ショッピングカートは4ステップで構成する

ミニレオ1号です。どーもです。

ネットショップをやってるわけでもないのになぜか参加している、福井インターネット通販研究会『どっと混む福井』。その定例会がAOSSA(福井市手寄)で行なわれると聞き、鉄氏とともに参加してきました。

熱心なショップオーナーが集う『どっと混む福井』の定例会です

今回の内容は

  • Google Analyticsを使い倒せ!
  • カゴ落ちを減らせ! カート改善術

という二つのテーマの勉強会。外部から講師を招くセミナーではなく、Google Analyticsの活用やショッピングカートの改善に取り組んでいるメンバーが日々の実践を披露する、という構成でした。

「ほほう」と感心したのは後半のパネルディスカッション。「どっと混む」に加盟するネットショップのカートをいくつか手がけている、ジャガー中嶋さんによる「カゴ落ちを減らすカートづくりの大原則」です。

ジャガーさんいわく、その大原則とは……

カートは4ステップで構成する

ことなのだとか。つくりとしてはこのようになります。

  1. 商品確認画面
  2. 配送先・請求先等の入力画面
  3. 記載内容確認画面
  4. 受付完了画面

留意する点は次のとおり。

  • 商品確認画面には商品のサムネイル画像が極力入るようにする
  • 送料や納期などの〈調べもの〉がカート内で完結するつくりに
  • カートに慣れてない人(必ずいる)のために、電話・ファックス・メール注文への動線を常に設けておく
  • 入力項目を必要以上に分割しない(例:姓・名を分ける、郵便番号を3桁・4桁で分ける)。入力項目を必要以上に分けるのは受注側・システム側の都合でしかない
  • 入力フォームにはコメント欄(備考欄)を設け、ケータイ番号やファックス番号を入力してもらうよう促す(メール不達に備えて)

「カートに引き込んだら引き返させない」工夫をこらすことが、結果としてカゴ落ち率の抑制につながるとのこと。オリジナルのカートを採用しているショップのみなさん、ご参考になりますでしょうか。