もちろん缶の相棒、缶切りも揃っています。
19世紀に「缶切り革命」というものが起きたらしく、それまでは、密封したが開けられない!
ということで、壁にぶつけたり、斧で割ったりして開けていたとか(真偽は不明)。
電動缶開け機は、逆に面倒くさそうな感じでした。
突然ですが『湯の花せんべい』の朱色の缶、みなさん思い浮かべることができますか?
あの朱色の缶は、福井市照手にある奥川製缶所さんで作っていたのです。しかも手作りで!
工程を順に追った展示もされています。これは必見ですよ。
カップルでもファミリーでも、充分盛り上がること間違いなしの『缶CAN展』。
缶のデザインを前に語ると、生きている年代が微妙に違うことを知らされますよ。
年齢をごまかしたい人は、気をつけましょう(笑)。
text:サイトウリコ photo:モリカワテツシ
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缶詰ラベルのデザインも素敵です。「くじら」「まつたけ」などと印刷されたラベル。
横文字が多用されているのは、明治政府が輸出用の主力商品にするために、
缶詰造りを支援していた名残とか。なるほど〜
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