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ヤン・シュヴァンクマイエル監督 記者会見
それは、一通の封筒からはじまった。
ある夏の夕暮れ、毎年お世話になっている『チェコアニメ映画祭』の配給元・チェスキーケーのくまがいまきさんから届いた一通の封筒。それは、カウベルを揺るがす内容でした。

なんと2001年9月に、あのヤン・シュヴァンクマイエル氏(以下ヤンおじさん)が来日するとか!! これは社員一同いちどお顔を拝見しに行かねばと、秘書と運転手、そしてレオ社長が上京したのでありました。


text:サイトウリコ
他人とは思えない!?(笑) 妄想夫婦の子育て物語
その日は台風直撃の日。
地下鉄が止まるか止まらないかのアナウンスに怯えながら、ヤンおじさんの待つ草月ホール東京都港区 )に向かったのであります。かなりの横っ風に傘も自分も吹っ飛びそうな勢いでした。私たち社員はレオ社長を「お運び専用袋」(ビニールのリュック)に入れてしっかりと抱きかかえ、「ひとめ会いたいよぅ」という社長の言葉に応えたいと、やっとの思いで到着しました。

ホールに着きしばらくすると、ヤンおじさんの新作『オテサーネク―妄想の子供―』が上映されました。
不妊に悩む若い夫婦の問題、幼児への性嗜好趣味を匂わすおやじ、そして人間を食べる切り株の赤ちゃん……。切り株を赤ちゃんと思い込み、その切り株(ほんとに単なる切り株なの!)が人間を食べてしまう現実、というかなり異色のホラーでした。

切り株を赤ちゃんと思い込んで育てていることは、カエルのぬいぐるみを社長として連れて歩くことと似ています。レオ社長を、映画がいちばん見える席に座らせたのですが、鑑賞後は、その大きな口で、社員を飲み込んでしまうような表情をみせておりました。社員はその後、社長に食われる幻覚に襲われました。

さて、上映後はいよいよヤンおじさんの記者会見です。カウベルにとっては初顔合わせ。ああ、どんなお顔をしているのでしょう!
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