ヤフオクでポチり購入した『逆引き広辞苑』が届きました

ミニレオ1号です。どーもです!

1999年に「第五版対応」版が出たきり、版元品切重版未定状態になっている『逆引き広辞苑』。『広辞苑 第五版』が98年刊行だったので『逆引き広辞苑 第六版対応』は来年出るはず……と待とうかとも考えたのですが、待ちきれず(私ではなくスタッフが)、ヤフオクでポチり購入していました。

といっても、「第五版対応」は

……というくらいの高値で取引されているので(Amazonのマーケットプレイスで5998円~12980円!)、来年出るはずであろう「第六版対応」までのつなぎで1992年刊行の初版を入手したのでした。

ちなみに『逆引き広辞苑』とは……

 逆引き辞典は見出しの並び方が普通の国語辞典と違います.普通の辞典は見出し仮名を頭から読んであいうえお順に並んでいますが,逆引き辞典では末尾から読んだ順に並んでいます.例えば,このパンフレットのキャッチフレーズにある「こなす」という言葉は「すなこ」と読んで,あいうえお順の「すなこ」の位置にあります.実際に「すなこ」を引いて見ますと,下のようになっています.
 「すなこ」「すなこいい」「すなこいかつ」と,末尾から読んであいうえお順に並んでいますが,このままではなんのことかわかりませんから,辞典では見出し仮名の読みの通りに「こなす」「いいこなす」「つかいこなす」として,「こなす」の位置を揃えてあります.
《中略》
 日本語では,言葉の根幹の意味が下にあり,上の要素がそれを修飾していることが多いので,逆順に並べると類縁関係にある言葉がまとまって一覧できる,この目的で作られたのが逆引き辞典です.
(岩波書店『逆引き広辞苑 第五版対応』解説より)

というもので、それ単体では言葉の意味が分かるでもなんでもない辞典です。とはいえ、

速記にはいろいろな仕事がある.先日は町並み景観保存に関する話のテープおこしだった.一発言者の言葉が,録音からは「~コマド」としか聞こえない.困ったぞ,と思っていたところに,逆引き広辞苑のことを思いついた.「どまこ」を引いてみる.なかに虫籠窓(ムシコマド)という,ぴったりのものがちゃんとある.こうして一件落着.以後,同様な壁に当たる度にお世話になっている.
(同 旧版使用者の声より)

といった、カウベルの業務内容にもあてはまる使い道がある一冊となっています。

さて、「第六版対応」版は無事、刊行されるのでしょうか? 『Yahoo! 辞書』『goo辞書』などのオンライン辞書でも「~で終わる」(いわゆる後方一致)という方法で『逆引き広辞苑』に近い検索ができるだけに、初版刊行時のようなプレゼンスがあるとは言い切れないのですよね。

『逆引き広辞苑』を搭載している電子辞書が少ない(現行機種で確認できたのは、キヤノンIDF-2100(VP)、シャープPW-A8050・PW-V8600・PW-A8500・PW-M800くらい)という現実も、先行きに一抹の不安を感じさせる要素だったりします。

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