【激遅】森のワークショップ『音のでるどうぐをつくろう』【報告】

ミニレオ1号です。どーもです。

金津創作の森(福井県あわら市)でのワークショップ『カラカラ ザーザー 音のでるどうぐをつくろう』に、鉄氏やcurl(4歳)と一緒に参加してきました。ワークショップの開催が8月26日。激遅レポートにて失敬!なのは、決してブログネタに詰まったからではありません……ということにしておいてください(笑)。

いきなり完成品の写真からスタート

講師は、和紙による立体作品で定評のある現代美術作家・橿尾正次さん(福井県南越前町在住)。YouTubeにも個展の様子があがってました。

YouTube – 橿尾正次展 タネ

で、参加者が取り組んだのが、橿尾さんの作品をプチサイズにしたような道具づくり。音の出るもの(石・貝殻・鈴など)を中に入れて、音の出る道具(橿尾さんいわく「音具」〔おんぐ〕)を作ろうという趣向です。

自身の作品も見せながら、音の出る道具について解説する橿尾正次さん

朝9時からのプログラムは、オリエンテーションでスタート。

描いてます描いてます!

どんな形の音具にするか、脳内イメージを紙に定着。ここ、重要なプロセスです。

組んでます組んでます!

ラフスケッチを元に、ワイヤーとたこ糸で骨組みを作っていきます。

貼ってます貼ってます!

お昼を挟んで、ワイヤーの周りに和紙をぺたぺた。障子貼りの要領で紙に軽く水分を含ませて貼っていきます。スイマセン、引きの画しかありません……

自然乾燥では間に合わず、この後ドライヤーで強制乾燥の巻(笑)

最後の〈ひと穴〉を残して日陰で乾燥。湿った状態→音の出るものを入れる→穴閉じる→湿った(強度の落ちた)紙が破れる→orz……とならないために、あえて「ひと穴残す」というわけ。

今年の夏にしては珍しく暑い日でした

(時間が経過してるようなイメージ画像)

この中に小さな宇宙が潜んでいるわけです(うそ)

できました! 時間の関係上一重にしか貼ってませんが、重ね貼りすればさらに強度が増すとのこと。ふだんの作品づくりでは5枚も6枚も重ね貼りする、と橿尾さんはおっしゃってました。

こうしたワークショップがほぼ毎年行なわれているようなので、興味のある方は、金津創作の森のサイトを定期的にチェックされてはいかがでしょうか?

金津創作の森(イベント_森のワークショップ) ※イベントは終了しました
http://www.sosaku.jp/event_f_workshop_2009_01.html