『Life & Smile Match Box』に行って北。

ミニレオ1号です。どーもです。

わたしからも週末のイベントレポート。先日の編集日記で紹介した『Life & Smile Match Box』の報告です!

ウェルカムボードと一緒におさまってみました いつもどおりの設定ってことで

「あなたがいるなら…あとすこしだけがんばってみようかな」というコピーが添えられたこのイベント。実は、横田はるなさんが中島美嘉さんに楽曲提供した『あなたがいるから』(アルバム『VOICE』に収録)にインスパイアされたフレーズだったようです……ということが分かったのはイベント後半のミニライヴだった、というありさまなのですけれども。

出演したのは、福井県内で活躍する4人の元気なみなさん。

  • 飴田彩子さん(FM福井アナウンサー)
  • 小沢えつ子さん(フェアトレード雑貨店『Ajee』代表)
  • 横田はるなさん(シンガーソングライター)
  • 白本秀美さん(パワーリングスタジオヘアメイクスクール主宰)

プログラムは二部構成。前半はトークショー(飴田さん×小沢さん・飴田さん×横田さん・飴田さん×白本さん)と白本さんのヘアメイクショー、後半は4人のディスカッションと横田さんのミニライヴという流れで進んでいきます。

「20代のころ、実は3年ほどで会社を辞めて福井を去るつもりだった」というカミングアウト(?)もあった飴田さんのトークに続いて登場したのが、『Ajee』の小沢さん。金融機関への就職で社会人としてのスタートを切り、4回の転職を経て今の仕事に就かれたそうです。

起業のきっかけになったのは、「英語を学びたい」という理由でペンパルになったバングラデシュ人から彼の地の経済状況を聞かされたこと。ペンパルから「地元の工芸品を日本で売るようなルートを紹介してもらえないか」ともちかけられ、一度はフェアトレードのショップを訪ね歩くものの芳しい反応がなく、「それなら自分が」と起業してしまったという話でした。

どんなことにも「Yes!」と前向きに取り組むことをモットーにしていると話す小沢さん。バングラデシュのダッカに、ストリートチルドレンのための児童福祉施設+学校+職業訓練施設を造るプロジェクトも進行中です。

続いて登場した横田はるなさんは、FM福井『第1回 ホームタウンソング大賞』グランプリ獲得で福井の音楽ファンの知るところとなったシンガーソングライター。お姉さんが習っていた関係で自宅にピアノがあったというものの、ご自身は特に学んでいたわけではないんだとか。現在の活躍ぶりから見たら「え! マジに?」という感じですよね。

「リアル『ボンカフェ』」といったおもむきのトークショー

冒頭で紹介した中島美嘉さんや、CHEMISTRY、坂本真綾さんらへの楽曲提供もしている横田さん。曲先(きょくせん)で曲づくりをしていくことや、「伴奏しながら歌うというより、歌にピアノがついていく」という感覚で弾き語りをすることなど、音楽活動にまつわるエピソードを披露しました。

話の中では、現在オンエア中の『ECO イイコ – ちょっとイイコトはじめる』(FM福井・毎週金曜日 11:30〜13:00)についても紹介。「スタートから1年経ったけどまだまだ慣れない。5年くらいやったら慣れるかも(笑)」と告白(?)する一方で、「ステージに立った気分でリスナーに話しかけてます」とアーティストならではの感想も述べていました。

トークショーの最後に登場したのは『パワーリングスタジオ』の白本秀美さん。ヘアメイクの世界に飛び込んだのは27歳、3人目のお子さんを生んだ後のことだそうで、知人のつてをたどって技術を磨いていったという話。美容師向けのヘアメイクセミナーや一般向けのメイクレッスンを開講したり、ブライダルメイクの仕事をしたりと、今では多方面で活躍されています。

トークの後には「挙式→披露宴の衣装直し」という設定でのヘアメイクショーも。

素早く確実な手さばきで髪型が整えられていきます

ヘアメイクは時間にして約15分。限られた時間で最高のパフォーマンスを発揮するため、衣装選びの段階から〈一緒に作り上げていく〉スタンスを大切にし、仕上がりイメージをあらかじめ作り込んでおくとのことでした。「挙式のときの花嫁には、その人における最高レベルの『幸せのオーラ』があるので、そのオーラを最大段に引き出せるヘアメイクをするのがわたしの仕事」ともおっしゃってましたね。

後半のディスカッションはこんな雰囲気で進んでいきました

後半は、4人のディスカッションに続いて横田はるなさんの弾き語りミニライヴ。何より驚いたのが、

ユー・アイふくいにグランドピアノがある!

という事実でして、橫田さんにとっても珍しいというアコースティックピアノによるライヴとなりました(ふだんはキーボードで弾き語りすることが多いらしい)。

横田はるなさん熱唱中 ペダルを踏む足は、なんと裸足でした

特に、ピアノ一本で聞かせた『東京』はカッコよかったですねえ。アルバムの中でもハードな印象のこの曲をギターパートも含めてピアノでやっちゃったんですから。

13時から約3時間のプログラム、なかなか変化に富んでいてあっという間に時間が過ぎていきました。Re-echoさんやOGWさん、ユンちゃんはじめスタッフのみなさん、どうもおつかれさまでした!