【30周年記念誌】公益社団法人福井県下水道管路管理業協会様

福井県の下水道を守り、管理している協会が創立30年を迎えるということで記念誌の制作の依頼をいただきました。

記念誌を作成したい動機をお聞きすると「単なる記念ではなくこれまでの歩みをきちんと文章化して次の世代に残したい」という酒井顧問のお気持ちからでした。

30年という中途半端な周年に思えますが、設立に尽力した酒井顧問の意向は「20年だと早い、かといって50年だと記録がなくなる。今30年という時に少しでも資料として残しておけば、20年後の50周年のときに昔のことで古いと思われるかもしれないが、振り返って役立つことがあるかもしれない」というものでした。

30周年にあわせてということで、2年前から準備を開始。酒井顧問の頭の中に企画構成があったので、弊社ではそれを引き出して資料集めと事実確認と原稿作成を担当しました。2年の編集期間の中で、研修や現場などに立ち合うことができ、回顧資料だけにとどまらない令和時代の活動も収めることが出来ました。特に管路の中の作業や実際の様子を“かっこよく”撮影するよう努めました。酒井顧問や関係者の方とミスタードーナツで待ち合わせをして話を詰めたり、長年お付き合いのある専門の新聞社から古い資料や新聞記事を提供して頂き、情報を読み取ったりして年表と役員名簿を作成しました。

下水道を護る人たちの人材育成や大切さを知る啓蒙活動、近年では災害時の意見交換など管路のことを真剣に考えている協会で、協会組織作りの運営の参考にもなりました。

弊社では記念誌の資料作成、編集、過去資料の整理なども得意としています。30周年記念誌の場合は3年、50周年記念誌の場合は5年ほど準備期間が必要と目安としてお考え下さい。

設立30周年記念誌 地下埋没管路を支えて30年―水の道を守る―

公益社団法人福井県下水道管路管理業協会

A4判 フルカラー 無線綴じ 表紙PP加工

編集ディレクション・企画構成・取材原稿作成・撮影ディレクション・校正:齊藤理子

デザイン:片岡茂 撮影:飛田圭一 印刷:小川印刷 

制作時期:2022年~2024年