいいトコですが、出産祝いの参考になれば。
用意した材料は
■紙おむつ(『メリーズ』新生児用88枚入りを使用)
■リボン(36mm×15m 2本)
■哺乳瓶(240ml)
■空き缶(手近にあった粉ミルクの缶を使用)
まずは、紙おむつをクルクル丸めてリボンで結んでいきます。夜なべ仕事ということでパジャマ着用失敬。
1個ずつ結ぶとこんな感じ。
今回が初めてなので欲張らず、三段重ねでいくことに。
まずは哺乳瓶を芯に上段。6個の紙おむつで哺乳瓶を囲んで、リボンを巻き付けます。いったん2~3個を軽く縛って、縛った輪の中に1個ずつ追加していくとやりやすいかも。二人がかりでできればベター。
中段・下段は粉ミルクの缶を芯に。上段と同様の手順で12個×2段を巻き付け、さらに下段には14個を巻き付けます。
3段組み上げてみた、の図。おむつの結び目を内側(芯側)に向けると、見た目がよろしいかと思います。
リボンの切れ端を、チョキチョキとV字カットしてみたり。
ばーん。初めてなのに意外とサクサクできました。
ちょっとプレーンすぎて色気がないので、デコレーションの技術を身に付けるのが今後の課題だな。
〈昭和好き〉を自認する者にとって、60年安保-学園紛争-よど号-あさま山荘……に至る一連の社会事件をおさえておくことは必須科目のようなもの。ことあるごとに関連書籍や雑誌、ウェブサイトなどをつまみ食いしつつ自分なりの俯瞰図を構築している中、ようやく学園紛争、特に〈東大闘争〉を総括する本に巡り会いました。その名もずばり『安田講堂 1968-1969』。活動家がアングラで出版したものはさておき、きちんとした版元(というのもアレですが)から〈総括本〉が出るってのは、今まで皆無ではなかったかと。
安田講堂占拠事件については、佐々淳行氏の『東大落城 ―安田講堂攻防七十二時間』という名著があるのですが、これ当然〈体制側〉からの物言いになってるわけでして。「じゃ、反体制側は何考えて立て籠もるに至ったのよ?」という疑問をやっと氷解してくれる本がデターッと、キターッと、読み始めたわけですよ。新書版なのに980円(!) 卒倒しそうなボリュームです。
ところが、肝心の内容は……一言でいえば「歯切れの悪い後出しジャンケン」。
事情はどうあれ、事件から36年も経っての総括という〈何を今さら感〉に加え、東大全共闘のレゾンデートルである〈観念の言語化〉のオンパレードで不可解なことこの上なし。期待していた占拠事件のくだりも、体制側に対する批判(というより、佐々氏の著書に対する揚げ足取り、あるいは私怨)が目立つばかりで、ドキュメントとしての読み応えを感じられなかったんですよね。
『東大落城』は文体の歯切れも良くて何度も読み返してるんだけど、『安田講堂』はたぶんこのまま書棚行き、でしょうな。占拠事件前夜(米空母エンタープライズの佐世保入港~日大闘争)の詳述がよかっただけに、後半とのギャップがつらかった。占拠事件当日、すでに東大全共闘自身が制御不可能な状況になっていたことを物語る証拠ではないか?と解釈しましたが。
で、噴飯ものだったのが締めくくりの記述ですよ。
日本の教育は根底から間違っている
(中略)
第二次世界大戦での日本の敗戦は、戦後占領政策の下での高等教育の崩壊によって決定的になった。日本の大学は最悪の遊び場になった。GHQ(連合国最高司令官総司令部)による占領政策を背景に日本人が戦後の大学に作ってしまったのは、戦前から続けられた日本の植民地化への欧米崇拝型の奴隷教育の極限であった。
島泰三『安田講堂 1968-1969』 p.293~294
今さらそんなこと言うなよおっさん。
〈戦後教育のおかしさ〉に気づいて反乱したはずの全共闘世代が、いま、この世の中で機能させてる教育システムって何? 世論に翻弄されて迷走しっぱなしの教育制度の礎を造ったのは、誰でもない、「根底から間違っている」と論破したあなたたちの世代でしょう。30年前にその総括をしていれば、この国の教育システムも、ここまで迷走ぶりを発揮するようなことにはならなかったかもしれないのに。
まあ、内容はともあれ、反体制側からの反駁が目に見える形で行なわれた、ということは評価していいと思います。『東大落城』だけ読んでいては、占拠事件に対する見方にどうしても偏りが出てしまいますからね。
閑話休題。
今売りの『文藝春秋』がまたやってくれました。特集「完全保存版 われらの昭和30年代」ですって奥さん! 書店に入るなり脇目もふらず平台に直行して、むんず、と掴んでお買い上げの巻ですよまったく。各界からの寄稿もさることながら、巻頭の「写真で見る昭和30年前後の日本」が秀逸。国会議事堂のすぐそばに草ボウボウの民家があったなんて、隔世の感もいいとこ。
仕事の息抜きがてら、メトロ劇場で上映中の『砂の器 デジタルリマスター版』を観てきました。
もうね、のっけからおなかいっぱいいっぱいですよ。1970年代前半の都市部や山村の風景がたっぷり描かれるという、〈昭和好き〉が泣いて喜ぶシーン満載で。しかも、157系に111系、65系、そのうえ急行『鳥海』の食堂車(オシ17?)、挙げ句の果てには大阪駅や金沢駅の旧駅舎、今はなき北陸鉄道山中駅まで出てくるという、鉄チャンにも堪えられないネタたっぷりで。シーンが変わるたびに感嘆、ただ感嘆。
が! 後半はもうダメ。
泣きました。「息抜き」だなんて、軽く構えてた私がバカでした。芥川也寸志の音楽をバックに真犯人・和賀英良の出自を描く、作品のヤマ場。子どもを持つ父親の目線で観てたら涙腺のダム決壊ですわ (T_T) 父親を演じた加藤嘉、子役の春田和秀、ふたりとも凶悪なくらいの(敢えてそう言ってしまおう)熱演で。重量感のある映画だったなあ。
それにしても映画版で和賀を演じた加藤剛、ドラマ版の中居正広。
中居くんファンには申し訳ないですが、加藤剛と中居くんの間には越えられない壁があるな~と痛感しましたねえ。大岡越前の前には、中居くんの存在感なんて「吹けば飛ぶよな」印象なんだもの(暴言)。
ちなみに、デジタルリマスター版のDVDはリリース済みですので、見逃された方はゼヒ。
と毒づいてたくせにやっぱり視てしまった『寺内貫太郎一家』第1回+最終回。
これ、リアルタイムで視られなかったの、悔やまれるなあ。もちろん年齢的なものもあるんだけど(OA時に4歳だし俺)、それより何より、1970~80年代のTBSのプログラムをまったく体験できなかった境遇っていまだ尾を引いてますよ。〈30-35世代〉にとって、「ドラマのTBS」「報道のTBS」と言われたころの番組をリアルに体験できてないのって、かなりのディスアドバンテージ。〈6チャン文化〉で育った連中と、話かみあわねえかみあわねえ。『全員集合』も『飛べ!孫悟空』も『ぎんざNOW』も『ザ・チャンス!』も視てないわけでしょ。今ごろになって、こういう再放送やDVD、TBSチャンネルで追体験するしかないんだもんな。断片的にでも。
で、ドラマの感想を。
作品自体はテンポの緩い典型的な〈メシ食いドラマ〉だったんだけど、第1回と最終回を視ただけで十分に面白さを堪能しましたわ。30年前の番組なのに。スポンサーへのサービスカットやタイアップでズタズタにされてる、いったいどこ向いて番組作ってんだかわかんない今時のドラマを視るくらいなら、よっぽどこっちの方が「ドラマを視てる」って気になれる。しかも音楽は井上尭之+大野克夫、デザインは横尾忠則でしょ。もう、その名前がオープニングでズラズラっと出てくるだけでシビれまくり。ドラマの世界観ブチ壊すようなタイアップ曲でお茶を濁す、なんてことは一切なし。100%ガチ。
なんかね、こんなドラマ、今も週に1~2本くらいレギュラーで流してもいいんじゃないか?って思いましたね。ええ、アナクロとでもなんとでも言ってくれていいですが。だって、コマーシャリズムに染まった今時のドラマなんて、もはや〈フィクション〉でもなんでもないんだもん。そもそも、ドラマといえるかどうかも怪しい。どうせフィクションをやるなら、むしろ日常生活とほとんど交錯してないような〈メシ食いドラマ〉まで突っ走ってくれた方が、エンタテインメントとして楽しめるんではないかと、こう思うわけですよ。
あ、だからといって『喰いタン』を肯定するわけじゃないのであしからず(笑)。
『山下達郎 サンデー・ソングブック』にて、伝説の「『SILENT SCREAMER』怒濤の20分ライヴヴァージョン」拝聴中。番組で何回か話題になってるので存在自体は知っていたものの、実際に聴くのは初めて。「うわ~エアチェックしとけばよかった!」なんてことは申しません。聴けただけで満足満足おなかいっぱいです :-)
それにしても、伊藤広規氏のベースの音色は25年前からほとんど変わってないですねえ。伝え聞いたところによると、音色が変わるのを嫌ってマメに弦を張り替えることをしないそうですが、真相やいかに? 教えてえらいひと。
「編プロが舞台」と聞き、マキアージュ ドラマスペシャル『ウーマンズ・アイランド』視聴。
「どうせ予定調和のハッピーエンドなんだろコノヤロ」と思わせておいて〈前向きなアンハッピーエンド〉で終わらせるあたり、まさに林真理子の真骨頂でしたね。が、期待してた編プロのシーン少なすぎ。業界ドラマじゃないからしょうがないんだけど、物足りないっていえば物足りなかったのはたしか。ちょっと残念。
おおむね楽しめたドラマだったんですが、つっこみどころも満載。以下、画面に対して脳内ツッコミした記録の断片……■「マキアージュドラマスペシャル」なのに、伊東美咲が出ない理由はこれいかに? ■『Tokyoite』ってスターツ出版が出してるソレ、ってことで問題なし? ■原作が『BOAO』に連載されてたからって、そんな分かりやすい位置に『BOAO』置かなくても…… ■エビちゃんの使い方贅沢すぎ! ■原稿書きにWord使ってる時点で〈オレ的には〉負け組! ■井川遥の顎、ヤバいヤバい! ■彼氏を見送るとかなんとかの理由で、部下を早退させるかしかも現場仕事の途中で風間トオル! ■そりゃやっぱり栗山千明が使ってるケータイはP902iだよなあ ■篠原涼子、井川遥、西村雅彦……ときたらやっぱり「広吉代理店」!
まあ、それはともかく。
マキアージュの60″バージョンをはじめ、この手のスペシャルプログラム以外ではあまり流れない資生堂のCMがどっさり見られたのは、収穫でしたね。
……って、別の時間軸で進んでるよね。他の競技と比べて。
もう、進行がまったりまったり。両チームで持ち時間150分だからなあ。そりゃまったりするわねえ。夜なべ仕事のBGVにこれほどぴったりな競技もないでしょう。
ブスかわ(オイラにとっては最高のほめ言葉)な日本チームの面々をしっかり写してくれて、しかも生ヴォイスもばっちり拾ってくれて、これで感情移入すんなってのが無理な話。どうも女性のココロもつかむようで、「カーリング萌え~」ってカミングアウトしてる知人すでに2名捕捉済み。
油断してたらこの勢いで『シムソンズ』観に行ってしまいそうだ。〈私的ローサたん萌え指数〉は、『ゼクシィ』のCMを頂点に下降してる一方なんだけどね :-)
[余談]
『ゼクシィ』の誌名ってさ
X(染色体=女性)+Y(染色体=男性)→XY
で X=ゼクス Y=イー って読ませたんだよねたしか。なんでドメイン名が zexy なんだろ? と疑問に思って3秒後に氷解。ドメイン名のアルファベットは3文字以上じゃないとダメなんだった。オイラのばかばかばか。
第134回芥川賞受賞作『沖で待つ』目当てに買った、今売りの『文藝春秋』。
は? なんだこりゃ小学生の作文か?
徹底的に「~でした。」「~ました。」で攻めてくる独特の文体。うああ、つれえ。毎度のことながら辛口トーク炸裂の石原慎太郎の選評に、今回ばかりはかなり同意しつつ読み進めてたのですが、物語中盤に来て思わぬ展開が。
太っちゃんが低い声で、
「おまえさ、秘密ってある?」と言いました。
(中略)
「あのさ、一番やばいのはHDDだと思うのさ」
と、言ったのです。
「HDD?」
「ハードディスク。パソコンの」
「ああ、それやばい。私もやだ」
「だろ。もし死んだらどうするよ」
「そっか、死んだら人に見られちゃうんだ」
絲山秋子『沖で待つ』
やばいやばい、たしかにやばいよ。ほじられたらヤバいデータあるっていろいろ! あ~そこそこ、余計な詮索しないように~(笑)。図らずも「ぷ」って吹き出しちゃったじゃねえかリアルすぎて。有事に備えて、手際よくHDDをクラッシュしてくれる人材を確保しておいた方がいいよなあ。互いの合い鍵を交換した、主人公の及川さんと太っちゃん(二人は会社の同期)みたいにさ……と、身につまされたのでした。
まったく関係ないが、今月の『運命の人』はちょっと泣けた。というか、いつになったら終わるんだろうこの物語。単行本になったら一気読みしようと思ってるのに。
市町村合併が続くこともあり、今年の第一四半期は、福井県内でも行政系サイトのリニューアルラッシュすね。ということで、本日新装開店しました永平寺町のウェブサイト。フロントエンド作ったヒトもバックエンド作ったヒトも知り合いだったりするんですが…… :-)
DOCTYPE宣言がStrict DTDであるところ
に男気を感じた次第ですハイ。Transitional使ってるアタシなんてまだまだですハイ。
トップページでRSS配信してるのも (・ω・)bイイネ!
トリノオリンピックの開会式で披露された、牛模様ドレス。響かないわけがないでしょう。
ケータイで撮ったのでブレブレ
瞬間的に物欲ゲージがレッドゾーンに。いや、仮に手に入ったところで普段づかいしようとは思わないけどな。
ところで、入場行進で流れた70'sダンスクラシックス。開会式をご覧になった方はどう評価されました? 個人的には×ですね~。あの一件で、オリンピックが一気に近所の区民体育祭みたいになっちまった。安易すぎますよやり方が。「会場のみなさんにとってなじみのある懐かしい曲が流れてます」なんて脳天気な解説してましたが、公式コメントじゃなんでも言えるさそりゃ。単なるコスト削減だろ?とハスに構えたくもなるわけだ。
イタリア国歌(初めてフルで聴いた)はカッチョよかったんだけどねえ。
だからオイラをそんなに喜ばせんなやおえ~。
へぇ~これは楽しい時間の缶詰だ!
懐かしい昭和の記録アーカイブ
昭和27年(1952年)4月10日、福井市の福井大学敷地と足羽山を会場に、戦災や震災からの復興を願い「福井復興博覧会」が開催されました。このフィルムは事務局職員による建設から開幕までの記録です。
福井市映像文化センター ウェブサイトより
福井大学っていえば、カウベルのご近所ですからね~。50年前の当地の様子が動画で追体験できるのはジモッチとしてうれしいっすよね~。サイレント映像ってのが惜しいんですが、スーザの『ワシントン・ポスト』なんかを、ちょいディストーションかけてBGMにするとグッときますね。気分は一気に昭和のニュース映画。
鯖江市グッジョブ!(・ω・)b
何が?って、今日付の福井新聞に載ってた、鯖江市ウェブサイトの「映像で綴る懐かしの鯖江」っすよもう。あぁもうどうしよう、悶絶して死にそ~。
お宝映像HPで配信
鯖江市は、市内で行われたイベントの記録映像や文化財の画像などを市のホームページで紹介する「わがまちのお宝配信事業」を始めた。
(中略)
「鯖江市の誕生と福井国体鯖江会場の記録」「昭和38年 38豪雪の記録・出初式」といった市の変遷を追った映像や、一九九五年の世界体操鯖江大会の開会式やボランティアの活動をまとめたものなど貴重な映像ばかり。
福井新聞 2006.2.8付
総計102本ってすげえボリュームだなしかし。
〈昭和もの〉を片っ端から見ていくだけでもテンコな量ですよ。1本あたりどれくらいの額でエンコードしたのか知らないですけど、関わった業者のみなさんお疲れさまでした。入札で叩かれて「くっそう」と腐ってしまわれたかもしれませんが(推測)、ここに一人、しっかりと響いている人間がおります。少しでも励みになれば幸甚ですわ。
今日より新・福井市がスタートいたしました。もっとも、私の住んでるトコは周辺町村を〈吸収する側〉なので、気分的に昨日と何が違ってるというわけでもないのですけれど。
ということで恒例となりました(笑)自治体サイトの開腹手術(福井市編)。
これまた当然のごとく、昨日と今日で何が変わってるわけではありませんでした。まあ、ページ中ほどにひっそりこっそりとこんなリンクができてたくらいでしょうか。
が!
OSの時刻設定をチョイチョイといじってみますと。
!!!!!!!!!!!!!!
JavaScriptで制御したからこんなんなっちゃったのね :-) ……いや、アタシもよくやる手なんで、ヒトのこたあ言えた義理じゃないんですが。はははのは。
で、ソースを眺めてましたら
なんだかほほえましいコメントもあったりして、ちょっと和む。
中谷美紀 理想男性への2つの条件
女優の中谷美紀(30)が初のエッセー集「ないものねだり」(マガジンハウス)を出版し28日、都内で記念のトークショーを開催した。雑誌「an・an」に連載したものを1冊にまとめたもので、撮影エピソードのほか、食生活、旅など中谷の私生活の様子が満載。「お付き合いしたいのはタバコを吸わない人、結婚したいのは(使用後の)トイレの便座を下げてくれる人。この2つがそろっていれば誰でもいい」と男性の好みも明かした。
『Sponichi Annex』 2006.1.29付
たばこも吸いませんし便座も下げますよオイラ ;-)
……と、今後の夫婦生活にクラックが入りそうなエントリーをあげてみる。
小学校の廊下を歩いていると、各委員会からのお知らせが貼ってありました。掲示板に貼っている内容が「委員会だより」だということは、通り過ぎてから分かったんです。
というのも
体育委員会 →ムキムキマッスル
保健委員会 →平章クリニック
ボランティア委員会→プチチョボラ
という委員会名だったから。
確かに、〜委員会、なんてあると嫌々やんなきゃなー、ってかんじでした。少なくとも私の卒業した小学校は「〜委員会」で通しておりましたので。委員会の会議なんておっくうでしたわ。
しかーし、こんな風に呼び方を変えるだけでなんかやる気だそっかな、って感じなりますね。
ネーミングが人を動かす、ということを教えられました。
ちなみに、この小学校は、食育に力を入れていて、栄養士の先生が常勤してます。丸岡は学校毎に調理室があって、献立も郷土料理や中華料理など日替わりで考えているようです。話を聞いて感じたのは、小学校を選べたらいいのに、と。やる気のある学校があるんだったら、そちらに入れたいのが親心。学区制で割られているとはいえ、文部省モデル指定校になっているところとなってないところだと、取り組みの差が出ますよ、やはり。「この小学校はこんなことに力入れてますよ」的アピールがほしいなあ。私立がない、という田舎風土も考えものだ。
そしてそして、平章小学校のもうひとつのすごいところ。校長先生のやる気とスピードです。「校長室だより」を発行していて、これがまたよくできていらっしゃる。たくさんの情報をきちんと整理してあるし、写真も入っているし、アンケート結果も表にしてあるし。私たちが教室に入って取材しているところも、ささっとデジカメで撮影して、私たちが給食をいただいている間に、画像をとりこんでHPにアップ。なんて仕事の速い先生なんだろう。。。ライターの鏡のような人でした。
取材(同行)で、丸岡町の平章小学校に行きました。この小学校は、200年という歴史をもつ老舗?小学校です。取材とは別のところに注目してしまった私。
音楽室前に貼ってありました。「唄い方の極意」です。
あったねー、これ。やったねー、授業で。何の授業だったか忘れちゃったけれど。
好きな女性アナウンサーランキング、1位はやはり!?
新春からの連続テレビドラマもほぼ全ての局でスタートし、テレビ番組の話題がちまたで広く取り上げられているなか、「ORICON STYLE」では、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】による『好きな女性アナウンサー』のインターネットアンケート調査を実施し、そのランキングを発表した。
1.高島彩(フジテレビ)
2.内田恭子(フジテレビ)
3.小林麻耶(TBS)
4.滝川クリステル(フジテレビ/共同テレビ所属)
5.中野美奈子(フジテレビ)
6.武内絵美(テレビ朝日)
7.西山喜久恵(フジテレビ)
8.西尾由佳理(日本テレビ)
9.松本志のぶ(日本テレビ)
10.佐々木恭子(フジテレビ)
『ORICON STYLE』 2006.1.24付
うわ~いかにもR25世代が喜びそうなランキングだなあ……とよく読んだら「2006年1月16日~20日、中高生、大学生、20代社会人、30代、40代男女の各セル100人、計1000人にインターネット調査したもの」って、そ、そんな。広範な層から拾い上げてるランキングなのに、クリステル嬢しかカスってないやんか私的ランキング……インターネット調査というバイアスがかかっているとはいえ、打率1割かよ俺 :-P
ええっと、自分の非主流ぶりにやや気が滅入ったところで(笑)、誰も頼んでないのに「極・私的 女性アナウンサーベストテン」を披露してみたりするのだ。といっても、順位づけなんてまったくとんでもないことですので順不同にて。
村上由利子さん(NHK)
大下容子さん(テレビ朝日)
滝川クリステルさん(フジテレビ/共同テレビ)
山本真純さん(日テレ)
久保田智子さん(TBS)
島津有理子さん(NHK)
萩野志保子さん(テレビ朝日)
赤江珠緒さん(朝日放送)
森本さやかさん(フジテレビ)
市川寛子さん(テレビ朝日)
以上、私的心情吐露にてお目汚し失礼いたしました。デハ。
いや、あれさ。センター試験のリスニング問題のはなし。
もうね、「一斉放送方式では会場による不公平感が出かねない」って理由が噴飯もの。まず「リスニング問題はICプレイヤーを使って」という結論があって、後付けで一斉放送がムニャムニャ……とかなんとか言い出したに違いない。全受験生にICプレイヤーを配るって時点で、こうばしい利権の香りがプンプンだもんなあ。
よくわかんないけど1台2000円として50万台……10億円。ウワサでは、最近液晶テレビのラインナップを一新した品川の弱電屋さん(←長え)が元請けというじゃないですか。携帯プレイヤー分野ではコテンパンにやられてますからね、渡りに船だったんじゃないかと。ま、あくまで脳内劇場の範囲ですけど。
ちなみに、さっそく分解されてる方もいらっしゃいました。
話はそれますが、かつてこの会社にハンディカム(あ、言っちゃったよ)のパーツ納めてたメーカーの方に取材をしたことがありまして。あるパーツを1万個納めた中の1個を抜き取り検査されて、それがたまたま基準値外れてたばかりに、全品検査させられた……なんてことがあったそうです。
ちゅうことはね、残り9999個のいずれかが抜かれてたら検査を通ってたかも、ってことですよ。「トラブル続出!」なんて、鬼の首を取ったようにマスコミも叩いてるし、センター側も「メーカーの全数チェックや受験生による動作確認を繰り返したのに……」なんて呑気なこと言ってますけど、品質管理の現実なんてこんなもんでしょう。来年も同じようなこと、起きますって絶対。で、不評に不評がたたって10年後には廃止……というのがアタシのシナリオ。
だいたい、センター試験にリスニング問題なんてホントに必要なのか?
一昔前の言い方すれば〈共通〉一次試験でしょ。英語力がすごく大事な大学を目指す受験生もいれば、実のところそーでもない大学を目指す受験生だっている。十把一絡げにする理由なんて、アタシに言わせりゃないないぜんぜんない。英語力のある学生を採りたいなら二次試験にクソ難しいヒアリング試験でもくっつければいいだけのこと。「英語でのコミュニケーションを重視する」という学習指導要領を受けての試験らしいけど、もう阿呆かと。
多くの経営者の方々は、今どきの若年層の〈どうしようもない日本語コミュニケーション力のなさ〉に嘆き入ってますよ。必要なのはむしろ、日本語聞き取り+話し方試験だったりするわけです現実は。そんな現状を、文科省のお歴々ももうちっとマトモに直視しないと。まずは『国家の品格』でも読んでね。
ちなみにオイラの場合はこれ。
ホリエモンに援軍…広報に元アイドルのアノ人採用
グループ各社の株価は暴落、出演番組やCMの放送も次々と放送見送りとなってすっかり神話がはげ落ちたホリエモンこと、堀江貴文ライブドア社長(33)に援軍が登場した。同社の広報スタッフに、元アイドルの木内美歩さん(30)が採用された。
『ZAKZAK』 2006.1.18付
ちっ、ちっ、ちっ、ちっ
いやあ、21世紀も6年目に突入してるというこの時期に、よもやモモコクラブの幻影を拝むことになろうとは。いや、死んでませんけどね。
この報道を暗示してたかのように、ここ数日、ヘビーローテーションになってた音盤がこれ。
20年も前のアルバムですが、track#1から#2への絶妙な間合いは何度聴いてもゾクゾクきますねえ。ストリングスアレンジもすばらしい。
個人的には食傷気味の〈ブログ本ブーム〉も、ここに極まれりといった感じです。食傷気味、って書いてるんだからもちろんマイナス評価ですよ :-P
石川亜沙美がブログ立ち上げ-目指すは“ブログのエンゼル”だ!
モデル出身の女優、石川亜沙美(28)が自身のブログ「Dolce Vita」を立ち上げることになり18日、都内で発表した。
ブログは23日に開設(http://www.ishikawa-asami.com)。石川は「仕事やファッション、身近なものも含め素の自分らしさを伝えていけたら。写真を撮るのも好きなので連動して載せたい」とPR。
ブログといえばタレント、眞鍋かおり(24)が“ブログの女王”として有名だが、「負けないように私は“ブログのエンゼル”を目指して頑張ります」。ブログ内容をまとめた書籍を6月に発売予定。
『SANSPO.COM』 2005.12.19付
で、23日になったんで行ってきたんですが、亜沙美たん(いや、オスカーの関係各位、といった方が正しいな)、そりゃあんた順序逆ってもんだろう。ハナっから書籍化が決まってて、それに向かってエントリーを埋めてくなんて作り方じゃ、義務感だけが先行して、グルーヴィーなコンテンツなんか生まれっこないじゃんか。ハコもの行政みたいなもんですよそれじゃ。
亜沙美たんがよもやこんなあしらい(!)受けるとは。十数年前、『SEVENTEEN』で初めて亜沙美たんを見たときに撃ち抜かれたおぢさんは、哀しいですよオイオイ。
で、ですね。ハラも減ったので近くの焼肉屋にメシ喰いに行ったんですよ。小上がりで肉つついてしばらくして。
すいませーん! ナマチュウ一つ!
「ナマチュウ」(中ジョッキの生ビール)って、てっきり福井ローカルの呼び名だと思ってましたわ。まさか、岐阜の焼肉屋でナマチュウって聞くなんて! 県外在住、もしくは県外から福井にやってきた識者(←誰だよ?)のみなさま、ナマチュウって県外でも言うんですかね?
飽きもせずまたATOKネタです。
いや正直ね、IMEのバージョンアップって懐疑的だったんですyo。
以前のエントリーでも言及したような〈いらんおせっかい機能〉ばっかり増えて、変換効率が上がってるとか、辞書が賢くなってるとかいう劇的変化を体感することは、まあそうそうないだろと思ってまして。だいたい、機能増えるごとにキーカスタマイズがメンドくさ~ってなってくるし。
が! 久しぶりにやられましたわ。
人名、しかも芸能人の名前を、かなりの確率で一発変換するまでに進化してたとは。たとえば
ひととよう → 一青窈
ほえ~っ。次にこれ。
まつうらあや → 松浦亜弥
姓と名の関係を判断して、より的確な変換候補を出してくるすごさ。ふつうに「あや」だけだと「綾」って出てくるもんな。だから、こんな変換なぞ朝飯前のカッパの屁。
まつしまななこ → 松嶋菜々子
おおこうちななこ → 大河内奈々子
ありがちな間違いも事前に補正。
さかいまき → 坂井真紀
さかいみき → 酒井美紀
さらに、こんなこともできちゃったりしちゃったりするわけで。
ひらいけん → 平井堅
かねこけん → 金子賢
まつだいらけん → 松平健
わたなべけん → 渡辺謙
しむらけん → 志村けん
よこやまけん → 横山剣
いやあ、17回のバージョンアップはダテじゃなかったわ。
ここまでレビュったら、アフィリエイト貼り付けてもバチは当たりますまい。
ATOK2005 for Windows
ATOK2005 for Mac OS X
ただ、前バージョンを使ってるんだったら、アップグレードの効果はさほど感じられないかも。
ああ……やってほしかったけどやってほしくなかった。
何が?って、Tiffany&Co.のオンラインショップですよ。結婚前後にTiffany&Co.に世話になった者としては、いちばん近場で金沢かよ!という現状が打破されてうれしいはずなんですが……やっぱ、実店舗で買ってこそ気分も上がるというわけで。
もう、どーでもいーガジェットは別として、ある種のステイタスというかブランド性をまとってるモノって、自分としてはできるだけ実店舗で買いたいんですよね。〈リアルショップで買う体験〉もまたショッピングの一部、という捉え方。いやむしろ、モノより思い出を買いに行ってるのかもしれないですね。そういうときって。同じ値段なら、黄色い看板の電器屋(謎)じゃなくて、銀座のアップルストアでnanoたん買いたいぜ、みたいなそんなメンタリティ。
で、話はオンラインショップに戻りまして。
イラストレーターには悪いけど、あのトップページは俺的にはかなり落胆。Tiffany&Co.なんだから。ティファニーブルー一色で、十分に〈記号〉になるんだから。ああ、もったいね。
ご近所さんに「最近怒りすぎ」と言われてるのを後目に、まだまだ続くよ怒りの鉄拳シリ~ズ! 今日の素材はこちら。平原綾香の『言葉にできない』(アルバム『From To』収録)で~す。
リリースにこと寄せて平原嬢、昨日の『TOKIO HOT 100』でたしかこんなことを言ってました。「唄う上でイメージしたのは少年、それも声変わりするかしないかの男の子のつぶやきなんです。だから、サビのところでちょっと声をかすれさせたりとか、そんな仕掛けもしたりして」とかなんとか、なんかそういった趣旨だったような。
そりゃ~違うだろうよおみゃあさんよぅ~
『言葉にできない』って、本質的にはフラれてメソメソしてる三十男の心象風景(=発表当時の小田和正の年齢より推測)を言葉巧みに(!)描いた曲とちゃいますの? 「命つきるように愛が終わった」とか、チョロチョロともフサフサともつかない男子がそんな達観したこと言っちゃ、ねえ……まあ、彼女なりの解釈なので全否定はしないにしても、リアル世代としては違和感のあるコメントでしたわ。
とか書いたものの、それでも平原嬢の解釈はいい方なんですよ。曲の世界観を俯瞰した上での言葉だと思うので。それより、もうどうしようもなかったのが、不当不払いのあの保険会社。過去の話ながら、『言葉にできない』を起用したあのCMはかなりいかがなものかと。恣意的にサビを解釈して、ヒューマンでハートウォーミングなシリーズ作っちゃってからに。フラれてメソメソな曲なのに。曲の本質を全然くみとってないですよあれじゃ。
この例にもれず、最近のCMってほんと、音楽を軽視しすぎ。なんでクルマでノーランズ? つーかそれ、チューハイのCMでも使われてたやん。まあ、広告業界と音楽業界が〈結託の多重構造〉で成り立ってるからしょうがないんだけどな。諦観。
……で話を戻して。くだんの曲のオリジナルが収録されてんのはこれ↓
タイトルのとおり〈メソメソソング〉全開ながら、Off Courseの作品では一位二位を争う名盤と信じております。『We are』とセットで、ぜひ。
素朴な疑問。
「ごめんなさい」とか「おねがいします」を表すフェイスマークって、a.とb. どちらなんでしょう?
a. m(_ _)m
b. (m_m)
それはもう一昔も二昔も前からa.だと思っていました。実際a.ばっかり使ってきたし。が、ATOK2005で変換してみたら!
あやまる → [スペースキー] → (m_m)
なになになになに、今まで間違ってたのかオレサマちゃんってば! 背中に汗かきながらググりましたよもう。
m(_ _)m の検索結果 約 29,000,000 件
(m_m) の検索結果 約 181,000 件
ふう。ひとまず安心していいのか。
紅白の司会に仲間由紀恵(26)内定ですか……orz
おーい、誰か歯止め効かすヤツはいなかったのか局内に。メディアへの露出度からいうとさんざん手垢ついてるタレントですよ。和泉元彌以来の芸能人起用でテコ入れ図ろうとしてるんでしょうけど、もし「フレッシュな司会者で新風を」なんてもくろんでるんだったら的はずれもいいところじゃないか? 演技がうまいとも思えないし、声質が特段いいわけでもないし。仲間さん、あなたにゃ恨みも何もないけどさ。
で、NHKもヤキがまわったなあ、と思ったのがこのコメント。
「アナウンス技術以上に、分かりやすいプレゼンテーションができる人」(関係者)。これを最重要ポイントにリストアップし、白羽の矢を立てたのが仲間だ。
『MSN Mainichi Interactive』 2005.11.17付
バカ言っちゃいけねえ。これが放送人のコメントか?
なんでそこでアナウンス技術のプライオリティが下位に来るんだ? 仮にも「司会者」という肩書きで立ち回る人間ですよ。およそすべての視聴者に対して、耳障りのない、スムーズなアナウンスメントを届けられてこその司会者でしょう。だいたい〈わかりやすいプレゼンテーションができる人〉って何ですか。それよりも〈スピーディな状況判断ができてアドリブに強い人〉を基準にしないと。生番組なんだから。高橋圭三さんとか宮田輝さんが草葉の陰から飛びツッコミしてきますよまったく。本気でテコ入れしようと思ってるのかどうか首かしげたくなります。
ということで、オンエア中のドタバタ劇も想像に難くないので、今年の紅白は視ないぞ宣言。
ああもうエラい調子こきまくりですなGoogleさんよぅ。『Google Analytics』でゴソッと話題さらった余勢で『Google Base』ですか。いったいどこまで無料サービスを拡大したら気がすむんでしょうこの会社。
だって考えてもみてくださいよ。今までまじめにアクセス解析のソリューションを提供してきた、世界中の無数のIT企業の立場、『Google Analytics』のせいで総崩れ。コイツに勝とうと思ったら、価格か付加価値のいずれかで優位に立たないといけないわけですが、無料しかも機能充実と来た日にゃまるで勝ち目なし。ワタシマケマシタワタケヤブヤケタ。世界中で同時多発的にモチベーション下がりまくって穴掘ってるような状態といっても過言ではありますまい。
ユーザーも呑気なもので、そこらじゅうのblogが「無料だワッショイ!」なんてほめちぎってますが、本気で「得したうれし~!」なんて喜んでる場合じゃないんですよ。いやホント。たとえばもし、いまあなたが携わっている仕事、ある日突然知らない誰かが「それ無料でいいっすよ無料で」なんて食い込んできたらどうしますか? しかも相手は、あなたの成果物をはるかに上回る付加価値をつけて提供しようとしているとしましょう。
何一つアドバンテージがない中で、それでもあなたはその仕事を続けることができますか? できないでしょ普通。コトはIT業界だけの話じゃなくて「明日は我が身」かもしれないんです(自分も含めて)。そんな悲劇が世界中で、業界問わず起こり続けたら、勤労意欲を失った人びとが限りなく増殖することも予想できるわけです。それがトリガーとなり世界経済が縮小に向かうことだって、ありえない話じゃない。
そもそも〈無料で提供されるサービス〉ってどこか変だと思うんです。末端に来る時点では無料だけれど、その裏では相当な量の人的資源が動いてる。つまり、労働の対価が発生している。なのに末端の利用者は対価を支払わなくてもいい……じゃ原資はどこにあるんだ、と。「そりゃお前広告だろ」とか「株とか社債で資金調達したに決まってんだろ」とか考える向きもあるでしょうが、いやいやちょっと待ってください。その背景にだって、人的資源の動きはあるわけです。間接的だから見えないかもしれないけど。
だいたい〈サービスの対価を支払わなくてよい世の中〉を標準とする生活者が増殖したら、これはもうエラいことになるんじゃないでしょうか。サービスに対して対価を支払うのがバカバカしくなりますから。提供したサービスの裏で多くの人的資源が動いてるのに、相応の報酬が受け取れない。求めることができない。そんなバカな話があってたまりますか。〈サービスの対価を支払わなくてよい世の中〉を喜んでいるみなさん、いずれ自分に跳ね返ってくることになりかねないかも、ですよ。
話はそれましたが、Googleの動向、個人的には〈悪い意味〉でもウォッチしていくつもり。『Gmail』とか『Google Map』とかさんざん使っていながら、高らかにそんな宣言するのも笑止千万な話ではありますが。いや、でも、Googleが何か新しいサービスを始めるたびに、世界中で無数の人がうなだれ、泣き叫び、茫然自失になっていることを想像すると、こう、なんというか胸がチクッとするんですよね。「明日は我が身」という事態もありえると考えると。
Googleだけを非難するつもりはないけど、少なからず〈サービスの対価を支払わなくてよい世の中〉の道筋づけに加担しているのは間違いないわけで。「そりゃなんか違うだろGoogleさんよぅ」と思いながらも、一方でせっせと『Gmail』を利用するという、ダブルバインドな人生を今後送りそうになりそうです、ワタシ。
いろいろ書いてたら、相応の対価を要求しているMicrosoftの方がなんだか健全に見えてきましたよ。というのは半分ウソですが(笑)。ともあれ、提供してもらった〈役に立つ〉サービスには、たとえ「無料」と謳われててもいくばくかの対価を支払うのがスジでしょう……とこれを機にココロ入れ替えまして、まずは『Wikipedia』と『ClamXav』にドネーションすることにしました。「金は天下の回りもの」とか「情けは人の為ならず」とか、言うしね。下心アリアリじゃないかまったく!(爆)
んあ? Googleへの投資ですか? 運用実績極悪のこのファンドで許してください。わーん(T_T)
民間放送全国大会の開催を受けて報道された朝日新聞の記事より。
民放キー局のネット配信サービスにこと寄せて、こんな発言が見受けられました。取材メモが捏造されてない(笑)ことを前提に引用しますと。
ネットでは会員登録の際に住所を入力してもらえば、会員がサイトを見るときに、その地域の広告が出るようにできる。地方局にすれば、広告収入を奪うライバルになりかねない。
ある地方局幹部は「テレビは全国ネットワークで成り立っている。キー局が単独で広告と連動したサイトを作るのは言語道断だ」と警戒する。
朝日新聞 2005.11.4付
何を寝ぼけたこと言ってんだ。
キー局と締結している「ネットワーク基本協定」とか「業務協定」を盾にした発言なんでしょうけど、濡れ手で粟の〈ネット配分金〉を懐におさめつつ既得権益の上にアグラかいてるのは地方局の方でしょうに。視野狭窄も極まれり。だいたい、地方局の言う「視聴率三冠」なんてあおり文句の空虚なことったらありません。ゴールデン帯/プライム帯の番組作ってるのは誰だよ、って。
で。
この幹部氏、日本の民放テレビネットワークの歴史的経緯を認識されているんでしょうか。「国土をカバーする放送網の構築」が前提だったアメリカと違い、日本の場合は「ローカル局間のニュース素材交換」が発端だった、という事実についてです。結果としてそれがキー局を核にした5系列のネットワークに発展したとはいえ、本質を見ればローカル局の集合体でしかない(*1)。規模は大きくともキー局だって実はローカル局であるわけで、収益を上げる一つの方法として〈広告と連動したサイト〉を作るのは、民間企業としてはむしろ正しいあり方でしょう。それを何ですか、言うに事欠いて「言語道断」とは。やれやれですな。
そもそも、キー局や準キー局を除くローカル局のレゾンデートルに関する議論は、20年ほど前から「ローカル局炭焼き小屋論」(*2)として語られてたんですよね。今より資金が潤沢だったであろうバブル期に、機動力を伴った筋肉質の経営体質にしておけばよかったものを(その時間は十分にあったと思う)、銀行業界と肩を並べる〈護送船団〉であるのをいいことに、問題を先送りしてきたツケが一気に噴出してるだけのことじゃないでしょうか。もっとも、〈情報の全国均一化〉を旗印に置局政策を止めなかった郵政省が最大の戦犯でしょうけど。民力の低い県に三つも四つもローカル局を作ったところで、少ないパイをさらに食い合うだけのこと。後発局になればなるほど営業力も乏しく、ネット配分金依存型という〈いびつな経営形態〉の傾向が強くなりますからね。
しょうがないんじゃないですか。放送業界にも、銀行業界みたいな〈合従連衡祭り〉がいよいよ訪れるのを覚悟しないと。はっきりいって民放テレビ局多すぎ。「県益のために」という地方局設置の理念が、長らく続くキー局依存体質で有名無実化しているのですから、CATV業界とかIT業界も巻き込んで再編を図るべきでしょう。コトはホリエモンとかミキティだけの話じゃないと思いますよ、対岸の火事みたいに眺めてるみなさん。
(*1)日本でもアメリカのようなネットワーク構築の話がなかったわけではなく、「日本テレビ放送網」という社名にその名残を見ることができます。伝え聞いた話によると、いずれ軍事転用もできるような構想もあったとか。
(*2)事実上〈キー局の地方中継所〉と化している地方局が、BS/CS放送やCATVの登場で存在価値を失い、山奥の炭焼き小屋のごとく細々と孤立しかねないという主張。
ジュニア寝かしつけアワー終了後のDVD鑑賞タイム。本日のネタは、鉄チャン必見(と勝手に認定した)『約三十の嘘』です。
『トワイライトエクスプレス』が舞台なのできっと出るだろうなあ、と思ってたらやっぱり出た。28分12秒あたりで、この近辺がガッチリと捕捉されております。アピールするなら今がチャンスですよ周辺企業のみなさんってば。
と思いきや、重大なバグ発見。
話の流れでいうと、千歳線~室蘭本線を走ってる時間帯のシーンなのに、なぜか外の景色が福井……ま、そんなツッコミはヤボってもんで。設定はどうあれ、自分の住んでる土地が映像化されるってのはうれしいもんですね。
そんなわけで、開店したての『第2日本テレビ』。さっそく会員登録いたしました。今だと、1000円分の視聴権が付いてます。
「松っちゃんのコントが見られる!」とか「電波+雷波のアーカイブが見られる!」という話題が巷間にぎわせてますが、個人的に震度7クラスの揺さぶりをかけられてしまったのが『もぐら骨董堂』。もう、いきなり、非主流派(笑)。
これぞ昭和の映像ですよ昭和の映像!
ニュース素材とかフィラーとか、1~2分程度のクリップが並んでまして、1本9円。
もともと〈一過性のコンテンツ〉であったがゆえ何のてらいもない作りなんですが、そこがかえってイイ! 高度成長期の風俗(「業」じゃないよ)がまっすぐに伝わってきて、想像をかき立ててくれるんですよね。いやあ、ハマりそうだわこれ。
本日のヒットは『楽通り もぐら骨董堂』で視聴した『マイコンNo1』というクリップ。
VODとか言ってますけど、こんなコンピューターどうです?ええでしょ?最新式のPC、もといマイコンの数々。最近一寸有名になってきた「Aボーイ」彼らの元祖も出てきます。(オリジナル音源)映像出展:1977 11PM 「ここまで来た!最新テレビゲーム!」
当時、アキバで売られてたミニコン/マイコンの価格表。
VIATRON 12万円
ALTAIR 8800 39万円
HITACHI MINICOM 95万円
EMIC MAC8 28.9万円
コーヒー飲みながら吹き出しそうになりました。こんな感じ。
Web::Blogoscopeの益子貴寛さんによる『Webクリエイター占い』に挑戦。挑戦!っていうほど大げさなものじゃないけどさ。占いコンテンツって、コンビニのレジ脇に置いてあるお菓子みたいなもんで、つい試したくなっちゃうのよね。
で、結果はといいますと。
森川徹志さんはWebコーダー に向いています!あなたは、清く正しく美しい(X)HTML+CSSソースを書くという、フロントエンドを支える「Webコーダー」に向いています。ブラウザ実装や言語仕様の正しい理解と解決策の提示、アクセシビリティやSEOを考えたコーディングなどが求められます。スキルスキルアップには、HTMLのXHTML化手法やCSSレイアウトの習得が第一歩となるでしょう。ブログ構築手法を身につけておくのもオススメです。
ううむ、清く正しく美しいコードは嫌いな世界じゃない、というかむしろ好きなワールドhello worldなのだが……とっても複雑な気持ちだわ。
こんどは堀江下着店ですかほほう。
ライブドアグループが通販大手セシールを買収へライブドアが通販大手セシールを買収する。グループのライブドアマーケティングの子会社化を目的に、セシール株を公開買い付け(TOB)する。
『CNET Japan』 2005.10.21付
いや、下着だけやってる会社じゃないんですけどね。セシール。
「セシ~ル~♪ 篠塚くん幸せそうなの~」とか呑気に言ってる場合じゃなかったんですね。なんでも、ずいぶん業績もよろしくなかったようで。サウンドロゴ本来の「il offre sa confiance et son amour」(=愛と信頼をお届けする)が、ライブドアによる買収で裏打ちされるといいですね。
ランジェリーまわりのトピックといえば、クリッピングしといて忘れてたネタ。
福井県民としては見逃すわけにゃいきますまい。
アトピーの子供も泣きやんだ「“越前和紙”下着」ふんどしの人気復活に続いて、今度は日本伝統の越前和紙を100%使った下着が注目を集めている。
(中略)
この素材を生み出した協和テキスタイル(福井県)の笠嶋博社長が、開発の経緯を語った。
「福井県には越前和紙の文化が育まれており、ある医学博士から『和紙素材は肌にいい』といわれたのが、開発のきっかけです」『夕刊フジblog』 2005.10.19付
記事に添付されてた画像が、微妙にエロい。
そんなわけで私が、村川絵梨ちゃんの〈ブスかわぶり〉がツボに効いてるモリカワテツシです。
で、なんですか、またぞろこんな記事ですか。
NHK意気込むも新生ハルカ遠く…朝ドラ視聴率低迷視聴率が良かろうが悪かろうが、とりあえず一度は叩くくせに。以前のエントリーにも書いたけど、今どき、地上波の視聴率だけで朝ドラの良否をあーだこーだ言うなって。鳥越サンとかオヅラサンを向こうに回しながら、ここまで数字を稼いでるんだから上等じゃないですか。3日スタートのNHK朝のテレビ小説「風のハルカ」=写真=の視聴率が振るわない。初回平均視聴率は18.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、歴代朝ドラで、前クール「ファイト」の16.9%に次ぐ悪さ。
『ZAKZAK』 2005.10.18付
で、この記事、読んでいきますと……
作家、麻生千晶さんは「朝ドラの使命は終わった」とバッサリ。出たー! 麻生千晶! もう、安易にこのヒトの談話拾いに行くのやめなさいよ。非生産的な毒を吐きつづけてレゾンデートル保ってるだけなんだから。だいたい、Amazonで著書検索して
たった3冊しか出てこない
ヒトを〈作家〉と書いちゃうジャーナリズムと、そう自称する本人の姿勢もいかがなものかと。同じ〈毒舌系テレビコラムニスト〉でも
15冊出てくる
山田美保子サンとか
76冊も出てくる
故・ナンシー関サンの足元にもおよんでないだろ、って。
麻生違いで32冊検索される
麻生圭子サンも、いい迷惑だよ(って思ってるはずだ)。
で、言うに事欠いてコレですか。
さて、朝ドラの今後の運命は?ホントに不倫とかベッドシーンが出てきたら、「NHKの良識はどこへいったのか」とかなんとか、同じ手口で貶めるくせに。あーやれやれ。麻生さんは「おやめなさい。続けるなら若い脚本家に自由に書かせればいい。手あかのついた、プロデューサーが決めたプロットで書くとダメ。不倫でもベッドシーンでも書けばいい」という。
今後ありうるであろう展開に対して予防線を張った、というところでしょうか。
福岡で「メイド喫茶」に警察が警告メイド姿の女性従業員が客をもてなすことで人気の「メイド喫茶」に、警察が“イエローカード”を示した。従業員の行為が「接待」に当たるとして、福岡県警が15日までに、福岡市にオープンした2店に対して「風俗営業」の許可を得るよう指導したもの。
『スポニチ Sponichi Annex』 2005.10.16付
当店・サイトウリコの得意げな表情が目に浮かぶわ……。かねてから「メイド喫茶=風俗」説を唱えておりましたからね。
で、私としては、それよりも。
変わる秋葉原 駅前にIT拠点、新線で進む産学連携もう一つの変化は、女性店員がメードのコスチュームに身を包んだ「メード喫茶」やフィギュア(人形)、アニメソフト販売店の増加だ。パソコン店が撤退した後に続々と入居し、ここ数年で50店以上にまで急増した。
『asahi.com』 2005.4.2付
「メード喫茶」って書いてあると、霊界を連想してしまうのは私だけでしょうか。
ついでに、『ドリフ大爆笑』の「もしものコーナー」で、『故人タクシー』というあんどんを点けた高木ブー(幽霊コスプレあり)を思い出してしまうのも私だけでしょうか。
だめだこりゃ。ズチャチャズチャチャズチャチャ~♪
特定の企業をあげつらうのもナニかな~と思うし(よう言うわ!←外野の声)、それでも個人的には重宝してるし、取引関係も多少あったりするし……で、書こうかなあどうしようっかなあ、とグジグジしてたんですが、このへんで吐き出しとかないと生理的に。
BOOKOFF店内に入ったときに、どこからともなく刺さってくる「いらっしゃいませこんにちは~」の甲高い声
そーとー鬱陶しいですハイ。
いったい、その声は誰に向けて発せられてんのかと。
本の研磨とか商品棚のフェイスアップしながら、〈ながら仕事〉であいさつすんなと。
自動ドアと連動してる「ィラッシャイマセ」の合成音と、本質的に何が違うんだと。
店内の〈間〉を埋めるノイズ、くらいに考えとけばハラも立たんのでしょうか。>いらっしゃいませこんにちは~の甲高い声
Y!で紹介されてた『第1回 エンタ!検定』に挑戦。
仕事柄、せめて平均点くらいとらなきゃマズいじゃろうて……と思いながら答えていったところ、総合得点73点(全国平均60点)という結果に。やれやれ。最後に青山さんから「やったネ!!」とねぎらいの言葉をかけていただきましたよ。あ、あ、あ、ありが、ありがとう、ご、ご、ご、ございます、青山さん(チビノリダー風に)。
それにしても、「SMAPとORANGE RANGE、サザンオールスターズのメンバー数を足したら何人?」なんて問題を答えてたら、学生時代の就活を思い出してしまいましたよ。たしか、フジサンケイグループの入社試験で同じような設問があった記憶が。問題文にCoCoなんかが顔を出してました。〈時代〉を感じますね。
で、ジャンル別得点表と講評がこれ。
+++ 第1回 エンタ!検定 成績発表 +++
あなたの総合得点は73点 全国平均 60点
全国順位(10月4日 15時現在)
568位(4932人中)
--ジャンル別得点表 ---------------
0_________10__________20点
映画 ■■■■■■■■■■■■■■■
テレビ■■■■■■■■■■■■■■■■
音楽 ■■■■■■■■■■■■■■■■■
書籍 ■■■■■■■■■■■■■
芸能 ■■■■■■■■■■■■
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--講評---------------------
あなたは「エンタの玄人」
あなたは忙しい仕事や勉学のかたわら、世間の流行情報チェックを怠らない努力家に違いありません。すべてのジャンルにおいて偏りなく平均的に知っています。仲間内ではすべての会話についていけるムードメーカーとして活躍できるでしょう。次は1つのジャンルを深めてみてはいかがでしょうか。解答の傾向としては、特に「海外」「雑学」ネタに詳しいですね。
-------------------------
うーむ……海外ネタには詳しくないのだが(きっぱり)。
歴代ワースト2位ですかそうですか。
NHKの連ドラ「ファイト」平均視聴率はワースト2無意味な数字であることこの上なし、でないですか。
1日に終了したNHKの朝の連続テレビ小説「ファイト」の平均視聴率が関東地区で16.7%(ビデオリサーチ調べ)だったことが3日、分かった。04年度前期に放送された「天花」の16.2%に次ぎ、過去2番目の低さ。関西地区も15.3%で、やはり「天花」の15.1%に次ぐ低さだった。両地区とも4作品連続で20%を下回った。
『asahi.com』 2005.10.3付
BS(NHK衛星放送・WOWOW)・CS・CATVの視聴率は?(メトロポリタン等の県域U局も)朝の連ドラはBS2を含めて1日3回,土曜日には1週間分まとめてBS2でオンエアしてるんだし、ビデオでタイムシフトして視るというケースも少なくないわけだし……で、そういった背景を加味せずに〈過去ワースト2〉って烙印押しちゃうのは、そりゃ木戸さん一家もお気の毒ですわよ。
BS放送・CS放送・CATV等の視聴率も測定しています。
ただし、視聴可能世帯数の割合が少ないため、個々の局の数字は集計しておりません。(「その他」の局計として集計)
ビデオリサーチ社公式サイト FAQ
そういうツメの甘さを感じてるだけに、ジュピターテレコムが始める視聴率調査にはけっこう期待してるんですよね。
読めねーよ!
とか
50年後の子どもの境遇考えたれよ!
とか、
地元紙の「誕生しました」欄や「元気でチュ」欄(=赤ちゃん写真の投稿欄)を読みながらツッコミ(という名の私憤?)を入れまくるのが朝の日課になってるワタクシ。いやあ、ほんと読めないですわよ。最近の子どもの名前って。
とまあ、そんなことを常々感じていたのと、元来の昭和好きと、子どもの誕生というタイミングと、いろんな要素が複合的に絡んで1-click購入したのがこの本。『人名用漢字の戦後史』。
毎日のように「読めね~」と飛びツッコミ入れてるワタクシが、個人的に響いたエピソードがこれ。人名用漢字の〈制度維持派〉と〈制度撤廃派〉の対立を収拾しようと乗り出した言語学者・鈴木孝夫氏の30年前の提言です。ちょっと引用が長くなりますが。
「名前の個人的な面、社会的な面を両立させるためには、現在、仮名書きで非常に広く社会的な慣行として認められているあて名とか他人の名の書き方とかの問題をもう少し考えてみて、それに沿った形で名前を処理することによって、事実上は制限がなくても、印刷関係及び官公庁が迷惑を受けることがない、つまり、両方とも得な方法がありはしないか」
鈴木のこの議論は、日本人の名前を考える上で、非常に重要なポイントを突いたものであった。日本人の名前の本体は、いったい、その読み方であるのか、それとも書き方であるのか。もちろん、両者が渾然一体となったところに日本人の名前が存在しているわけであるが、鈴木はそれを大胆にも二つに分け、前者にオフィシャルな役割を、後者にプライベートな役割を与えることによって、制限維持という社会の要請と、制限撤廃という個人の自由とを両立させようとしたのである。
円満字二郎『人名用漢字の戦後史』 p.132~133
卓見、ですな。
当時に比べたら、現在の人名用漢字の数ははるかに多いわけですが、それでも制限があることに変わりはありません。一方で、その〈読み〉については制定当初(1951年)から〈野放し〉の状態が続いてまして、双方の落としどころを探ると鈴木氏の提言も「それ、ええんとちゃう?」とも思えるわけです。
……と思いながら読んでて、気づきました。一つの名前に〈オフィシャルな役割〉と〈プライベートな役割〉を与えてる国があるじゃねえかと。そう、韓国です。
韓国で通常使われる文字は、ご存じのようにハングルです。といって、漢字が使われないのかというとそうでもなく、たとえば道路標識や駅名標では漢字も見受けられたりします(韓国の有力紙『朝鮮日報』も、読みこそ「チョソ(ス)ンイルボ」ですが、題字にはいまだ漢字表記が用いられてますね)。
実は、人名もそんな〈両立表記〉になってます。世代によって当てはまらないケースもあるものの、一人の人が〈ハングル名〉と〈漢字名〉を持っているのが通例。ノ・ムヒョン(노무현)大統領を「盧武鉉」と表記しているのはニュースでもよく見かけますが、ほかにも韓流スターを例に挙げますと
ペ・ヨンジュン(배용준) …… 裴勇俊
チェ・ジウ(최지우) …… 崔志宇
イ・ビョンホン(이병헌) …… 李炳憲
イ・ヨンエ(이영애)…… 李英愛
※UTF-8非対応の環境では文字化けします。ご了承ください。
といった漢字名をみなさんお持ちです。が、日常生活では表音文字(=ハングル)で書き表されたハングル名を使うのが大半。漢字名が顔を出すことはほとんどありません。そのため、自身の漢字名が書けない韓国人も少なくないそうです。
「漢字名が書けなくなる」という点はさておき、同様のシステムを日本でも取り入れたらいかがでしょう。つまり表音文字と表意文字、2種類の文字で一人の人を書き表す、という仕組みを法的に確立しちゃうわけです。名前というのは、誰もが誤解なくスムーズに読めてこそ、その機能をまっとうするのではないかと思うのですが。もっとも、自分の名前が「もりかわ てつし」とか「モリカワ テツシ」として世の中に流通してしまうことに、心理的抵抗がないといえばウソになりますけどね。
あのう、何度見ても中村優子さんとしか認識できないんですけど……あ、福井出身の女優さんです。『血と骨』とか出てます。あの作品ではかなり虐げられちゃってる役柄でしたが、取材でお会いしたらかなりの天然系な方で。「いつも、幸薄そうな役ばっかりなんですけど~」なんて笑ってまして、ボケかましまくりな主婦の役やってみたい、ともおっしゃってたんですよね。たとえばこんな作品みたいな。
それにしても。
初めてですねえ、オトコが安心して見られる『ファブリーズ』のCMというのは。もう憤慨しまくりだもんね、水沢蛍が出演してるシリーズ。オトコをそこまでクサいもの扱いすんなっつうの。女子供が足クサじゃないって言い切れんのかっつうの。ビールの1本も冷やしておいてもらえないお父さん、カワイソすぎだわ。
しっかしまあ、中村優子×占部房子ってのはずいぶんツウ好みな組み合わせだよなあ。
さて、そんな中村優子さん、10月の『国民文化祭・ふくい 2005』に登場でございます(あら、なんてスムーズな流れなのかしら)。
『ふくい街かど映画祭』 舞台あいさつ+主演作『火垂(ほたる)』上映
日時:2005年10月22日(土) 14:00~
会場:響のホール
料金:500円
詳細は公式サイトにてドゾ!
©2005 P&G
[追記]
で、↑のイベントにて、本人に確認。
やはり、中村優子×占部房子で確定!でした。ちなみに「ロールケーキのお礼に」勝手に上がり込んじゃうのが中村さん、布団干してるのが占部さんです。
つーことでさ、足あとペタペタついている知らない女のコの名前を下心半分で(火暴)見に行ったりすると、たいてい
ここから先は有料です♥
的動線がついてること必至のプロフィールに行き着く、なんてケースが多かったりするのですが、そのへんどうですか男子のみなさん?
男子で思い出したが。
牧野つくし=井上真央ですか……『キッズ・ウォー』のイメージが強すぎただけに、体内に浸透するまでに1ヵ月くらいかかりそうだわ。
ということで、相武紗季©+岩佐真悠子©+浅見れいな©+関めぐみ©目当てだった『がんばっていきまっしょい』も終わってしまったわけですが、いくらなんでも悦ネエよ……
カメラマン 目指す!
は、なかろうて。ぎっくり腰わずらってんだからアナタ。「悦ネエ、あんたそれじゃ現場仕事は厳しいで!」とツッコミを入れた写真関係者が、全国各地で同時多発したに違いない。
かといって、「なんや横着な!」と職業差別スレスレの受け答えをなさった悦ネエパパもいかがなものかと思いましたが。
「インターネット・モバイルバンキングサービスの基本手数料お引落開始のご案内」という文書が、福井県内〈暫定1位〉(©N.T氏)の銀行から届きました。文書の主旨は以下の三つです。
1. 基本手数料無料キャンペーン終了→引き落とし開始
2. 振込手数料改訂(=値上げ)
3. ネットバンキングの機能追加
利用者から見れば1.と2.は、実質的なサービス〈改悪〉なわけですが……
キーッ! なによ この文書!
おわびの言葉一つもナシですかああそうですか。
無料キャンペーン終了は規定路線だったけどさ、感謝なりおわびなり、もうちょっと利用者の感情をくみとったテキスト書けばいいのに。やれやれ。
支店・出張所の統廃合に始まり、自動両替機の撤去、ATM時間外手数料の徴収復活……あげくの果てのこの文書。「客の方を見てない」って巷間言われちゃうのも、むべなるかな。
せっせと個人向けリテール商品を開発するのも結構やけど、なんかバランス欠いてえんけ? と、福井弁でもの思う昼下がり。
「テクノラティによると……」との枕で始まるニュース、もういい加減飽きてきました。自らの情報収集能力のなさを、白日の下にさらしているようなものじゃないかマスコミも。執拗なまでの室井慎次の露出しかり、安直なblog本出版ブームしかり……あまりにも〈情報の生産〉、ひいては〈モノづくり〉というものをイージーに考えちゃいねえか、と。
やれやれ。
いや、今回のは緑の会社だけの話じゃないかもな。
南ちゃん列車、発車!
本日より、JR山手線で「キラキラ輝け!香川にタッチ。」列車が運行しています。まさみちゃん=南のマネージャー姿の列車をすでにご覧になった方もいらっしゃるのでは?
「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地が香川県だったことから、まさみちゃんは“香川かがやき大使”に任命され、新作「タッチ」が公開されるタイミングに合わせて「タッチ」のビジュアルを使った香川県をPRする列車が走ることになったのです!
映画『タッチ』公式ブログ 『Coffee 南風』
唸るねしかし。どうよ、この華麗なる連携プレイ。
長澤まさみという〈コア〉が貢献しているとはいうものの、1本の映画が呼び水になって、観光客がどっさり訪れて(しかも、うどんとの相乗効果も!)、行政がしっかり後押しして、さらに話題作につながって、交通広告にまで行っちゃうダイナミズムってばもう。まさみタンって静岡県出身で、香川県とはな~んの関係もないのに、ですよ。
何の衒いもないコピーにも、すがすがしさを感じますはい。
二言目にはfive treesな御仁を起用しようとか言っちゃう方々も、もういい加減、発想の転換を図ってはいかがなものかしら。
嫁にきて一番びっくらこいたアイテム。「ザ・かきまぜ棒」。お風呂に入るとき、ちゅんちゅん(かなり熱い状態)のお湯をさますために、この棒を突っ込んでぐるぐるまわすわけです。テツ氏が、普通にかきまぜているのを見て、それはそれはびっくりしました。なんでこんな便利なものを私は知らずに生きてきたのでしょう。実家では、お湯に手を突っ込み、手桶をまわしていたので、熱くて熱くてたまらない幼少期を過ごしてました。いやー、嫁に来てよかった。
玄関開けると、竹林(の壁紙)。天井まで突き抜けてます。青青としてます。ビスコテックスもびっくりの仕上がりです。来た人は誰も突っ込まないけれど、突っ込めないのでしょうか。私も、なぜ竹林なのか、なぜこの壁紙なのか、未だに聞けてません。
ペットボトルロケット。3体くらいあります。ほこりかぶってます。30歳を超えた森川兄弟が、なぜこれを保管しているのか謎です。小学生のときの作品だとしても、20年は経っている代物です。ペットボトルロケットって、結局ゴミになるからリサイクルにならないよね、と思っていた私。嫁に行った先で実物を見ようとは、誰が想像したでしょうか。
分かりにくいかもしれませんが、西郷どんの銅像です。ワンコ付き。階段に飾ってあります。ある家にはある、と噂には聞いていましたが、まさか嫁に行った先で、目にするとは思いませんでした。森川家の誰が、何のために購入したのでしょう・・・。
『日経 IT Pro』のRSSを読んで驚愕。
JR西日本のネット予約システム停止、24時間以上経っても復旧せず
JR西日本が提供しているインターネット経由の指定券予約システム「e5489」が、18日の午後から新規予約を停止している。
(中略)
e5489の1日当たりの利用者数は、約900人。
『日経 IT Pro』 2005年8月20日付
す、すくな!
1日900人って……個人サイトですかまったく。まあ、あのサイトのユーザビリティのヒドさはつとに有名なところだからなあ。
この際、『ANA SKY WEB』でも見習って、徹底的に仕込んだらいかがかな。ついでに、マルスとの連携もきちんと見直してさ。
いやあ、外野は言いたい放題だわ ;-)
さすがです。グッジョブです。緑の会社。
連携プレイの華麗さに、もう、シャッポ脱いだ次第です。
東京都心部のJR各線で終夜運転 JRが特別輸送体制
地震で半日以上ストップした東北新幹線の輸送対策で、JR東日本は上り列車の東京駅到着が17日早朝にずれ込むことから、山手線や中央線など都心部を走る各線をほぼ終夜運転させる対策をとった。
『asahi.com』 2005.8.17付
青→オレンジの乗り継ぎがデフォルトで設定される当地からの移動では、緑一色のようなスマートさなど望むべくもないでしょうな。ああ、こんなところで顕在化するのか分社化の弊害が。〈しらさぎ〉に681系(683系)がなかなか投入されなかった理由が青×オレンジの綱引きにあった、ってのも鉄チャンの間では有名な話だし。
〈しらさぎ〉といえば。
7月26日の東京行きも〈しらさぎ〉の遅延でエラい目にあいました。いや、むしろ〈青さんの無力ぶり〉を実感したという方が正しいかも。
台風7号の影響から、敦賀駅で足止めをくらってしまった〈しらさぎ2号〉。のりしろ(=米原駅での乗り換え時間)はサラリと過ぎ去り、遅発すること約20分。長浜あたりで「(本来の乗り継ぎ列車である)東京行き〈ひかり号〉の乗り継ぎが可能か、ただいま関係各所に照会中です」的アナウンスが流れたのですが……否、そりゃ無理じゃろう、と。E電(死語)並みの密度で走る東海道新幹線を待たせるなんて、そりゃデキッコナイスだろう、と。
案の定、乗り継ぎの〈ひかり〉は遠くに去りにけり。その一方で、十数年ぶりで〈こだま〉の雰囲気を味わえたとか、品川停車の〈のぞみ〉に初めて乗れたとか、楽しげな副産物にも恵まれたのでプラスマイナスゼロだったわけですが。
……と、今だから〈思い出話モード〉で書けるものの、あのときは「新幹線が止まったらどうすっべ」(中居くん風)とガクガクブルブルでしたわよ。午後から赤坂で取材、しかも対談採録!という薄氷もののスケジュール組んでましたから。
「リスクヘッジしてないお前が悪い」と言われりゃ、それまでだけどさ。orz
(ちなみに、薄氷ものだった対談採録は、8月25日発売の『月刊ウララ』2005年9月号に掲載されますので、よろしければゼヒ。とさりげなく販促活動でもしてみる)
それはともかく、ヨソさんの追随を許さない、緑の会社の仏恥義理ぶりには驚かされますね。来年中にはsuicaとパスネットと共通バスカードがいっしょくたになるそうで。指くわえながら見てるしかないですわまじめな話。
©UCHIYAMA Yasuji
既報どおり、NTTドコモが絶賛爆撃進行中ですね。「ケータイ安全教室」。
以前、このblogでもちょっと触れましたが。
ケータイの安全を小学生に“エーサイ教育”
総合的学習の時間や社会科の「放送と情報通信」の授業を利用して、マナーについて考え、さらに携帯電話の利用によって被害に遭わないようにするための特別授業だ。
(中略)
また、見学した保護者らも「私たちも正直よくわからないから、この手の授業はありがたい。カメラ機能はよく使うので、著作権についても今から意識させたい」と話していた。
『夕刊フジBLOG』 2005.8.4付
〈正直よくわからない〉モノを買い与えてる時点で、ビバ!ダメ親!って感じじゃないですか? よくもまあ、臆面もなくそんなコメントを語れるもんだと。
ま、記事を書いた記者が〈ネタ半分〉で作った感も否定できなくはないけれど。
いずれにせよ、ケータイリテラシー教育が必要なのは大人の方だってことだ。
かねてからネット上をくまなく探しまくっていた、bayfm“Traffic Updates”の着メロ®。以前、このblogでも「交通情報BGMの秀作」として取り上げましたが、公式ケータイサイトで配信が始まっていたことが判明。なんとかー!
有料コンテンツということで、月が替わるのを待ってマイメニュー登録→ダウンロード♪ 以前のエントリーで言及した着うたフル®ではないものの、オリジナルの雰囲気はいい感じで再現されてるんじゃないかと。自社の持ちネタなんだから無料配信してくれてもよかったのでは、とも思ったんだけど(ちなみに実際の作曲は木塚二郎氏)。
マイ・フェイヴァリットな交通情報BGMは少なくありませんが、“Traffic Information”(J-WAVE)の配信が始まればひとまずコンプリートになります。もっとも、あのCDをああしてこうしてチョイチョイと変換すれば、着うた®化も可能だったりするんですけどね :-P
……といっても『25時間テレビ』に召還されたホリエモンの話じゃなくて、裏番組(←民放2局しかないこの地ならではの表現ですね)の『女王の教室』の話。
いやあ、すごいことになってますね。ドラマの内容じゃなくて公式掲示板での叩かれぶりが。「今すぐ打ち切りを!」という書き込みが多発してまして、完全に〈女王祭り〉の様相を呈してます。全体的に見ると、肯定派:否定派=0.3:99.7といった空気でしょうか。
そんな空気が蔓延している今こそ、きっぱり宣言します。女王肯定派です。ワタクシ。
だって、所詮はドラマだし。フィクションなんだし。「教育上よくないと思います」なんて書き込みを寄せている〈良識ある大人〉のみなさん、テレビドラマに対して過剰に期待してはいませんか。いったい、ドラマに何を教育されたいんだ君たちは、と問いたい。テレビメディアに対して、「市民の範となる存在でなければならない」「正しい物ごとを授ける存在でなければならない」とでも本気で思っているのでしょうか。
そんなこと、できっこないのに。
この放送局が民間企業であり、経営の首根っこ(=免許)を国につかまれてる限り、そんなことはできっこないのです。
利潤の追求と体制による管理。これは、1953年にこの放送局が誕生して以来、常に背負わされてきた運命であり逃れようがない呪縛です。古い話ですが、『ノンフィクション劇場「ベトナム海兵大隊戦記」』の放送中止(1965年)に代表される、体制の圧力に屈した出来事も少なくありません。そういった経緯を踏まえると、いわれなき批判票にさらされている送り手に同情すら覚えます。もっとも、いわれなき批判に予防線を張ろうとするあまり、〈事なかれ主義〉に陥っている現実も否定はしませんけれども(この点の掘り下げに関しては森達也『放送禁止歌』に詳しいです)。
「教育上よくない」だの「人権上問題がある」だの、そういった教育を担うべきは本来〈良識ある大人〉のはずでは。テレビメディアに従属すればするほど、情報に対する〈目利き力〉を失うもろさをはらんでいる受け手。この掲示板こそ、そのもろさが顕在化した、わかりやすい例ではないでしょうか。
阿久津真矢の行動(繰り返しますが、所詮はドラマなのですよ)だけを一面的に捉えて、条件反射よろしく批判の矛先を送り手へ向けてしまう。これを〈目利き力〉の喪失と言わずして何と言いましょう。
ここまで書いて、大学時代の教授である、放送評論家・上滝徹也氏の言葉を思い出しました。いわく、「テレビの本質は見世物小屋」。批判票を寄せた〈良識ある大人〉も、ホントは「阿久津真矢という見世物」を見たかっただけだったりしません? 怖いもの見たさで。しかも実質無料で。有料コンテンツならまだしも、見世物をタダ見しておいて「打ち切りを!」なんて糾弾するメンタリティ。理解しがたいものがあります。
この作品がえぐり出そうとしている〈社会のありよう〉を見つめていない、あるいは情報の〈目利き力〉を欠いた批判票は黙ってスルーしつつ、送り手の方々にはこのテンションで最後まで貫き通していただきたい。視聴者におもねって、ウェルメイドな脚本に切り替わるなんてヘナチョコぶりは見せてほしくないものです。それこそ〈事なかれ主義〉もいいところです。まあ、「頂いた書き込みは、スタッフが抜粋し掲載して」いる掲示板において「打ち切りを!」的な書き込みが載っていることを考えると、苦情も想定の範囲内なんでしょうけどね。
それよりも、馬場ちゃんが実生活でバッシング受けたりしないかと、実はそっちの方が心配だったりしてます。
悶えました。チョン・ウンスク著『韓国の「昭和」を歩く』。〈韓国〉に〈昭和〉ですよ。ワタクシのソウル(SEOULじゃなくてSOULの方)を激しくバイブする単語がスビスビッと並べられたタイトル、もうそれだけで悶絶っつうか気絶ものです。中身もロクにチェックせず、ジャケ買いの勢いで1-clickオーダーする始末。
はしょっていうと、韓国内に残された〈植民地時代の日本家屋の面影〉を求めて9つの街を訪ね歩いた、という内容。昨年の光州ツアーの前に出版されてたら「ツアーの楽しみ方ももう少し違っていたはず」と悔やむことしきりです。もっとも、本書中には光州のことは触れられてないんですけどね。
竹島問題や教科書問題のテレビニュースに登場するヒステリックな隣人の姿で、おたがいを判断するのはあまりに危険だ。(中略)恐れずに、世間話でもするように、韓国人に質問を投げかけてほしい。(中略)そうすれば、「歴史上、日本はすべて悪者」「収奪に明け暮れた日本帝国主義」といったステレオタイプな日本観とはちがった、韓国人の本音と出合えるはずだ。
チョン・ウンスク『韓国の「昭和」を歩く』 p.4
と、日本人を気遣ったスタンスで始まってはいるものの、読み進んでいくにつれ〈〜された側〉からの物言いが散見されてしまうのは、著者が置かれた立場(ソウル在住の韓国人で、執筆・翻訳・取材コーディネートなどをしている)からすれば致し方ないのでしょう。
そんなわけで心ゆくまで悶絶(なんのこっちゃ)できたわけではないものの、〈異色の観光ガイド〉との視点で読むとなかなか興味深い本でした。欲をいえば、単に訪ね歩くだけでなく、「韓式家屋と日式家屋の見分け方」といった〈箸休め的ページ〉があるとよかったのに。惜しい。
あ、そうだ。書籍編集の観点からいうと、目次はもう少し詳しく記述してほしかったですね。〈章・節・項〉のくくりでいうと〈節〉までしか載ってなく、事前に本書の全体把握ができなかったのが残念。ちなみに版元は?と見ると、今年3月から新書の出版を始めた祥伝社。こういうところにも、新書編集のノウハウの多寡が現れるんでしょうか。〈読者にやさしい目次作り〉を考えさせる一冊でもありました。
いまや〈後出しジャンケン〉の様相を呈してしまい、結局、相対的にいちばんステータスが上がってるのはクボタなんですかねやっぱり?と思ってしまうアスベスト禍問題。まったくの余談というか蛇足というか横道それまくりの話題で恐縮ですが、「禍」という文字を見ると
そこはかとない昭和の匂い
を感じてしまうのは私だけでしょうか。あ、私だけですかハイ。
『NHKアーカイブス』でいつか見たような〈高度成長時代の光と陰〉的なビジュアルを誘発しちゃうんですよね、この文字。そりゃもう条件反射もいいとこです。
スタパブログの「あのね、きのうね、アラン・ケイがきた」というエントリーにこんなフレーズが。
凄いなあ。俺がその小学生だったら最強に凄まった想い出となるであろう。いいなぁ和田小学校。
マジけやおえ――――――っ!
和田小学校ってあの和田小学校でしょ? 福井市和田1-2-1。
と、半ば狼狽しながらあたった元記事(PC Watch)。
……んま、そういうことでしたか orz
しかしまあアレですね、ホントに福井市立和田小学校にアラン・ケイが来てたりしたら、万障お繰り合わせの上で参観に走ること必至だったりするわけですが。
何やら、『xfy technology』の将来性が材料視されたとかでストップ高たたき出しちゃったのですが……で、『xfy technology』って何? おいしい? 今日送られてきた事業報告書を読んでも、結局よくわからんかったですわの。平滑度4000secsくらいの平たさで解説していただけると、それはもうありがたかったりするわけです。>関係各位
株主優待券も来たことだし、そろそろ『ATOK17 for MacOS X』でも買いましょうか。
というわけで、一部ブロガーの間では早くも〈しあわせなチェーンメール〉と高値取引されているような予感もしないでもないと推測される『ミュージカル・バトン』がchikuraくんから届きました。ミュージカル・バトンとは、
コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量:
Total volume of music on my computer:
今聴いている曲:
Song playing right now:
最後に買ったCD:
The last CD I bought:
よく聴く、または特別な思い入れのある5曲:
Five songs I listen to a lot, or that mean a lot to me:
バトンを渡す5名:
Five people to whom I'm passing the baton:
について、自分のブログに書くブログ上のお遊び企画祭りだワッショイです。
ではでは、回答をサックリといってみまショ~。
なんでも東の方では
「日本では、ADSL(asymmetric digital subscriber line)がもはやブロードバンドにふさわしくない時代になった。映像を上り下り双方向でストレスなく流せる光回線こそが日本のブロードバンド。ユーザー数も右肩上がり」――。NTT東日本の古賀哲夫常務取締役が、日本の“光先進国ぶり”を聴衆や他のパネル参加者に向かってアピールした。横浜みなとみらいで開催中の国際イベント「BROADBAND WORLD FORUM(BWF)ASIA」のセッション、「The Business of Broadband:Success Strategies and Imperatives」でのひとこまだ。
nikkeibp.jp 2005.5.31付
てな話になってるようです。そんな中
朝日新聞 2005.6.1付
「フレッツ・ADSLは、意外に安い。」なんて、15段ぶち抜きでアジるのはいかがなものでございましょうか、と。騙し(あら、言い過ぎかしら?)の片棒担ぎにまさみタン使っちゃもうヤだわ。おながいします。
実に十数年ぶりに読み返している、猪瀬直樹『ミカドの肖像(上)』より。
「アインシュタインの相対性ッて何?」
寝台車の中で妻君が質問すると亭主は当惑顔で、
「マア、宇宙間の絶対的ッてやつを破つて、相対的だといふのさ、例へば、光線も絶対的直線ではない、運動も静止も相対的で、僕等は静止しているやうだが、この汽車が走つてゐるから絶対的静止ぢゃない。(略)僕が寝台の上の棚に寝てると、お前が見て上だと思ふ棚も、僕からは下にある訳だ」
「それぢゃつまり、貴方の物は私の物で、絶対的に貴方の物ではない。総て、相対的だと云ふわけね、私、アインスタインの説は大賛成よ」
猪瀬直樹『ミカドの肖像(上)』 p.197~p.198
ジャイアニズムだ!
▲ジャイアニズムの一例
©藤子プロ
35歳になりました。
昨日の朝と何が違うというわけでもありません(キッパリ!)。
35歳といえば、TOKYO FMも35周年なんだそうで。しかも誕生日1日違いなんだそうで。東京のFM局というと、
という〈私的ブランディング序列〉のできてたアタシなんですが、期間限定でTFMのランキングがキュルキュルキュル~と浮上しそうな予感。ちょっと親近感。
「いつかどこかで言及したいものよのう、婆さんや」とつねづね考えてたところ、ようやくきっかけをつかむことができました。それがこの記事。
NTTドコモが小・中・高校生を対象に携帯マナー教育
NTTドコモは4月25日,関東甲信越地方の小・中学校・高等学校を対象に「ケータイ安全教室」を開催することを発表,対象校の公募を4月26日から開始する。
開催時期は2005年5月から2006年3月。携帯電話の歴史や進化,マナーおよびモラルなどの授業を実施する。講師はNTTドコモが各学校に派遣,学校側には開催の費用が一切かからない。
日経BP社『IT Pro ニュース』 2005.4.25付
ううむ。
〈携帯マナー教育〉すべきはむしろ中高年層じゃないのか? というのも、中小企業の経営者が集う講演会とか、平日昼間のミスドとか、〈おっさんおばはん〉が塊になってる空間に足を運ぶたび、「何とかしなさいよおまいら!」と思うことしばしばなもので。
素でもキンキン声だっつうのに、その5割増の声量でケータイかけまくるおばはん。これ見よがしに『着うた®』鳴らかす(しかも大塚愛とか!)おっさん。そういえば先日、深夜のミスドで見かけた女性教諭2人組(テーブル上の書類・会話の内容等から推測)も、周りの反応まったく無視で電話してたなあ。大丈夫ですかもう。
もちろんそんな大人ばかりじゃないし、逆に「マナーを守らない」と〈良識ある大人の文脈〉で語られる若者全員が全員ヒドいわけでもない。〈ケータイのマナー〉だと「近ごろの若いモンは」的常套句がセットになっちゃいますが、〈ケータイのリテラシー〉と言い換えるとオチも反転するんじゃないですかね。
たとえば、パブリックな場で「ケータイはマナーモードにしてください」とのアナウンスがあったとしますね。それに応じるか否かは別として、「何を、どうすれば、マナーモードにできるか」を認識している比率は、おそらく若者の方が高いんじゃないでしょうか。リテラシーにマナーが包含されることを否定はしませんが、機器操作をリテラシーの一要素ととらえれば、その点においては若者の方がたけているんではないかと思うんですよ。
このblogでもときどき取り上げている清水義範氏は、著書『行儀よくしろ。』の中でこんな指摘をしてます。
五年ほど前に私は、ほとんどの乗客が、電車に乗るとすぐ、傘を傘の紐で束ねる、というのに気がついた。そしてちょっとびっくりした。
(中略)そして、若い人ほど、電車に乗り込むとすぐに傘を束ねる。それって現代の常識じゃん、とでもいう様子に見える。いい習慣が定着したものだな、と私は感心した。
ところが、まれに傘を束ねないで、柄のほうで十センチぐらいずつ開いた半とじ状態で床に突き立てている人がいる。シートにすわって、膝の前にそういう傘を立てている。それが、お年寄りばかりだった。
そういう事例だってあるのだ。若い人は公徳心やマナーがなっちゃいない、と批判している老人のほうが、車中の傘については、あんまり他人の迷惑に配慮してないのである。
それは、老人たちの生活習慣の中にその体験がないからだろうと思う。
清水義範『行儀よくしろ。』 p.10~11
ケータイも同じですね。「生活習慣の中にその体験がない」ってやつ。おっさんおばはんにリテラシーを学ぶ意欲がないんじゃなくて、それを体験する機会がないだけじゃないかと。だからこそキャリアのお歴々には、「子どももいいけど大人もね」と気づいてほしいなあと思います。こんなマーク↓だけで啓蒙してる〈つもり〉になってるんじゃなくてさ。
そもそもケータイショップの店頭で、中高年層に対して「マナーモードにする手順」って案内してるのかしら? 中高年層のみなさま(自薦他薦問いません)教えてくださいませ。
ちぃと古い話になりますが。
新生「あわら市」誕生
市町村の枠組みを再編する「平成の大合併」。「あわら市」が三月一日に誕生したのを皮切りに、「南越前町」「越前町」「若狭町」が来年三月末までに産声を上げる。
福井新聞社 特集「福井新聞社が選んだ04県内10大ニュース」
……ということで3月31日、三方町と上中町の合併で誕生する若狭町。軽い気持ちで www.town.wakasa.fukui.jp をたたいてみましたら↓
蜂起せよ、上中町民!(笑)
いや、マジな話、現時点で三方町ウェブサイトにリダイレクトしたらマズいでしょうに。たしかに town.wakasa.fukui.jp ドメインは三方町名義で取得されてたけどさ、これじゃ上中町の立場が……。
■合併相手が上中町と三方町である利点
上中町と三方町は、人口規模が似ており、面積も大差ありません。予算も同じくらいです。
そして、何よりも生活基盤の整備や、道路・学校などの整備が同程度に進んでいます。
これらのことから両町の合併が円滑に進む可能性があります。
上中町・三方町合併協議会ウェブサイト 「合併の効果」
こんな言葉も空虚にうつる昼下がり。
去年の秋、香港で買ってきた韓国ドラマ『황태자의 첫사랑』(皇太子の初恋 邦題:いつか楽園で)のDVDをようやく見始めました。この作品、「ClubMedの提灯番組」とかなんとかとミソつけられた挙げ句、視聴率低迷で打ち切りの憂き目に遭った悲運のドラマなんですが、今のところはフツーに楽しめております。そういったマイナス要素が露見してなかった頃のエピソードなもので(笑)。
もう、しょっぱなから北海道ロケなんぞぶちかましてくれてまして
こんなシーンとか
こんなシーンとか
こんなシーンとかがあって、パッと見はまるで日本のドラマ。不思議な感覚です。
でもって、チャ・テヒョン選手は
てな風体でございまして、相変わらず女の子に振り回されてる役柄。大財閥の御曹司役なのに笑いをとるキャラでいいのかテヒョン選手。視聴者が期待する〈テヒョン像〉に送り手が応えた結果なんだろうけど、出世作のイメージってのは後々響くものだよなあと、ひとり納得。
ちなみに、リージョンALLの韓国版DVDは国内入手もできる模様。興味のある方はドゾ。
©2004 MBC
『ku:nel』5号の記事を読んで一目ぼれした月兎印のスリムポットが、長年のときを経てついにやってきました。iPodのときは「いてまえ~!」と真夜中のテンションで1-click購入したくせに、価格的に1/10以下のポットでなんでここまで躊躇するか俺。ともあれ、やかんからドボドボとダイレクトにハンドドリップしていたコーヒーも、ようやくカフェっぽく(←あくまでイメージ)いれられるようになったってもんです。
さてこのスリムポット、定番商品だけにいろんなネットショップで扱ってます。「どの店で買おうかしら?」と迷ったんですが、All Aboutの関連記事を参考に、高知県の『厨房屋』さんにケテーイ。なんという、絵に描いたようなバイラルマーケティング! 「梱包が丁寧」という記事内容どおり、こんな感じで届きました。
なんかもう、送ってもらったこっちが恐縮するような丁寧さじゃないですか! 梱包なんて、開けたらぐしゃぐしゃってまとめて捨てちゃうものですが、あまりにもったいないんで思わず撮影してしまいましたよ。
ちなみに『厨房屋』はショップ名で、正式社名は「有限会社モーイーコマース」といいます。社長・佐竹俊彦さんのあだ名が子ども時代から〈モー〉だったそうで、社名にもその名前を冠したとのこと。名刺にもしっかりウシくんが刷り込んでありました。
思わぬところでウシつながり。
Microsoft OfficeコンパチのNeoOffice/Jをマサムネくん(iBookG4)にインストールしました。以前試したOpenOffice.org(X11版)に比べたら、なんてもう使い勝手がいいったら奥さん! なんといっても、OS XネイティブのIMEがそのまま使えるのがありがたいです。
オープンダイアログや設定パネルがAquaになりきれてないミョーな心地悪さとか、起動時のモッサリ感とか、不満を書いてったらキリないんですが、.docや.xlsファイルのビュワーと割り切れば悪くはないかと。いや、マジでそれくらいの用途にしか使わないしさ。「取引先から問答無用で送られてくるWordファイルの扱いに困ってるのアタシ」なんて方、導入をご検討されてはいかがでしょう。
勢いに乗ってGimpもインストール、上のスクリーンショットを作ってみました。フリーウェアだけでどこまでiBookの環境を作り込めるか、今年の目標はコレですかな。小せえ目標だなおい。
今日、「平成の大合併」で全国13市・8町が誕生しました。新しいまちへの期待を抱く方、慣れ親しんだ地名が消えたことに複雑な気持ちを抱く方、人生模様悲喜こもごもではないかと思います。モゴモゴ。
ワタシはといいますと、2004年3月に誕生した「あわら市」にいまだなじめておらず、あわら市方面を「芦原に」「金津に」とつい口走ってしまう次第でありんす。
で、福井県でもご多分に漏れず、南条町・今庄町・河野村が合併して「南越前町」が今日付で誕生しました。
南条郡合併協議会ということで、公式には〈対等〉になっているこの合併なんですが、ちょっとハスに覗いてみたくなるのが編集やってるモンのサガでございまして。JPNICのWHOIS検索でドメイン情報を見てみたりするわけです。
(第1回会議)開催
11月19日(火)午後6時30分から南条文化会館会議室で、法定協議会設置後、初めての会議が開かれました。
会長が議長を務め、事務局からの報告事項があった後、会議の運営に関する規程などについて協議しました。
そして、合併協定項目のうち「合併の方式」などについて協議し、南条町・今庄町・河野村は新設(対等)合併とすることになりました。次回の協議会では「合併の期日」や「事務所の位置」と、「新町の名称」の選定方法について具体的に協議することとしました。
南条郡合併協議会だより『未来』2号 p.2
Domain Information: [ドメイン情報] a. [ドメイン名] TOWN.MINAMIECHIZEN.FUKUI.JP e. [そしきめい] こうの むら f. [組織名] 河野村 g. [Organization] Kono Village k. [組織種別] 地方公共団体 l. [Organization Type] Local Public Body m. [登録担当者] HK7175JP n. [技術連絡担当者] HK7175JP p. [ネームサーバ] ns.town.minamiechizen.fukui.jp※閲覧環境によって枠外に文字がはみ出すこともあります
へー、ドメイン取得は河野村名義だったんですね。「ウチがやっときますわ」と旧河野村が手を挙げたのか、施工業者から言われるがままだったのか真相はわかりませんけれども。旧三町村IT担当部署のビミョーな力関係が垣間見えたりする検索結果ではあります(ちなみに南越前町名義で town.minamiechizen.lg.jp の登録も確認できました)。
じゃあこんどは、ネームサーバのありかを見てみましょうか。
三谷商事インターネットサービス(三谷商事株式会社) (MITANI Internet Service) SUBA-314-USR [サブアロケーション] 202.238.50.0-202.238.51.0 南条町 (Nanjyo Town) NANJYO-NET [202.238.51.80 <-> 202.238.51.95] 202.238.51.80/28※閲覧環境によって枠外に文字がはみ出すこともあります
うあ、仕込んだ業者までわかっちゃいました。ハード的なリソースは旧南条町のものを流用したのかな。南越前町役場庁舎=旧南条町役場庁舎、ということをふまえればリソースの転用は自然な流れなんでしょう。つーか、それこそ市町村合併のねらいなわけでして。ハードとソフトの〈広義での〉一本化によって、業務と財政の合理化を図る、という。
さて、そんな南越前町のウェブサイト。大半がXHTML+CSSでコーディングされてて「おっ!」と感心(+やや感動)したんですが、観光案内が旧三町村からの流用なのが惜しい! 要素名の一部が大文字だったり、空要素の一部が /> で終わってなかったりするのも惜しい!(←タダの小うるさいジジイ)
▼「南越前町ウェブサイトをLynxで見てみた」の図
XHTML+CSSで全体をコーディング、という自治体サイトはたぶん福井県内初だと思うので、今後の展開に期待です。ガンガレ、超ガンガレ。
なんだかまったく年末って気がしない今日この頃ですが、こんな記事を読むとイヤでも年末を感じざるをえないですな。そうです。アレです。〈十大ニュースもの〉です。
地元紙・福井新聞では12月28日付で掲載されてたんですが、その中でひときわ目をひいたのが9位の「異常気象、クマ出没」。いや、たしかにクマいっぱい出ましたけど、よもや9位にランクインしちゃうとは。10位の「竹内(均)、水上(勉)氏が死去」より上ですよ。Newtonも直木賞も形なしですこれじゃ。
いっくら例年以上の出没といったって、10大ニュースにランクインしてるのは福井くらいでしょ!?と思って、「クマ出没」の出没状況を、地方紙の〈10大ニュースもの〉をもとにチェックしてみました。ネタもとは、共同通信社ウェブサイト「共同通信10大ニュース 地元10大ニュース」です。
エントリーされたみなさま
さて、各地の出没状況です。
福井新聞の9位でもすげえなあと思ってたんですが、上には上がいましたわ。福井・鳥取・徳島と人口の少ない県が並んでるのも興味深いっちゅうかなんちゅうか。
料理バトルを楽しんで
武内絵美
テレビ朝日系の料理バラエティー「愛のエプロン」でTOKIOの城島茂とメーンキャスターを務めている。まずい料理を食べた際にできる、みけんの深いシワは番組名物。
福井新聞 2004.12.22付 p.22「スポット」欄
いつも福井新聞を読んでて「しっくりこねえなあ」と思っているのが、この〈メーン〉という表記。引用したのは共同通信社からの配信ものですが、自社ネタもそれに準じてか〈メーン〉で統一されてます。校閲部あがりのWくんなど、業務連絡のメールにも〈メーン〉と書いてくる律儀な男です。
まあ、これにはちゃんとした根拠があって
原音で二重母音の「エイ、オウ」は、原則として長音とみなす。
チェーン メード オーナー ショー
〔例外〕 エイト カーチェイス ステンレス ノウハウ ペイント メイフラワー レインコート
共同通信社『記者ハンドブック 新聞用事用語集【第8版】』p.442
というわけで〈メーン〉なんですが、発音記号的に[mein]なものが〈メーン〉ってのは、なんか閉店間際の銭湯に飛び込んじゃったようなムズがゆさを感じたりもするわけですよ。
で、朝・毎・読はどうかいな?と、“main”のカナ表記を調べてみました。
総立ち やまぬ拍手
もみくちゃイチロー笑顔
日系コミュニティー紙「北米報知」記者の佐々木志峯さん(30)は、球場の記者席から見守った。今年からイチローの担当になった。スポーツ欄はイチローをメーンに紙面を展開している。
朝日新聞夕刊 2004.10.2付 p.15
不登校児は不良品
福井副知事が発言 PTA大会で
大会は、不登校や登校拒否などの教育問題を話し合おうと6県1市のPTA約2000人が参加。今年のメーンテーマは「はぐくもう生きる力 私の家から 地域から~おとなが変われば子どもも変わる~」だった。
毎日新聞朝刊 2004.11.2付 p.25
「信頼にこたえる」
新聞大会決議
新聞週間が始まった十五日、第五十七回新聞大会(日本新聞協会主催)が、富山市の富山国際会議場で開幕した。
「一面から 読むようになった 十五の夏」を標語にした新聞週間のメーン行事で、新聞、通信各社の代表ら約五百人が出席。
読売新聞朝刊 2004.10.16付 p.38
なんとかー!(麺通団風) 世の中的には〈メーン〉がデフォルトだったりするのか。
そういえば、blogで何回か取り上げてる『暮しの手帖』でも、そんなムズがゆ表記がありましたありました。
甘鯛のソテーと
焼きなすの作り方
材料 甘鯛 4切れ(1切れ70グラム位)。なす 4本(1本百グラム位)。トマト 小1コ(百グラム)。バタ。しょうが すりおろして茶サジ1杯。レモン汁 大サジ1杯。パセリ。サラダ油(4人前)
『暮しの手帖』第3世紀100号 p.88
この〈バタ〉ですよ〈バタ〉。これこそ『暮しの手帖』のアイデン&ティティって感じもしますが(マジ?)、やっぱりなんだかしっくりいかないのですな。
だからといって、バタコさんが「バターコさん」になればいいってもんじゃないですけど。
[追記]
「焼きなすの作り方」で検索されたみなさま。
レシピへのリンク集を別のエントリーにまとめましたので、ご参考までにドゾ!
質問:【QXエディタ】保存に時間がかかります
質問者:編集者のはしくれ
原稿のライティングに『QXエディタ』を愛用しています。ファイル保存先として、Sambaで構築したファイルサーバを設定しているのですが、ローカルに保存するときに比べてすごく時間がかかるのです(1KByteくらいのテキストファイルでも5秒以上)。
ちなみに『秀丸』ではまったく問題ありません。QXエディタ特有のクセだと思うのですが、何かいい解決法はないでしょうか?
04-12-23 13:16
困り度3:直ぐに回答ほしいです
回答件数:1件
この質問に対する回答は締め切られました
回答
No.1
回答者:カウベルてつ
04-12-23 13:17
種類:回答
どんな人:一般人
自信:あり
[共通設定]の[バックアップ]設定はどうなってますか? 「バックアップファイル数」が 0 になっていると保存に時間がかかるようです(特にリモート環境に保存するとき)。
とりあえず「バックアップファイル数」を 1 にでもしておけば保存速度が一気に改善するはず。私の場合、「バックアップディレクトリ」もファイルサーバ内に作ってあり、cronで定期的にディレクトリ内を掃除する設定にしてあります。とりたててバックアップファイルを必要としてないもので。
細かいことはよくわかりませんが、バックアップファイルを作ることを前提にして『QXエディタ』は設計されてるのかもしれませんね。
このQ&Aは役に立ちましたか?
以前のエントリーで紹介した『QXエディタ』、実は縦書きもオッケイだったりするのです。シナリオなんかを書くときに便利な、箇条書き機能や段がけ機能も標準装備されていて、作家やシナリオライターにもファンが多いとか(伝聞系)。
というものの『QXエディタ』を使い始めてこのかた、縦書き機能ってマトモに利用したことがなかったんですね。だってキモチ悪いですよ、これ。入力デバイスが横方向の配列なのに、出力される文字が縦に並ぶなんて。
と、昨日の今ごろまで思っていたんですが、改心ついでに意を決して(←大仰な!)縦書きに挑戦してみました。書いた原稿は「歯切れ良さ」が求められる『プロジェクトX』風の内容です。あ、ガゾーはサンプルね。
意を決する前
意を決した後
カーソル移動時に若干戸惑ったものの、1時間ほどですんなりなじんだじゃないですか! フォントを明朝系にして、サイズや行間をゆったりさせたのもよかったのかもしんない。ひょっとしたら、今までよりもサクサク原稿書きが進んだんじゃないか?ってくらい。
すっかり気をよくして、書く原稿のテイストで縦書き/横書きを切り替えることに決めたのでした。ついでに、一発で切り替えができるマクロ集『こべんたマクロ』も作ってみたりしたのでした。
きわめて個人的なニーズによって作ったマクロ集ですが、よろしければどうぞお使いくださいまし。
『こべんたマクロ』for QXエディタ
[マクロでできること]
- 文書幅設定
- 1行あたりの折り返し桁数をダイアログ一つで設定
- 編集中の文書ウインドウをすべて最小化
- 編集中の全ウインドウ(カレント,バックグラウンド)を一気に最小化
- 選択範囲の行数計算
- 選択範囲の行数を〈折り返しで1行〉としてステータスラインに表示
- 縦/横書き編集の切り替え
- 縦/横書き編集を [書式設定] メニューを使わずに切り替え
- フォントの切り替え
- 2種類のフォントを [書式設定] メニューを使わずに切り替え
ダウンロード(kobenta.lzh 1481Bytes)
追記(2004/12/06)
「縦/横書き編集の切り替え」は ModeTateYoko という機能をショートカットなどに割り当てれば一発オッケイなんですが、切り替え時に文字間を伸縮させたかったのでマクロに組み込んでおります。
仕事柄、片時も欠かせないアプリがテキストエディタ。4年ほど前にメインマシンをMacからWindowsに替えて以来、愛用しているのは『QXエディタ』です(UTF-8のファイルを扱うときだけ『秀丸』も併用)。
原稿もHTMLソースもPerlスクリプトもこれ一本でこなしてるわけですが、今まで変えてこなかったのが文字色(低輝度)と背景色(高輝度)の組み合わせ。GUI環境を使い始めた1992年からこの状態だったわけで、すっかり体になじんだものだと思い込んでいたんですよ。
……思い込みでした。
気まぐれで組み合わせを反転してみたところ、これがなかなか目にやさしいのです。「濃緑の背景に白文字にすると疲れない」と聞いてはいたのですが、いやあ、マジ疲れませんわ。これで原稿書きもはかどるというものです。
改心前
改心後
13年目にして、執筆環境がDOS調にリバースって感じっすか! もっと早く気づいてたら、偏頭痛や眼精疲労に悩まされずにすんだのかもしれないのにねえ。
もう、ぬかよろこびなんて言わせません。iPod様のご到着です。
いきなり箱をかぶせたりして、敬意を払ってるんだか払ってないんだか。
明日の朝までに原稿書き上げないといかんのに、リッピング作業が止まらない~。
今月下旬のカウベル社員旅行用に(という口実で(笑))ポチっと1-clickしたiPodが届きました~。
わーい。
どれどれ……おや?
ぶはっ! 肝心のiPodが入ってませんがね!
あわわわ、そうでしたそうでした。
「パーソナライズサービス」(名前の刻印)が無料だってんで、オーダーしてたのでした。一緒に送ってくると思ってたら、即納のケースとiTrip2だけ先に来ちゃいました。
なんだかくやしいので、iPodを使ってるつもりで写真とりました。ツモリナール。
本体到着に向けて、ただいま絶賛リッピング中でございます。
順調に来たかに見えた光州ツアー。最終日に思わぬ伏兵が待ちかまえておりました。当日は、
光州0800-〈KE1302〉-0855金浦…仁川1225-〈JL994〉-1405小松
てな感じの帰国スケジュール。朴【パク】さん姉から「ホテルからタクシーで30分くらいかかるよ」と言われてたこともあって、ちょっと早めにホテルを出たんですね。空港に着いたのは6時20分。ロビーは人影もまばら。
予想外に早く着いちゃったあたりから、どうもイヤな予感はしてたんですよ。搭乗時刻になってもゲートまわりに何の動きもない。といいますか、30分前に出発するはずのOZ便すら飛んでない。しかも外は真っ白。
霧です、霧!
結局、後で出るはずの済州行きを見送って1時間半遅れで出発。ズレズレのまま出国手続きまで行っちゃいまして、ロクに土産も買えず、テイクアウトのバーガーキングをわしづかみにしてJL便に滑り込んだのでした。ふう。
帰国後、韓国語教室の徐【ソ】先生に報告。「あー、やられましたかー。春とか秋はねえ、光州は霧が出るんですよー。飛行機もよく遅れるんですよー」
春とか秋とか、ビミョーに寒い時期に光州に行かれる方、くれぐれもご注意くださいませ。
まったく予定に入ってなかったんですが、あゝなごり惜しきかな光州の夜!ってことで、ホテル近くの映画館で新作を観てきました。
「2004東京国際映画祭」でもプレミア上映された『Sダイアリー』です。いや、作品の予備知識はまったくなかったんですが、主演のキム・ソナちゃんのエッチくさいポスターにズルズルと……って、これだからオヤジって言われるんだよ俺。
作品の詳細は適当にググっていただけばよいので(無責任な!)、ネットじゃあんまり伝わらない〈映画館文化〉をちょっと紹介。
7000ウォン(約700円)という破格の安さは相変わらずだったんですが、それよりも衝撃を受けたのが
エンドロールが始まった途端に客が全員帰る!
さらに
エンドロールの途中で客席の灯りがつく!
その上
エンドロールが最後まで流れない!
こんなところもお国柄? 以前、『アルマゲドン』をソウルで観たときにも同じ経験をしたはずなんですが、すっかり忘れてましたわ。
エンディングが一つの作品になってるような映画ってあるでしょ。昔のジャッキー映画とか、最近だとPIXARものとか。そんな場合も、韓国の映画館はこんな無粋なことをやっちゃったりするのかしら。
まあ、エンドロールを最後まで流す〈日本の映画館文化〉に慣れてるから、無粋だと思うだけですけどね。
さてこの光州、韓国の中では〈野菜がうまい土地〉といわれています。他の都市に比べて土が肥えているらしく、野菜の甘さやみずみずしさは群を抜いているんだとか。国内でも例を見ない『キムチ祭り』なんか、その象徴といってもいいでしょうね(今回も行けなかったよチクショー)。
でもって〈なんとなくの感覚〉ではあるんですが、ソウルより安い気がするんですよね、食べもの全般が。たとえば、写真の白飯【ペッパン】。地下鉄の湖南大入口【ホナムデイック】駅近くの食堂で遭遇したんですけど、いくらだと思います?
これで2800ウォン(約280円)。直径70cmほどのトレイにドッチャリ載って2800ウォン。おかずの質と量が店の評判を左右するお国柄とはいえ、なんだろうこのボリュームは。ありえん! いや、目の前にあるんですが。
当然全部くえるわけないのですが、ここでハタと考えてしまいました。「残飯ってどうなるのよ?」 いくら日常的な光景とはいえ、現地の人みんなが平らげられるはずはない。まさか、リサイ……(自粛)。ぷるぷるぷるぷる、そんなことはないっすよね。
それはさておいて、滞在中に口にした食べものをいくつか紹介。光州に着いて最初に食べたのが、雑菜飯【チャプチェパプ】。野菜と肉、はるさめを炒めた「チャプチェ」をごはんの上にぶっかけた料理です。
スープとキムチ数種がついて3500ウォン(約350円)。はるさめといっても日本のそれより歯ごたえがあって、〈細い韓国冷麺〉みたいな食感でした。
で、これが、光州在住の友人・朴【パク】さん姉妹におごっていただいた(多謝!)【ポサム】。おごってもらったので値段わかんないです(苦笑)。たぶん、ちょっと高めです。
サンチュとキムチ、ゆでた(蒸した)豚肉が出てきまして、キムチと豚肉をサンチュで巻くのが基本の食べ方。生ニンニクのかけらを一緒にくるむと旨み倍増。匂いなんて気にしちゃいけません。
最後にクセもんを一発。
お好み焼き味のカルビーポテトチップスなんですが、ハングルで
오코노미야끼 맛
おこのみやき 味
って書いてあります。通じるんですかね? 「おこのみやき」って、日本語の読みをそのまま書いちゃって。
ツアー3日目は光州在住の友人・朴【パク】さん姉妹の案内で、光州市街からクルマで約1時間の楽安邑城【ナガンウッソン】民族村へオプショナルツアー。入口に日本語解説があったりしたんで、紹介がてらちょっと引用。
ナガン城壁村(註:楽安邑城のこと)は朝鮮時代の「城壁村」の中で一番良い状態で保存され、特に城の内部には伝統的な町の姿がそのまま保存されている。この「城壁村」は高麗後期に日本からの侵入があったため朝鮮太祖6年(1397年)に土を盛って建てられた。
で、こんなところです。ヂャーン(ドラの音)。
まあすっかり俗化しちゃってる場所ではあるんですが、〈伝統的な町の姿がそのまま保存されている〉というだけあって、村の中をめぐってみると「いつの時代よ?」と一瞬トリップする場面に遭遇したりします。つーか、デフォルトで暮らしてる人もいるし。
犬も当時のまま(ウソ)。
たぶん復元されたものとは思うんですが、遺跡もしっかりと。左は牢獄、右は法廷(?)。日本でいう御白州みたいなもんですな。パクさん姉にそそのかされて理性のリミッターが外れた瞬間(笑)。
パクさん妹によるとこの民族村、NHK BS2で絶賛オンエア中(2004年10月現在)の『宮廷女官 チャングムの誓い』のロケ地として使われたとのこと。物語後半に出てくる場所だそうで、日本での登場はまだまだ先だったりするのですが、現地には記録写真もしっかり飾られてました。
「大長今【テ チャングム】撮影写真」と書いてあります ※대장금は『宮廷女官 チャングムの誓い』の原題
とっぷり日も暮れて、村内のシブい食堂でシメの食事。白飯【ペッパン】5000ウォン、ビビンパ4000ウォンなど、ちょっと高めの観光地価格。アジュモニはいい人ばかりだったんだけどねー。
いやあ、それにしても、おっきいチャングムはかわいいなあ(ぼそ)。ファンですファン。
今回のツアーでは、日本語堪能な現地のみなさまに大変お世話になりました。2000年のビエンナーレ訪問後、一念発起して韓国語を習いはじめたものの、いまだ上達の様相が見られないまま早4年(恥)。こんな状態じゃ、作品のキャプションを見た瞬間にフリーズすること必至だし~と思っていたのですが、思わぬ援軍に助けられたのでした。
まずは、『5・18自由公園』でお世話になった尹【ユン】さん。公園横の『自由館』(5・18民衆抗争の資料館)で、週末だけボランティアガイドをなさってます。ご主人の仕事の関係で12年ほど東京都杉並区にいたときに日本語を覚えたとのこと。
で、ビエンナーレホールで解説してくれた朴【パク】さん。「日本語は大学時代に学んだだけ」という話でしたが、これがもう日本語の流暢なことったら! しかも、一つ一つの作品についてきちんと突っ込んでくださる。ダブルの効果で尊敬しちゃいました。
日本語ガイドがあるかないかで、作品に対する理解度って天と地ほど変わりますね。その〈陰の功労者〉は、韓国語教室の徐【ソ】先生の弟さん。先生の厚意で一緒にビエンナーレに行ったのですが、現地で「せっかく日本から来てるんだから」と、スタッフにかけ合ってくださったのでした。いやあ、実にありがたい限り。
それにしてもソさん、なんか眠そうですよ。
あ、蛇足ながら、ワインレッドのセーター着てるのは私です。出たがりですまぬ。
光州といえば、1979年10月の朴正熙【パク・チョンヒ】大統領暗殺事件に端を発した、1980年の「5・18民衆抗争」を避けて語ることはできません。
「不当な手段で権力を掌握しようとした新軍部勢力を拒み民主化を求めた」(光州広域市公式サイトより)この市民運動は、現地に駐屯していた戒厳軍との衝突から、投獄される市民や命を落とす市民が続出したのです。そんなバックグラウンドが、作品に反映されないわけはありません。しかも今回のテーマは「一滴の水、一粒の塵」。
犠牲になった市民の生と死を〈水〉〈塵〉ととらえ、当時の監獄や法廷を移築した『5・18自由公園』で展示してました。ドピーカンな天候とは裏腹に、施設全体に漂う〈重さ〉が作品にも影を落としている、そんな感じでした。
写真はその一部。ピクトグラムをつるして人間の生と死を際立たせた作品ですが、ロケーションがロケーションだけに重いのなんの。ちなみにこの監獄、本来は1室30人収容らしいのですが、「5・18民衆抗争」のときは150人を半ば拷問状態で押し込んでいたとか。なんかもう、想像したくない世界です(ちなみに、右の写真は独房)。
ちなみに、この会場での出展作家はすべて韓国人。当時の情勢をリアルタイムで知る作家はそう多くないと思うのですが、「これは……」と息を飲ませる作品が少なからずあったのには感心しました。日本にもこの手の現代美術作品は存在するけど、目線がどうもグローバルに向きすぎている気がするのですよ。世界平和でラブ&ピース!みたいな。それも大事だけどさ、もっと自国に対する内省的な視点を加えてもいいと思うのだなあ。
まあ、日本の学校教育が〈自国に対する内省的な視点〉を育てないようにしている現状では、韓国作家のような〈深み〉を期待すべくもないのでしょうが。
最近の美術展を見るにつけ、映像作品の多さに〈個人的には〉辟易しておりました。2002年のドクメンタなどその顕著な例で、「ここは映画祭ですか、ああそうですか」てな感じだったんですね。映像作品の存在は否定しないけど、どうしても観客を長時間拘束しちゃうじゃないですか。あれがイヤなんです。長時間の鑑賞に堪える客席の設営もしてないし(たいてい)。
でも、光州ビエンナーレは違いました。
感想を一言で述べるなら、「しっかり作ってある作品が多いなあ」。目に飛び込んだ瞬間に、「でけえ~」とか「すげえ~」とリアクションできる作品が多いこと多いこと。大作至上主義というわけではないんですが、現代美術ってそういう〈一発芸〉的な要素を多分に求められてると思うんですよ。その意味で、光州ビエンナーレは嗜好に合う美術展でした。
中でもカナダ出身、ブライアン・ユンゲンの『Court』は迫力もの。廃棄処分されたミシン台でバスケットコートを作り、NBAのスター性と、その世界におそらくたどり着けない低所得者層の対比を際立たせた作品。ビエンナーレのテーマ「一滴の水、一粒の塵」の〈塵〉に焦点を当てた内容でした。館内撮影がNGだったので、作品写真は公式サイトにてどうぞ。……って、今見てみて驚き。同い年じゃないですか、この作家。
ビエンナーレホールのほか、地下鉄の駅も展示会場に。こっちの方はバシバシ撮影OK(のはず)だったので、カメラにおさめてみました。
写真は知り合いの美術作家・山本基さんの『LABYRINTH』(迷宮)。塩で作った迷路なのですが、さすがは人の往来の激しい場所なので、ガッチリと囲いがしてありました。
……と書いたもののこの地下鉄、市内の要所(鉄道駅、バスターミナル、空港など)からことごとく外れていて、昼間だというのに閑散としたもの。ICチップを使ったトークンとか日本語表示の行先標とか、興味深い仕掛けがいっぱいなのに、なんとも寂しい限り。
ちなみに、地下鉄料金は700ウォン均一(2004年10月現在)。空港までの路線は絶賛工事中、2007年開通予定とのことです。
そんなわけで、韓国・光州【クァンジュ】市で開かれた『光州ビエンナーレ』に4年ぶりに行ってきました。諸般の事情で行けない相方を放置してのソロ活動。ごめんよ相方。
で、この光州市。広域市(日本の政令指定都市みたいなもの)だというのに、ガイドブックの扱いがヒジョーにザツ。『地球の歩き方』なんか、本文500ページ強のうち、たった10ページしかさいてない。「光州市自体に特段の見どころはあまりない」なんて、現地の人が読んだら怒りそうなことまで書いてあります。まあ、他のガイドブックも大同小異ですが。
そんな中、いかにして、私は光州にたどり着いたのか。
アテにならないガイドブックを手にしてしまった方、しとつ(なぜ江戸弁?)、ご参考までにどうぞ。
飛行機で行く場合、玄関口になるのは基本的に仁川国際空港。仁川発着の韓国便は日本各地から出てますが、「冬ソナ」効果? オフコース!というわけで、最近は信じられないほどの人気ぶり。「ANAのマイレージでエアチケット浮かしちゃろ」という目論見は、あっさりと崩れたのでありました(今回は、小松-仁川往復の『JAL悟空』利用)。
仁川からは金浦空港に移動して国内線……が王道ですが、移動が面倒→しかもお金がない→だけど時間はある、という方には、仁川空港8A乗り場発(2004年10月現在)の高速バスがおすすめ。乗り場もバスも英語併記で、ハングルが読めなくてもなんとかなります。
光州まで4時間ほどかかるのが難ですけど、運行頻度も多く料金も安い。チケットは乗り場近くの売場で買いますが、ハングルが苦手な方は筆談でも大丈夫かと。だって国際空港だもん、ここ。
乗ったのは金曜日18:50発のバス。金曜日のこの時間帯にもかかわらず、乗車率は約60%。このぶんなら、特に日本で予約しなくてもよさそうですね(と、同じようなことを旅行代理店の人に言われました)。
料金は、3列シートの「優等高速バス」【ウドゥンコソクポス】で30900ウォン(約3100円)。シートピッチも十分、日本でいう夜行バス仕様といったところ。あ、ちなみに車内にトイレはありません(途中でトイレ休憩あり)。機内の疲れもあるし、すっかり爆睡状態です……が、さすがは韓国。優等といえど急加速急停止は当たり前。スリリングな道程です。
光州での到着地は、市街地西部の総合バスターミナル。23時をまわってました。韓国の大都市では、この時間帯が賑やかさのピーク!みたいなところがありますので、「なんかよくわからない孤独感」にさいなまれる(←あ、私だけ?)ことはなかったですよ。
ふう、無事に着きましたわ。
「くされフォント問題」に悩まされた『Gaim』が1.0.1にアップデートされてました。
さっそくインストールしました。
お!
デフォルトでキレイキレイなフォントになってるじゃないですか。会話ウインドウも問題なし。晴れて、「フォントを無視する」「フォントの色を無視する」のチェックを外せましたです~。
インストールといえば! ちょっとちょっと悶絶してくださいよ、マカーのみなさん。映画版『インストール』のオフィシャルサイト。『WebSE』を思い出してシモタですよ。
なぜか、羽田空港駅じゃなくて有楽町駅で第2ラウンド開催。
はい。で、対戦結果。
あー、つまんねつまんね! これまたあっさり、Suicaが認識されちゃいました。なんかさあ、「おや?」と沈思黙考するような間(ま)を作ってくれちゃってもいいじゃない? やだなあペンギンくんも。エンターテイナーじゃないなあ、もう。
さて、そのペンギンくん。
ということで、さっそく丸善@丸の内OAZOで使おうとしたところ、手持ちのSuicaが電子マネー対応じゃないことに会計時まで気づかず。「ピ」ってエラー音が鳴った瞬間、「Suica 八達通に敗れる!」てな大見出し(塗り:Y100% 線:K100% 線幅:3mm)が脳内にズバッと走ったんですけどね。
エラーこいてんのはオレだっつーの。
ええ、とっととカードのアップデートしちゃいましたともさ。
Before
After
頼りなさげなペンギンくんが、なんかよいです。
そんなわけで私が、たのしい出張に行ってきたカウベルてつです。
行き先は香港。2泊3日だったんで、あんまり時間ないかなーと思ってたんですが、いやいやなんのなんの。乗りもの好きにはこたえられない旅でした。
取材でお世話になった、元・香港駐在員に「オクトパスカード(八達通)が便利」という話を聞いてたもので、地下鉄の駅で即買い爆買い。早い話、SuicaとかICOCAみたいなものですが、使い勝手はオクトパスカードの方がはるかに上。地下鉄だけじゃなく、2階だて電車も2階だてバスもフェリーも、ぜんぶ1枚でOKなんですから。東京メトロと都電と東急バスと隅田川水上バスを1枚でスルーできるようなもんですよ。
そのうえ、Edyみたいな決済機能も持ってるときたもんだ。
で、試してみました。Suicaとオクトパスカードを重ねて、改札機にかざしたらどうなるんだい? コノヤロ、と。香港にSuica持って行ってるのもどうかと思いますが。
結果は、オクトパスカードの勝ち。いや、勝ち負けの問題でもないんですけど。
あまりにすんなり認識されてしまったので、拍子抜け。
第2ラウンドは、東京モノレール羽田空港駅で実施予定。
けけさんのblogで捕捉したIMツール『Gaim 1.0.0』をデスクトップ機にインストール。OSが〈いまだに〉Win98+アプリの内部処理が〈たぶん〉UTF-8ベース……というのが災い(?)して、GUIのフォントがもうダメダメ。句点「。」が「゜」に文字化けしちゃってたり。
FAQを参考に、\Program Files\Common Files\GTK\2.0\etc\gtk-2.0\gtkrc を開いて
gtk-font-name="MS UI Gothic 9"
に変更。OKかと思いきや、それでも会話ウインドウのフォントがくさりまくり。
[ツール]→[設定]→[メッセージのテキスト]で、フォントとフォントのサイズを無視するにチェックを入れて、ようやくまともな表示になりました。
多少不便だけど、MSNとAIMとY!がまとめて管理できるのは、やっぱすごいですわ。
追記[2005.1.16]
セットアップ時にGTKのテーマとして“WIMP”をインストールすると、上記の設定が無視されてしまいます。アタシもうっかり“WIMP”を入れちゃったんですが、アンインストール→再セットアップ がメンドくさかったので、\Program Files\Common Files\GTK\2.0\lib\gtk-2.0\[GTKのバージョン]\engines にある libwimp.dll を退避することで解消しました。
アンインストール→再セットアップ が望ましいのは言うまでもないですよ。